- 2021/09/07 掲載
凸版印刷、イヤホン型脳波デバイス「b-tone」の販売を開始
昨今、コロナ禍により働く・学ぶ場所や時間がより多様化され、業務効率やメンタルヘルスへの影響が大きくなってきた背景から、個々人の状態に合わせて最適化された働き方・学び方サービスのニーズが高まってきています。いつでもどこでも、簡易に人の集中状態を計測可能な「b-tone(R)」を用いることにより、従来は一律制御を行っていた空調・香り・照明等のオフィス環境や、e-learning、動画授業等の学習コンテンツを、より個人の状態に最適化されたサービスにすることが可能となります。
凸版印刷は「b-tone(R)」を、既存のパフォーマンス向上ソリューション「YourSpace(R)」(※)等との連携で最適化サービスを実現すると共に、働き方・学び方領域を中心とした共創パートナーを広く募集し、「b-tone(R)」で取得したデータを活用するビジネスを推進します。
■背景
近年、企業における働き方改革や健康経営に対する気運の高まりを受け、従業員の生産性向上に関する取り組みが活発化しています。また、教育領域においても、学ぶ手法・環境の多様化に伴い、生徒の学習をより効率化する手法の開発が求められています。さらにコロナ禍において、働く場や学ぶ場、時間の多様性が増したことにより、パフォーマンスの維持・管理はより困難となり、これらの課題解決の必要性が高まってきています。
凸版印刷ではこれらの働き方や学び方の課題に対して、映像や香りなどの環境ソリューションと、心拍や脳波などのセンシングによる効果測定を連携し、人の生産性や学習効率の向上に寄与するパフォーマンス向上ソリューションを提供しています。
これらのラインアップの一つとして、使用するシーンを選ばずに集中やリラックス状態を可視化し、パフォーマンスの向上を支援するイヤホン型脳波デバイス「b-tone(R)」を2021年2月にSOSO H&C社(本社:韓国、CEO:Dongbin Min)と共同開発。展示会への参考出展などを通じたマーケティングの実施を経て、このたび本格的に販売を開始します。凸版印刷は今後、日本国内における販売に加えて、「b-tone(R)」で取得されるデータを活用した様々なソリューションを開発・提供していきます。
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