- 2022/02/04 掲載
英サービスPMI、1月大幅上方改定 オミクロン株の影響一時的
IHSマークイットのエコノミクスディレクター、ティム・ムーア氏は「需要は、オミクロン株の流行による行動制限の影響から回復し始めた。予約取り消しや従業員が勤務できないことによる事業の減速は一時的との見方が大勢だ」と述べた。
対面業務のあるサービス業ではクリスマスから新年にかけて収入が落ち込んだ。
製造業とサービスを合わせた総合PMIは54.2で昨年12月の53.6から上昇した。
エコノミストの多くは英経済がコロナの影響で12月と1月に若干縮小したとみているが、PMIは企業が2022年について強気な見方をしていることを示唆した。
ムーア氏は「求人難が唯一の主要懸念要因で、向こう12カ月の成長見通しは1月に上向き、昨春以降で最高だ」と述べた。
サービス業のコストは過去2番目の上昇率。賃金や物流コスト、光熱費、原材料価格の上昇が全て消費者に転嫁され、販売価格は1996年7月の調査開始以来、最大の上昇を記録した。
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