- 2021/11/12 掲載
三井住友海上とMS&ADインターリスク総研、相乗り通勤実用化に向けた実証実験を開始
本実証実験では、筑波大学が構築するAI配車アルゴリズムに、三井住友海上の事故発生地点のデータを連携することで、事故が複数回発生する地点を避けた安全な最適走行ルートを利用者に提供します。
三井住友海上とMS&ADインターリスク総研は、本実証実験を通じて、カープールの利便性向上、実用化に向けて貢献していくとともに、事故データの活用による社会課題解決の実現を目指していきます。
1.背景
通勤渋滞は都市交通問題の一つであり、公共交通の利便性が高くない地方都市では自動車への依存度が高い状況です。また、大規模事業所や生産工場が多く立地している地域では、自動車通勤により、朝夕の時間帯に渋滞が発生しており、特に地方都市で大きな問題となっています。
カープールの実用化は、自動車通勤の車両台数を削減するとともに、利用企業の安全管理や事故時の労働力喪失・風評リスク等の削減、CO2排出量削減等をもたらし、利用企業の価値向上も期待できます。
2.実証実験概要
KGGホールディングスの社員が、筑波大学の提供するAI配車アルゴリズムを使用し、カープール通勤を実施します。
三井住友海上は事故データ提供により安全な最適走行ルートの選定やリスクアセスメントを提供し、MS&ADインターリスク総研はドライブレコーダー分析、アンケート調査分析、実証実験準備等の支援を行います。
※三井住友海上専用のドライブレコーダーやインカメラで「事故緊急時のサポート」、「事故防止取組のサポート」「運行管理のサポート」を行う当社フリート契約者向けのドライブレコーダー・テレマティクスサービスです。
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