- 2022/05/11 掲載
ゼットン、横浜市とナッジを活用した食品ロス削減の実証実験を実施
■実証実験参加の経緯
日本では食べられるにもかかわらず廃棄される「食品ロス」は年間570万トン(2019年度)、このうち外食産業からも多くの食品ロスが発生。「食品ロスの削減の推進に関する法律」が施行されて以降、外食産業では様々な取り組みが行われています。当社でも社会を取り巻く環境問題に積極的に向き合い、地域社会への発展に貢献するべく「Sustainability Strategy 」を策定、持続可能な経営に向けて各施策の検討・遂行をしてまいりました。当社運営店舗内における食品残渣の現状を把握し対策を検討することで今後の飲食店での食品ロスに繋げていければと考え横浜市資源循環局と公民連携協定を締結し実証実験に協力。
■現状調査とナッジ介入の食品ロス削減結果
今回の調査ではまず、どのようなものが食品ロスとして発生しているかを把握し、何を削減のターゲットとするべきなのかを知るために現状調査を行った。その結果、ライスの残渣が多かったこと、子供や女性の残渣量が多いことを把握。現状調査を踏まえ、主にライスに焦点を当てた削減対策を検討し、ナッジを活用した食品ロス削減行動促進の実証実験を5つ行い、特に効果が見られたナッジは(1)ライス量選択の必須化+メニュー表に量を表示することによる量の可視化(2)完食した子供を対象とした表彰及びお菓子のつかみ取りイベントの実施という結果となりました。
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