- 2021/08/27 掲載
リクルート、「SUUMOリサーチセンター」助けあう「共助力」に関する実態調査結果発表
■地域に知人が全くいない!? 4割が「共助力スコア」1未満
本調査では、災害発生時に人を"助ける力"と、人から"助けられる力"を「共助力」と定義。地域に「知人がいるか」をベースにした複数の質問から、個人の共助力を5点満点で算出しました。結果、全体の平均スコアはわずか1.46。5点は、近所と徒歩園それぞれに知人がおり、災害時にその知人と互いに助け合えること、2点は、知人の家もしくは連絡先を互いに知っている状態を表します。スコア別の内訳では1未満が4割を占めており、そのほとんどが地域に知人が全くいないという回答でした。地域コミュニティの課題が浮き彫りになったといえます。
■共助力を育む街には「顔見知りができるスポット」がある
◆共助力スコア4以上の高得点者に聞いた「自身が暮らす街の魅力」
〇共助力スコア4以上の高得点者は7% 公園、公共施設、運動施設などが地域をつなぐ?
そこで、共助力スコアが4以上の7%、約3000人に着目し、共助力の高い人が暮らす街の特徴を分析。「お住まいの街のいいところはどこですか?」という設問で、共助力スコア4以上の高得点者が評価した「街の魅力」計35項目を、回答者全体と比べてより評価が高い順にランキングしました。1位は「地域に顔見知りや知り合いができやすい」という結果に。2位以下には、「散歩・ジョギングしやすい」のほか、公共施設、公園、運動施設など地域の人々が集まるスポットの充実や、子育て、教育環境の充実がランクインしています。4位に「街の住民がその街のことを好きそう」が入っており、住民が日々の散歩や施設利用、子育て等を通して自然と顔見知りになることで、街や近所の人への愛着が湧くという循環がうかがえました。
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