- 2022/07/12 掲載
為替動向憂慮、適切に対応と鈴木財務相=24年ぶり円安水準―東京市場
12日午前の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=137円台前半に下落した。午前11時現在は137円07~07銭と、前日午後5時と比べ27銭の円安・ドル高。鈴木俊一財務相は閣議後記者会見で、約24年ぶりの円安・ドル高水準を更新した為替動向について「急速な円安の進行が見られ、憂慮している」と述べた。「各国の通貨当局と緊密な意思疎通を図りつつ、必要な場合には適切な対応を取っていく」とも強調し、円安をけん制した。
外為市場は12日午後の日米財務相会談に注目、「将来的な協調介入の可能性などを見極めたい」(外為仲介業者)との声が聞かれた。
【時事通信社】
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