BCG 紀平 啓子
BCGマネージング・ディレクター&パートナー。BCGマーケティング・営業&プライシング・プラクティス、および消費財・流通プラクティスのコアメンバー。BCG顧客インサイトセンターの日本リーダー。テレビ東京ブロードバンド、グリーを経てBCGに入社。消費財や小売業界の企業を中心に、プライシング戦略、成長戦略、アライアンス戦略などさまざまな支援を行っている。早稲田大学法学部卒業。同大学大学院法学研究科修了。
キュウリをもらって喜んでいたサルが、仲間がブドウをもらったと知った瞬間、激怒してキュウリを投げつけた──。オランダの霊長類学者フランス・ドゥ・ヴァールの有名な実験が示すように、公正さへの感覚は霊長類にも存在する。そして人間社会において、このフェアネスが最も問われるのが「価格」だ。売り手も買い手も納得できる価格でなければ、協力関係は崩壊する。では「フェアな価格」をどう定義すべきか。BCGが提案する「新しい定義」を、『BCGプライシング戦略: 価格でビジネス・市場・社会を進化させる』を上梓した、ボストン コンサルティング グループ(BCG) マネージング・ディレクター&シニア・パートナーのジャン=マヌエル・イザレ氏とアーナブ・シンハ氏が解説する。