- 2022/07/05 掲載
MetaMoJi、大林組・安衛研と「安全AIソリューション」を共同開発
近年の建設現場では、高齢労働者や外国人労働者が被る労働災害の増加に加え、若手監督者への安全技能の伝承不足等から、労働安全衛生管理のさらなる高度化が求められています。
このたび発表するMetaMoJiの安全AIソリューションは、こうした課題を解決するため、安衛研の梅崎重夫氏が提唱する労働災害のIMTOC(*)表現を用いて、蓄積されている安全管理データからMetaMoJiが安全リスク評価のAIモデルを構築し、大林組における現場での評価を行いながら開発されたものです。
安全AIソリューションでは、MetaMoJiの業務アプリであるデジタル野帳「eYACHO」や「GEMBA Note」上に作成される安全衛生日報や作業計画書等の帳票上に、作業者や現場の状況に応じて関連度の高い安全管理情報を動的に抽出する「Dynamic Checklist(R)(ダイナミックチェックリスト)」を作成します。これにより、個人の経験や勘に依存しがちなこれまでの安全管理業務を改善し、組織的にリスクの見える化と安全管理の高度化を実現します。
MetaMoJiと大林組は、今後もAIの活用により、DXを進展させる業務ソリューションの開発を進めてまいります。
*IMTOC表現とは、業種(I)・起因物(M)・事故の型(T)・作業その他の条件(O)および直接原因(C)の5つの要素によって、労働災害の事例を類型化し表現する方法
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