• 2022/05/31 掲載

日経平均は反落、手掛かり材料に欠き「月曜ボケ」商状に

ロイター

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[東京 31日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は反落した。前週末比89円63銭安の2万7279円80前で大引けとなった。 前週末の米国株式市場が休場だったこともあって、手掛かり材料に欠く状態となり、総じて動きに乏しい典型的な「月曜ボケ」商状。材料面では引き続き上海の規制解除が注目されたほか、国内では伝えられた「骨太の方針」の一部を材料視する動きがあったものの、相場全体を押し上げるまで至っていない。

日経平均がこれまで上値の目安として意識されていた2万7000円を大きく上回った後とあって、タイミング的に利益確定売りが出やすいとの指摘も出ており、前場中盤以降は弱もちあいに終始。「利益確定売りを消化しながら値固めする動きになった」(国内証券)という。

テクニカル面では、5日移動平均線、25日移動平均線を明確に上回ったほか、価格帯別出来高からみて、短期間での突破は難しいとみられた2万7000円前後の水準をクリアしたことで、基調転換は確認されたとの見方が広がった。ただ、連休明けの米国株式市場の動向を見極めたいとのムードから、売り買いともに積極的な仕掛けはみられない。

市場では「きょうのところは、小休止といった感じだが、次の節目となる2万8000円までは真空地帯となるので、その水準まであっさり戻しても不思議ではない」(岡地証券・投資情報室長の森裕恭氏)との声が聞かれる。

TOPIXは0.51%安で終了。東証プライム市場の売買代金は、5兆5088億4200万円と膨らんだが、これは月末事情によるリバランスが活発化したためとみられる。東証33業種では、海運業、不動産業、空運業などが下落し、鉱業、保険業などの値上がりが目立った。

個別では、東京エレクトロンが軟調に推移したほか、日本郵船など海運株がさえない。ファナック、NTTも軟調に推移したが、INPEXが年初来高値を更新した。

プライム市場の騰落数は、値上がり589銘柄(32%)に対し、値下がりが1184銘柄(64%)、変わらずが64銘柄(3%)だった。

終値 前日比 寄り付き    安値/高値  

日経平均 27279.80 -89.63 27318.09 27250.70

─27463.33

TOPIX 1912.67 -9.77 1917.11 1911.02

─1926.00

東証出来高(万株) 228880 東証売買代金(億円) 55088.42

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