株式会社博報堂メディカル(東京都港区、代表取締役社長:小泉 直子)は、自社の強みであるメディカルコミュニケーションの知見をもとに製薬企業が医師や患者向けに提供する製品説明動画を、3DCG技術を用いて一括制作するサービス「ヒューマンメーカー」の提供を開始しました。
通常の製品説明動画制作においては、マーケティング課題に応じた企画演出を当社が立案し、医療に精通したメディカルライターが企画に基づいた原稿を作成して、医療用医薬品に関するプロモーションコード審査を経た上で俳優や医療従事者などの実在の人物が出演する撮影を行っています。
それ故に撮影後のクライアント社内審査などにより修正が発生した場合、追加撮影する出演者の日程調整難航や制作コスト増により、予定通りに動画を公開できないことが多々ありました。また出演者の契約が切れることで動画素材そのものが活用出来なくなり、それまでの制作過程が無駄になるケースもありました。
今回の新たなサービスでは、精巧な3DCGで作られた仮想の人物キャラクターを動画内の解説役として起用することで、物理的な撮影工程が不要となり柔軟な修正対応も可能となります。
仮想の人物キャラクターはベースとなる複数の人物造形からクライアントのお好みに応じて改編して仕上げます。実在の人物に近いキャラクターの創造により、2DCGに比べ写実的な映像になります。
当サービスでは、医療用医薬品に関する最新のプロモーションコードやマーケティングに精通した博報堂メディカルと博報堂グループ内外のクリエイティブ力を掛け合わせ、企画・原稿制作・3DCG動画制作までワンストップで提供することで製薬企業向け動画制作における課題解決を目指してまいります。