• 2022/05/10 掲載

豊田通商、QunaSysと資本業務提携契約を締結

豊田通商

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 豊田通商株式会社(以下:豊田通商)は、量子コンピュータのアルゴリズムの研究開発から実用レベルのエンジニアリングを行う株式会社QunaSys(以下:QunaSys)と量子コンピュータ向け化学計算プログラムの事業展開加速に向けて、資本業務提携契約を締結しました。

1. 背景

 量子コンピュータの開発および活用方法の研究は、化学品素材開発分野において、早期利活用が期待されています。化学品業界ではデータを活用した研究開発であるマテリアルズインフォマティクス(※1)の活用が進んでおり、電子・原子レベルの計算科学シミュレーションを活用することで、効率的かつ高速な材料設計の実現に期待が集まっています。QunaSysは、化学素材開発における材料設計時のシミュレーションで活用が期待される量子コンピュータ向け量子化学計算ソフトウエア「Qamuy(TM)(※2)」の開発で業界を先行するスタートアップ企業です。

2. 業務提携の目的と今後の展開

 豊田通商は、2017年から量子コンピュータを活用した事業開拓を行ってきました。豊田通商は、本資本業務提携により、豊田通商の国内外を含めた顧客基盤を活用し、QunaSysが提供するサービスの販売、利用促進を行っていきます。また、両社の協業関係の一層の強化を図ることで、豊田通商がマテリアルズインフォマティクスに関する商材のパッケージ化により、新たな化学素材開発手法を提供することで、ユーザーの材料開発におけるDXや新素材開発の加速などの顧客課題解決を目指します。

 豊田通商はQunaSysが持つ量子コンピュータに関する技術知見を生かし、豊田通商のビジネス基盤の中で顕在化している社会課題を解決するために、量子コンピュータの活用分野の更なる開拓を行っていきます。

※1 マテリアルズインフォマティクス: 計算科学や情報科学の理論を用い、最新のデジタル技術を活用した化学素材開発手法

※2 Qamuy(TM): QunaSysが開発した量子アルゴリズムを用いて量子化学計算を行うクラウドサービス

■QunaSys概要

会社名:株式会社QunaSys(キュナシス)

所在地:東京都文京区白山1-13-7 アクア白山ビル9F

設立:2018年2月

代表者:代表取締役 楊 天任(ヤン テンニン)

事業概要:

 量子コンピュータを用いたソフトウエア開発

 量子技術関連コンサルティング

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