- 2022/04/14 掲載
前場の日経平均は続伸、米金利低下でハイテク株に買い
時間外取引での米株先物やアジア株もしっかりとした流れとなり、日経平均はじりじりと上値を伸ばす展開となった。
日経平均は値がさハイテク株を中心に買いが先行し、82円高で続伸スタートとなった後も上げ幅を拡大、一時357円40銭高の2万7200円89銭で高値を付けた。外部環境が落ち着いているほか、米消費者物価指数(CPI)、卸売物価指数(PPI)など注目されていた指標の発表を通過し、投資家の警戒ムードが和らいでいるという。
市場では「米金利低下など外部環境の落ち着きに加え、投資家心理も改善。イースター休暇を控え、売り方の買い戻しが進行しているようだ」(国内証券)との声が聞かれる。
13日の米国市場では、主要株価3指数がそろって反発。卸売物価指数(PPI)は市場予想を上回る内容だったものの、米長期金利は低下し、ハイテク株比率の高いナスダック総合は約2%高となった。
TOPIXは0.83%高の1905.70ポイントで午前の取引を終了。東証プライム市場の売買代金は、1兆1902億2100万円。東証33業種では、空運業、鉱業、非鉄金属、陸運業などの29業種が値上がり、銀行業、水産業などの4業種が値下がりした。
個別では、ファーストリテイリング、ソフトバンクグループ、東京エレクトロン、信越化学工業がしっかり。オリンパス、リクルートホールディングス、エムスリーなどが売られた。
プライム市場の騰落数は、値上がり1245銘柄(67%)に対し、値下がりが509銘柄(27%)、変わらずが83銘柄(4%)だった。
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