- 2022/03/29 掲載
野村総研とNRIネットコム、「ナーチャリングオンボード」サービスを開始
本サービスは、デジタルマーケティング活動の方針や体制に関するコンサルティングから、クリエイティブ、プロモーション、マーケティングオートメーション(MA)やWeb等を用いたマーケティングツールの構築・導入、さらにはマーケティングツールの運用サポートまでを一気通貫で提供するものです。マーケティングツールはSaaSインテグレーション形式により、迅速・安価にツールの導入ができることが特長です。
■本サービス開発の背景
(1)B2B領域でのデジタルマーケティングが黎明期から普及期に
B2Bビジネスにおいても、先行するB2Cビジネスに続いてデジタルマーケティングの推進・実践が黎明期から普及期に入り、企業におけるDX(デジタルトランスフォーメーション)の取り組みが営業・マーケティング領域にも広がって来ています。昨今のコロナ禍の影響で、対面でお客様と会うことが制約されることも要因となり、デジタル化の流れは加速しています。
(2)小規模・散発的な取り組みでは、営業・マーケティング全体の変革が困難
B2Bの領域でデジタルマーケティングを始めるにあたり、様々なツールを導入したものの、「求める成果を出せない」「売上が期待に満たない」「一通りの活動・施策を行い、情報システムや体制の整備も行ってはいるが、上手く行かない」といった声が多く聞かれます。B2Bデジタルマーケティングは、これまで営業担当者が勘と経験で行っていたマーケティング活動を、組織的かつ科学的な形に変革するプロセスです。組織的な変革を伴うことが、B2Bデジタルマーケティングを困難にしている根本的な要因とNRIは考えます。
デジタルマーケティングへの変革を特に難しくしているのが、「ナーチャリング(Nurturing)」といわれる活動の領域です。ナーチャリングとは、営業担当者が顧客と接点を持った後、継続的にコンタクトしながら信頼関係を構築して商品やサービスの購入意思を高めていく活動を指し、インサイドセールスとも言われます。
デジタルマーケティングの普及とともに、新たに注力されるようになった機能・領域であるため、明確にこれを担当する部署はないことが普通です。そのため、企画・開発部門、広告販促部門、営業部門のうち、どの部署も担当していない活動領域となり、他部門から協力を得ることも難しいことから、組織的な活動がスムーズに立ち上がらないことが多くあります。
関連コンテンツ
PR
PR
PR