• 2022/03/18 掲載

ECB、7月に債券購入終了すべき=オランダ中銀総裁

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[アムステルダム 17日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのクノット・オランダ中銀総裁は17日、インフレ率が過度に高いため、ECBは7月に債券買い入れを終了すべきで、第4・四半期の利上げが現実的であるという考えを示した。

ユーロ圏のインフレ率が過去最高の5.9%に達する中、ECBは先週、金融緩和の縮小を加速させ、第3・四半期中に終了する方針を表明。ただし、正確な終了時期は明らかでなく、最初の利上げについても態度を示していない。

ECB理事会で最も保守的なメンバーの一人であるクノット氏は記者会見で「現時点で主要な懸念はインフレであるため、政策の正常化、刺激策の撤回が適切な政策対応になる」と説明した。

ECBは6月に予定通り200億ユーロを買い入れた後、7月に100億ユーロを買い入れ、月末には債券買い入れが終了するはずだと予想した。

その上で、夏場以降、インフレ抑制に向けどの会合でも利上げできる状態になると指摘。「つまり、9月の利上げは可能なはずだが、9月に利上げをしなければならないとは考えていない。第4・四半期の利上げは現実的な予想だが、決して確実なものではない」と語った。

2回の利上げの可能性については否定しないものの、インフレ見通しをさらに引き上げる必要があるとした。また、利上げを来年1月に延期する場合、ロシアのウクライナ侵攻に伴う需要への強力なマイナスの衝撃が前提になると述べた。

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