- 2022/03/18 掲載
米アマゾン、映画製作MGM買収を完了 85億ドル
「ロッキー」や「007」シリーズなどで知られるMGMの買収で、動画ストリーミングサービスを通じた消費者のさらなる取り込みを目指す。
アマゾンは、MGMの全従業員を迎え入れ、同社の経営陣と協力していくとし、レイオフは行わないことを示唆した。
同社は昨年5月に買収計画を発表していた。米連邦取引委員会(FTC)の審査期限が過ぎたことを受け、取引の完了を発表した。
アマゾンは今月上旬、買収に関する情報提供の要請に「実質的に応じた」とFTCに通知していた。
欧州連合(EU)欧州委員会は15日、買収計画を無条件で承認した。
MGMの従業員は、アマゾンの動画配信「プライム・ビデオ」・番組制作「アマゾン・スタジオ」担当上級副社長、マイク・ホプキンス氏の組織に加わる。
FTCの報道官は買収に関するコメントを控えたが、取引が成立した後でも法律に違反していると判断した場合、異議を申し立てることがあると指摘した。
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