- 2022/04/14 掲載
米インフレほぼピーク、積極的な利上げなお必要=ウォーラーFRB理事
[13日 ロイター] - 米連邦準備理事会(FRB)のウォーラー理事は13日、インフレが「ほぼ」ピークに達したと確信しているものの、なお積極的な利上げが必要という見解を示した。同時に、金融市場にストレスを与え雇用を損ない、景気後退を招くような急激なペースになるべきではないとした。
ウォーラー理事はCNBCとのインタビューで、指標は50ベーシスポイント(bp)の利上げを正当化しているとした上で、「現時点での最大の関心は物価押し下げで、FRBは景気後退を引き起こすことなくそれを行うことが可能だ」と強調。5月に50bpの利上げを、「おそらくさらに」6、7月にも実施することを支持すると述べた。
さらに「衝撃を引き起こす必要はない」とし、インフレが低下しなければ「FRBはインフレ押し下げに必要な措置を講じる」とした上で、「金融市場にストレスをもたらすことなく、秩序立った方法で実施することが可能」と述べた。
また、FRBが可能な限り迅速に金利を中立水準に引き上げ、年後半までに中立水準を上回るようにする必要があるという認識を示した。
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