- 2021/10/12 掲載
CTC、自社業務に合わせて基幹システムを最適化する「Figues」を提供開始
日本では、基幹システムを導入する際に、多くの企業で自社の業務に合わせて追加機能の開発(アドオン開発)を行い、カバーできていない業務プロセスの追加や利便性の更なる向上を図っています。ただ、アドオン開発を行った場合には、システムの複雑化に伴い管理工数やバージョンアップ時の作業量も増加し、障害やセキュリティのリスクも発生します。基幹システムを最新のバージョンに保つことで、クラウドの利点を有効活用しDXの推進にもつながります。
Figuesは、基幹システムに手を加えることなく、自社業務に合わせてシステムを最適化するソリューションです。基幹システムとクラウドサービスを含めた周辺システムを連携させるツールをまとめています。基幹システム自身には手を加えずに、他システムとの連携やユーザーインタフェースの統合・変更、機能改修、サービスの見える化による運用負荷の軽減などが実現でき、導入支援から継続的な改善、運用までをカバーするトータルなソリューションです。また、部署毎にあるシステムとの連携も容易になるため企業内データの有効活用も図ることができます。
Figuesソリューションの一つであり、人事や業務ワークフローなどとの統合を可能にする「API(Application Programming Interface)ゲートウェイ」では、SAP提供のプラットフォーム上にあるデータやアプリケーションを用いて、自社が利用する他のシステムと基幹システムとの連携を容易に実現することができます。
ユーザーインタフェースの統合や変更を可能にする「UI/UXソリューション」としては、複数のSaaSをまとめたポータルサイトの作成ツールや、モバイルデバイス対応及び画面統合をローコード及びノーコードで実現できるツールにより、自社業務に適したユーザーインタフェースを用意することができます。また、操作ガイダンスやシングルサインオンに対応するメニューも備えており、ユーザーの利用をサポートします。
セキュリティの対応を含めた継続的な開発ができるツールを用いて、少ないコーディングで機能開発を可能にする「内製化支援サービス」や、マルチクラウド環境に対応したアプリケーションパフォーマンス管理やリモート運用を行う「運用保守サービス」も提供します。
CTCは今後、Figuesを通した基幹システムの標準機能の活用により、お客様企業の業務の効率化やDXの推進に貢献していきます。
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