- 2022/02/07 掲載
安藤ハザマ・システム建設・青山機工、大深度先端位置計測システムを開発
今回開発した「大深度先端位置計測システム」は、地盤改良工のうち相対攪拌式深層混合処理工法(DCS工法)(注1)を対象に高精度傾斜計と水中無線機能を搭載し、これまで計測することができなかった施工中の攪拌翼先端位置を高い精度で確認でき、実際の施工位置と計画位置のずれや既設構造物との離隔をリアルタイムに管理することが可能となりました。また、2016年に当社が開発した「杭・地盤改良施工情報可視化システム(3Dパイルビューアー)(注2)」に本システムを連携させることで、あらゆる施工情報(例:電流値、スラリー流量、回転数、貫入速度など)をリアルタイムにオペレータと工事関係者が共有することが可能となり、施工上のリスク低減や施工管理の効率化にも寄与します。
今後は、引き続きデータを蓄積・分析することで、システムの使用性向上につなげるとともに、大深度施工や近接施工案件のリスク低減、出来形および品質向上を目的として効果的な適用を図ります。また、NETISへの登録やDCS工法以外の地盤改良工事や杭・山留工事への展開も進める予定です。
本システムが大深度掘削を伴う工事の出来形および品質の確保、施工管理の信頼性・透明性の向上に貢献できるよう、引き続き技術の改良に努めていきます。
注1:相対攪拌式深層混合処理工法~DCS工法~(Deep Cement Stabilization 工法):固化材(セメント系スラリー)を地盤内に吐出しながら土壌と攪拌することより最大径2.5mの大口径改良体を築造する地盤改良工法。攪拌翼の内翼と外翼が互いに逆回転することで攪拌性能が高く均質な改良が可能である。
注2:杭・地盤改良施工情報可視化システム(3Dパイルビューアー):施工中の位置情報(GNSS)や施工情報(電流値、固化材量、回転速度など)を3次元で可視化するとともに、クラウドを通じてリアルタイムに関係者間で共有するシステム。施工仕様の管理や日報作成、施工記録の整理など業務の効率化が可能である。
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