- 2021/10/29 掲載
米上院司法委、独禁法トップに巨大IT批判のカンター氏を承認
カンター氏はアルファベット傘下グーグルなどを批判してきたことで知られ、大手ハイテク企業の規制強化を打ち出すバイデン大統領が7月に指名していた。
カンター氏は司法委の指名公聴会で、農業、製薬部門のほか、労働市場や巨大IT企業などに対し反トラスト法を適用していくと表明。上院全体で予想通りに指名が承認されれれば、グーグルのほか、フェイスブック、アマゾン・ドット・コム、アップルなどのIT大手に対する規制強化の声が高まる中、カンター氏は司法省の反トラスト部門のトップに就任する。
バイデン政権はこれまでに、連邦取引委員会(FTC)委員長に、巨大IT批判で知られるコロンビア大法科大学院のリナ・カーン氏を登用している。
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