- 2022/07/07 掲載
0.75%連続利上げも=インフレ「依然高過ぎ」―米FRB
時事通信社
【ワシントン時事】米連邦準備制度理事会(FRB)は6日、6月14~15日に開いた前回の連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨を公表した。会合参加者は「インフレは依然あまりにも高過ぎる」と懸念。今月末の次回会合で、上げ幅が通常の3倍となる0.75%の利上げに連続して踏み切る可能性が示された。
議事要旨によると、会合の全参加者が「インフレを目標の2%へ引き戻すため、強く関与していく」ことを改めて確認。利上げを継続するとともに、今月26~27日に開催する次回会合では「0.5%か0.75%の利上げが適切となる可能性がある」との見解で一致した。
米国のインフレ率は約40年ぶりの高水準で推移。参加者は「高いインフレ圧力が続くなら、一層引き締め的な姿勢が適切となり得る」と、長引く物価高への警戒感をあらわにした。
【時事通信社】
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