- 2021/10/28 掲載
三菱電機インフォメーションシステムズ、MistyGuard<検索可能暗号>Cizoux Libを開発
Cizoux Libにより、クラウドサービスを利用した、より安全な情報共有が可能になります。
MDISは本日から金融、医療分野を主な対象としてCizoux Libの提案活動を行い、2022年3月を目標に提供を開始します。
※1 三菱電機株式会社 情報技術総合研究所が開発した「秘匿検索基盤ソフトウエア」を基にMDISが開発。
■開発の狙い
昨今、サイバー攻撃の巧妙化や、サーバー運用者からの情報流出対策の重要性が指摘される中、データを暗号化してクラウドサービスに保管する際の安全性を、より高めるには「検索可能暗号」の利用が有力な検討対象になるものと考えられます。
その理由の第一として、暗号鍵をサーバーに保持する或いはデータを平文に戻して処理する方式と比べ、「検索可能暗号」がもつ暗号化したまま検索できるという特性があります。
また第二として、情報流出リスクへの懸念からクラウドサービス利用が限定的であった金融、医療の分野においても、クラウドのメリットを広範囲で享受したいとの機運が高まってきました。
さらに第三として、昨年来の新型コロナウイルス感染拡大対策としてリモートワークが急拡大したことに伴い、企業活動全般のデジタル化が加速していることが挙げられます。
Cizoux Libは、セキュリティー要件が厳しい金融分野の顧客管理システムや企業間連携システム、地域医療連携システムなどに幅広く導入できる、検索可能暗号のライブラリーです。
MDISは、Cizoux Libの普及を通じ、社会のデジタル化加速に貢献してまいります。
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