- 2021/11/08 掲載
メキシコ、インフレ圧力の高まりで政策運営困難に=IMF
IMFは、中期インフレ期待の抑制と景気回復支援のバランスを取りながら、データに基づき段階的に政策を正常化させることを推奨した。
また、景気回復に伴い信頼できる中期的な税制改革を実施すれば、社会・公共投資支出の資金調達が支援され、公的債務の対国内総生産(GDP)比の低下につながると説明した。
メキシコの7─9月期の経済は、前期比0.2%縮小した。新型コロナの感染再拡大でサービス部門が落ち込んだほか、世界的なサプライチェーン(供給網)の混乱が影響した。
現在インフレ率は6.1%で、メキシコ中央銀行の3%目標を大きく上回っている。
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