- 2021/10/27 掲載
三井住友海上など、「ドラレコ・ロードマネージャー」の販売を開始
本サービスでは、各地域のさまざまな企業の車両に設置されたドライブレコーダーのデータを活用することにより、従来のようなパトロール走行を行うことなく、広範囲の路面情報を把握することができます。
地域企業と連携した自治体DX(デジタルトランスフォーメーション)を推進し、事故につながる危険な道路損傷の早期修繕につなげることで、SDGsの達成・安全なまちづくりを支援します。
1.開発の背景
全国の自治体等が行う道路の点検・管理業務には、高額な専用点検車両や専門職員の目視確認が必要になり、コストの増加や点検担当者不足の課題が生じています。
これらの課題を解決するために、三井住友海上の自動車保険に付帯するドライブレコーダーにアーバンエックスのAI画像分析技術を搭載することで、その映像から得られるデータを活用した道路点検の支援サービスを開発しました。昨年より品川区、尼崎市等12の自治体にて実証実験を行い、道路損傷箇所の検知精度に対し高い評価を得たため、本サービスの販売開始にいたりました。
2.本サービスの概要
(1)サービス提供先
・自治体および自治体から道路点検業務を受託している事業者等
(2)サービス内容
・大手小売事業者や物流事業者等の車両に設置されているF-ドラ(※)等から、広域な路面状態のデータを自動的に収集し、AIが道路損傷箇所を検出し地図上に可視化。
・損傷ごとの修繕要否はクラウド上で一元管理でき、道路修繕事業者等への連携やレポート出力も簡単に行えるため、道路点検・管理業務の高度化・効率化を実現。
※三井住友海上専用のドライブレコーダーやインカメラで「事故緊急時のサポート」、「事故防止取組のサポート」、「運行管理のサポート」を行う当社フリート契約者向けのドライブレコーダー・テレマティクスサービスです。
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