- 2021/09/09 掲載
DNP、助けあいアプリ「May ii(メイアイ)」を活用した研修プログラムを提供
今回、多くの企業の接遇研修等で採用されているミライロ提供の「ユニバーサルマナー検定3級」と、DNPが開発したスマートフォン向け助けあいアプリ「DNPソーシャルアクションサービス May ii(メイアイ)」を組み合わせ、研修受講者の意識変化といった手応えを明確に把握して、効果の拡大につなげていきます。DNPが2019年から企業や自治体等へ提供している「May ii」は、街なかでの移動に困って手助けを求める人と、そうした人を手助けしたい人をつなげるアプリで、今回は研修受講者の実践的な行動をデータとして取得します。
【開発の背景】
日本政府は、2017年2月に関係閣僚会議で決定した「ユニバーサルデザイン2020行動計画」で、「心のバリアフリー」を「様々な心身の特性や考え方を持つすべての人々が、相互に理解を深めようとコミュニケーションをとり、支え合うこと」と定義し、その取り組みを推進しています。また、ユニバーサル社会実現推進法の公布・施行や共生社会実現に向けた機運の高まりなどを受け、2020年に「高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律(バリアフリー法)」を改正し、市町村等における「心のバリアフリー」の推進を提唱しています。一方、「心のバリアフリー」関連の施策を実施する自治体には、ポスター等での啓発や研修等による教育だけでは、市民の意識・行動を変えていくことが難しいという課題がありました。
このような課題に対してDNPは、ミライロの「ユニバーサルマナー検定3級」と、「DNPソーシャルアクションサービスMay ii」を連動させた研修プログラムを提供し、市民の「心のバリアフリー」の推進を支援します。2020年には札幌市と福岡市へ本プログラムを提供した実績があり、この時のノウハウなどを活かして今回、本格的なサービスとしてスタートします。
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