• 2022/08/09 掲載

ソフトバンクG株が大幅安、巨額赤字を嫌気 強弱対立との見方も

ロイター

photo
  • icon-mail
  • icon-print
  • icon-hatena
  • icon-line
  • icon-close-snsbtns
会員になると、いいね!でマイページに保存できます。
[東京 9日 ロイター] - 東京株式市場で、ソフトバンクグループ(SBG)が4%を超える大幅安となっている。2023年3月期第1・四半期(4─6月期、国際会計基準)の最終損益が3兆1627億円の赤字だったと8日発表した。赤字は2四半期連続で、四半期の赤字額としては過去最大となった。

松井証券の窪田朋一郎投資メディア部長は同社株の見通しについて「強弱感が対立しそうだ」とみている。「業績悪化はある程度織り込まれているほか、自社株買いも発表し株主への一定の配慮を示した。信用買い残は整理されてきており、投げ売りする投資家も少ないのではないか」という。

一方、株式相場の先行きは不透明で、ユニコーン企業のエグジットがしやすい環境とはまだいえないとも指摘している。

同社株は個人投資家による保有が多く、下げが深まれば投資マインドに悪影響が及びかねないが「もともとボラティリティが高い銘柄なので5%程度であれば驚くほどの下げではない」(窪田氏)との見方もある。

SBGは、世界的な金利上昇を受けた株安で、新興企業などに投資するビジョン・ファンド(SVF)の投資損失が2兆9191億円に膨らんだほか、円安で国内会社の米ドル建て純負債が増加し、為替差損8200億円を計上した。前年同期の最終損益は7615億円の黒字だった。

同時に発行済み株式の6.3%にあたる1億株、4000億円を上限とする自己株の取得枠を新たに設定した。取得した自己株式は消却する予定。

評価する

いいね!でぜひ著者を応援してください

  • 0

会員になると、いいね!でマイページに保存できます。

共有する

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • icon-mail
  • icon-print
  • icon-hatena
  • icon-line
関連タグ タグをフォローすると最新情報が表示されます
あなたの投稿

    PR

    PR

    PR

処理に失敗しました

人気のタグ

投稿したコメントを
削除しますか?

あなたの投稿コメント編集

通報

このコメントについて、
問題の詳細をお知らせください。

ビジネス+ITルール違反についてはこちらをご覧ください。

通報

報告が完了しました

コメントを投稿することにより自身の基本情報
本メディアサイトに公開されます

報告が完了しました

」さんのブロックを解除しますか?

ブロックを解除するとお互いにフォローすることができるようになります。

ブロック

さんはあなたをフォローしたりあなたのコメントにいいねできなくなります。また、さんからの通知は表示されなくなります。

さんをブロックしますか?

ブロック

ブロックが完了しました

ブロック解除

ブロック解除が完了しました

機能制限のお知らせ

現在、コメントの違反報告があったため一部機能が利用できなくなっています。

そのため、この機能はご利用いただけません。
詳しくはこちらにお問い合わせください。

ユーザーをフォローすることにより自身の基本情報
お相手に公開されます