- 2021/12/22 掲載
日立ソリューションズ西日本、「継続的顧客管理ソリューション」を提供開始
【背景】
金融機関においては、FATFの審査結果に基づいた今後の対応として、2024年3月までにマネロン・テロ資金供与対策に関するガイドラインの完全対応(継続的顧客管理として既存顧客を含む再本人確認の1ラウンド終了)が喫緊の課題となっています。
このためには、反社チェックを中心とした従来のアンチマネーロンダリング対策に加え、リスクベースモニタリングの要となる顧客リスク格付と再本人確認を連動して管理することが必要となります。
【継続的顧客管理ソリューションの特長】
全顧客に対する情報収集→リスク評価(格付)→本人確認期日管理→本人確認情報登録の一連の機能により、これまでのアンチマネーロンダリング対策システム(*2)ではできなかった一括管理を実現し、窓口や渉外活動、ダイレクトメール、ATMなど各種チャネルを活用した再本人確認作業を支援します。
現在、複数の金融機関への導入に向けて先行着手しており、2024年3月までの対応完了をめざす各金融機関に順次提供を行います。ニーズに応じて必要な機能のみを提供することもできます。
*1FATF(Financial Action Task Force)
金融活動作業部会:マネーロンダリング、テロ資金供与への対策を目的とした国際的な政府間会合。
*2アンチマネーロンダリング対策システム
新規顧客のフィルタリング、既存顧客のスクリーニング、勘定取引のモニタリング、外為取引のモニタリング等。
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