- 2022/08/09 掲載
米UPS、伊ボミ・グループを買収 ヘルスケア分野の物流強化
宅配各社は新型コロナウイルスのワクチン接種を世界的に支援するため、温度管理を必要とするサプライチェーンの拡充を図っており、保健医療分野の物流を重視している。
新型コロナのパンデミック(世界的大流行)で弾みがついた電子商取引のブームは、行動制限の緩和を受けて一服している。UPSは宅配取扱量の減少を穴埋めするため、利ざやの高い事業に注力している。
同社はボミ買収により、温度の影響を受けやすい医薬品の保管に利用される温度管理倉庫が14カ国で約350カ所増えると見込んでいる。また、次世代医薬品やバイオ治療薬の配送に関連して出荷を迅速化し、生産の柔軟性を高めることが可能になるとしている。
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