• 2022/08/09 掲載

午前の日経平均は反落、模様眺め 東エレクとSBGが下げ先導

ロイター

photo
  • icon-mail
  • icon-print
  • icon-hatena
  • icon-line
  • icon-close-snsbtns
会員になると、いいね!でマイページに保存できます。
[東京 9日 ロイター] - 午前の東京株式市場で、日経平均は前営業日比239円89銭安の2万8009円35銭と、反落した。10日発表の米消費者物価指数(CPI)を見極めたいとのムードが強く、模様眺めとなっている。そうした中で、決算の内容が嫌気された東京エレクトロン、ソフトバンクグループが大幅安となり、下げ相場を先導した。

8日の米国株式市場はほぼ変わらずで終了。日本株にとって方向性を示す材料とはならず、市場参加者の関心はCPIに向いている。

米CPIの発表を控え全般的に手掛かり難となる一方、11日が休場となることから日本株は商いが薄く見送りムードが強い状態となった。好決算を発表した銘柄は引き続き物色されているものの、全体を押し上げるまでには至っていない。反対に、指数寄与度が大きい東エレクとソフトバンクGが厳しい下げを演じたことで、日経平均は終始マイナスで推移した。

市場では「米CPI発表後の米長期金利とナスダックの動きを見極めたいとのムードがある中で、きょうはソフトバンクGと東エレクの2銘柄が厳しい下げが目を引いた。日経平均もの下落もほとんどこの2銘柄によるものと言えるのではないか」 (野村証券・投資情報部ストラテジストの神谷和男氏)との声が聞かれる。

また「高校野球開催中の相場は閑散になるというアノマリーそのものの相場。材料以前の問題として参加者が少なく、目先は方向感が定まらないのではないか」(国内証券)という。

TOPIXは0.73%安で午前の取引を終了。東証プライム市場の売買代金は1兆5718億1300万円だった。東証33業種では、ゴム製品、輸送用機器、電気機器などが値下がりする一方、鉱業などが高い。

個別では、東京エレクトロン、ソフトバンクグループが下げたほかは、ソニーグループなど主力銘柄に軟調なものが目立つ。半面、INPEXが好決算を材料に上昇、ファーストリテイリングもしっかりだった。

プライム市場の騰落数は、値上がりが555銘柄(30%)に対し、値下がりが1203銘柄(65%)、変わらずが79銘柄(4%)だった。

評価する

いいね!でぜひ著者を応援してください

  • 0

会員になると、いいね!でマイページに保存できます。

共有する

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • icon-mail
  • icon-print
  • icon-hatena
  • icon-line
関連タグ タグをフォローすると最新情報が表示されます
あなたの投稿

    PR

    PR

    PR

処理に失敗しました

人気のタグ

投稿したコメントを
削除しますか?

あなたの投稿コメント編集

通報

このコメントについて、
問題の詳細をお知らせください。

ビジネス+ITルール違反についてはこちらをご覧ください。

通報

報告が完了しました

コメントを投稿することにより自身の基本情報
本メディアサイトに公開されます

報告が完了しました

」さんのブロックを解除しますか?

ブロックを解除するとお互いにフォローすることができるようになります。

ブロック

さんはあなたをフォローしたりあなたのコメントにいいねできなくなります。また、さんからの通知は表示されなくなります。

さんをブロックしますか?

ブロック

ブロックが完了しました

ブロック解除

ブロック解除が完了しました

機能制限のお知らせ

現在、コメントの違反報告があったため一部機能が利用できなくなっています。

そのため、この機能はご利用いただけません。
詳しくはこちらにお問い合わせください。

ユーザーをフォローすることにより自身の基本情報
お相手に公開されます