- 2022/04/13 掲載
新規の法人契約停止=電力価格高騰で対応困難―関電
関西電力が、法人向け電力プランの新規契約の受け付けを事実上停止していることが13日、分かった。燃料価格の上昇に伴い、卸売市場で調達する電力価格が高騰しており、対応が困難になっている。2016年の電力小売り自由化以降、同社が新規契約を事実上停止するのは初めて。
エネルギー価格の高騰で、発電設備を持たない新電力の経営破綻や撤退が相次ぐ。新電力と契約していた事業者の間では大手電力に切り替えようとする動きが広がっている。
しかし、電力調達価格の高騰で、関電は新規契約について標準的な料金に比べ相当割高な価格に設定せざるを得ないという。企業にとっては、利用者保護の仕組みとして設けられている送配電会社を通じた電力供給を受けた方が割安になる。
【時事通信社】
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