• 2022/04/21 掲載

ディスコ、4―6月期最高益見込む 半導体装置の引き合い強い

ロイター

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[東京 21日 ロイター] - 半導体製造装置のディスコは21日、2022年4─6月期(第1・四半期)の連結業績は営業利益が前年同期比43.7%増の222億円になりそうだと発表した。同四半期として過去最高を見込む。旺盛な半導体需要を背景に、受注残が高水準に推移。工場はフル稼働で引き続き人手不足が課題となる。

4─6月期の売上高は同29.2%増の624億円、純利益は同48.4%増の157億円を計画する。「ロジック、メモリー、パワー半導体など幅広い用途で取引先の投資意欲は強い状況が続く」(IR室)という。

半導体は短期間で需要が大きく変動することから、同社は通期予想ではなく3カ月間の業績見通しを開示している。アナリスト18人による23年3月通期の予想は、営業利益の平均値が918億円となっている。

資源高などによるコストの上昇は、円安の増収効果で吸収できる見通し。4─6月期の為替の前提レートは1ドル=115円、1ユーロ=125円とした。世界的な半導体不足を背景に、増産を急ぐ納入先からの値下げ圧力も緩んでいるという。

課題となりうるのが人手不足。1─3月期の受注高は約785億円で、前四半期の686億円から拡大した。需要に生産能力が追い付かず、受注高は高水準で推移している。今年に入ってからは期間工も採用し始めており、人手不足が解消していけば期を追うごとに業績が一段と上向く可能性があるという。

併せて発表した22年3月期の連結業績は、売り上げ、利益ともに過去最高を更新した。売上高は前年同期比38.8%増の2537億円、営業利益は同72.3%増の915億円、純利益は同69.4%増の662億円だった。

(浦中美穂 編集:久保信博)

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