- 2021/10/27 掲載
NTTデータ関西、自治体向け総合防災情報システムを法人企業に展開開始
法人・公益企業の多くはBCP(事業継続計画)を制定し、有事の際はBCPに基づいて対応を実施していますが、その災害対策を支援・補完するため、この度、「EYE-BOUSAI BCP」を展開することにしました。
本システムは、地理的に分散した施設・工場などの各拠点の被害状況、および、気象・地震・災害に関連する情報をリアルタイム、かつ、一元的に把握することができ、災害リスクに対する判断(意思決定)が容易となります。従業員の安否状況を確認することや、緊急指示事項を共有することで、双方向でコミュニケーションをとることも可能です。また、本システムはクラウドサービスであるため、「情報共有(状況認識の統一)」と「可視化(意思決定支援)」が、インターネット回線さえあれば可能であり、従来、実施している災害対策本部のメンバーが出社して、電話やメール等の情報の整理や集約、および、意思決定等をすることなく、有事の際は迅速に災害対応をすることができます。コロナ禍でのNew Normalな働き方に対応した総合防災情報システムです。
今後、NTTデータ関西は、「EYE-BOUSAI BCP」を法人・公益企業のBCP(事業継続)対策に寄与する目的で法人・公益企業への展開を行います。また、NTTデータ関西は2021年7月30日より提供開始しているNTTデータグループの災害対策ソリューションを統合したデジタル防災プラットフォーム「D-Resilio(※1)」を推進し、お客様の防災業務のデジタル化を推進しております。今後、5年間でBCP対策を推進する法人・公益企業100社へサービスの提供を目指します。
※1 「D-Resilio」は、NTTデータグループが災害対策業務をトータルで支援するデジタル防災プラットフォームであり、災害対策業務で必要な情報収集~意思決定~応急対応の各フェーズにAIや衛星・ドローン等のNTTデータの持つデジタル技術を適用します。さらに、災害の広域化・複合化対策で必要となる自治体や医療機関、保健所などの関係機関とリアルタイムな情報連携を実現します。(https://www.nttdata.com/jp/ja/lineup/d-resilio/)
※「D-Resilio」は日本国内における株式会社NTTデータの商標(出願中)です。
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