- 2022/04/14 掲載
JPモルガンやシティなど、ロ企業の預託証券上場廃止で利益も
預託証券の発行元である銀行が、商品解約に当たり契約上、投資家に手数料を請求できるためだ。
企業や銀行がどの程度利益を得るのか、銀行が手数料を請求するかは不明で、ロシアのウクライナ侵攻という異常事態を考慮すると投資家から不公平だとする怒りの声が上がる恐れがある。
しかし、関係筋から提供された手数料データを基にロイターが計算したところによると、手数料は数億ドルに上る可能性がある。
西側から制裁を受けているロシアは、外国人による支配を抑えるため、海外取引所に上場するロシア企業の預託証券を廃止し、ロシア国内の証券に転換する準備を進めている。
ガスプロム、ロスネフチ、ルクオイル、ノリルスク・ニッケルなどのロシア企業の預託証券は30以上あり、BNYメロン、ドイツ銀行、シティグループ、JPモルガンなどが発行し、 欧米市場で取引されている。
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