• 2021/09/03 掲載

ファンケル、鹿屋体育大、鉄不足を簡易方法で測定し貧血を予防する可能性について確認

ファンケル、鹿屋体育大学

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 株式会社ファンケルは、国立大学法人鹿屋体育大学(鹿児島県鹿屋市、学長:松下 雅雄)と共同で、アスリートの鉄不足を尿中のフェリチン(1))を非侵襲検査(2))で測定することで早期に発見し、貧血を予防できる可能性について確認しましたので、お知らせします。本研究では、大学生アスリートを対象としました。

 なお本研究成果は、2021年7月に開催された日本スポーツ栄養学会第7回大会で報告いたしました。

<研究方法・結果>

 男子サッカー部、女子バレーボール部、男女陸上競技部中長距離ブロックに所属する大学生アスリート74人(男性 43人、女性 31人)を対象とし、血清中のフェリチン値と尿中のフェリチン値を検査しました。

 体内の貯蔵鉄を反映する指標として広く利用されている血清フェリチンの検査結果では、血清フェリチン値のアスリート基準値が30ng/mLであるのに対して、男性では2.3%、女性では41.9%が基準値未満に該当し、特に女性アスリートの4割が鉄不足の状態であることが分かりました。

 また、性別で種目別の血清フェリチン値を比較したところ、女性は競技による有意な差は認められませんでしたが、男性はサッカー部に比べ陸上部において有意に低い結果となり、競技による貯蔵鉄の状態の違いが確認できました。

 アスリートは激しい運動による鉄分の消費に加え、汗などによる排出により鉄不足が起こりやすいと考えられています。この結果から、特に女性のアスリートが鉄不足の状態であり、男性アスリートは、持久力などの運動パフォーマンスにより、大きな差があることが分かりました。

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