- 2021/11/12 掲載
CTCと日本IBM、ハイブリッドクラウドサービス事業で戦略的パートナーシップを拡大
近年、各企業では、企業活動のデジタル化による競争力強化を目的に、自社で所有するITインフラを、共有利用型のパブリッククラウドや専有利用型のホステッドプライベートクラウドなどと組み合わせて実現する、ハイブリッドクラウド環境への移行や、コンテナ基盤を活用してアプリケーションのクラウド化を進める動きが活発化しています。必要となる機能やサービスは多様化しており、エンタープライズ品質で組み合わせ、コンプライアンスに準拠したセキュアな運用を含めた高品質なサービスの提供が求められています。一方、技術革新のスピードや求められる対応範囲の広さ及び深さの点から、一企業が単独で全てを実現することが難しくなってきており、企業間の連携によるサービス拡充が必要です。
CTCでは、ITインフラへの多種多様化するお客様のニーズや課題に対して、ハイブリッドクラウド環境を継続的に最適化して提供するサービス群を「OneCUVIC」というブランド名称で展開しており、各サービスの強化を進めています。
特に注力する取り組みとして以下の4点を進めており、今回予定しているパートナーシップ拡大もその一つです。
1. CTC オリジナルのホステッドクラウドサービス CUVIC(キュービック)シリーズの機能拡充と提供範囲の拡大
2. パブリッククラウドのお客様提供価値の強化とユーザー企業の利便性向上
3. 従来型データセンターからハイパースケール型データセンターへの刷新
4. 複雑化・高度化するハイブリッドクラウド・マルチクラウドの統合状態監視(オペレーション、セキュリティ、省エネルギーの可視化)
今回のパートナーシップにおいて、CTCと日本IBMは両社のサービスを組み合わせ、CTCのクラウド及びマネージドサービス「OneCUVIC」を拡充し、強化することを検討していきます。具体的には、①ITインフラ利用型サービス、②アプリケーションのモダナイズ化を支える基盤サービス、③マルチクラウドインテグレーション及びマネージドサービス、④マルチクラウド環境下におけるマネージドセキュリティサービスの4つの分野でサービスを拡充することでITインフラのクラウド適用とアプリケーションのクラウド化を加速させ、企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)への貢献を目指します。
両社が組み合わを検討するサービス・プロダクトは、CTCオリジナルの高品質なホステッドプライベートクラウドであるCUVICシリーズをはじめ、CTCデータセンターサービス、CTCマルチクラウドマネージドサービス、CTC C-Nativeサービス、IBM Cloud、IBM Power、IBM Cloud Satellite、Red Hat OpenShift、IBM Cloud Pak for Watson AIOpsに代表される各種ミドルウェア等です。
今回の取り組みにより、現在3つのデータセンターから提供しているCTCのCUVICシリーズは、第4・第5(東日本・西日本)のデータセンターを加えて、IBM Cloud と繋がります。全世界60拠点以上に展開するデーセンターネットワーク上のIBM Cloudを利用して両社のビジネスを拡大していきます。
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