- 2022/02/07 掲載
独メルセデスに1690万ドルの罰金、韓国公取委が排ガス虚偽広告で
公取によると、メルセデスは車両に違法なソフトウエアを搭載し、大気汚染物質の排出を抑える装置が通常運転時に試験時よりも低レベルで機能するようにした。計15車種にそのようなソフトが搭載されたという。
公取は、独フォルクスワーゲンが排ガス数値を不正に操作した「ディーゼルゲート事件」があったにもかかわらず、韓国の輸入車販売でトップのメルセデスは、排ガス抑制機能について虚偽の広告を展開し、消費者が合理的に製品を選ぶことを妨げたと指摘した。
メルセデスはまた、2013年8月から16年12月までの自社の車の排出量について、最低水準に抑えられ、欧州の排ガス規制「Euro6」に準拠したとの虚偽の広告を行ったとした。
同社からコメントは得られていない。
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