記事 新製品開発 MRJ(三菱リージョナルジェット)には、グローバル市場攻略のヒントが隠されている 2015/05/20 日本のものづくりの強みは技術力にあるのだ、という認識はあたかも定説のように広まっている。たとえば、iPhoneなどの世界的ヒット商品にしても日本製の部品が数多く採用されていて、日本の技術は今も世界最高の水準にあるという。だが、それで果たしてビジネスに勝てるのか。50年ぶりの国産小型旅客機「MRJ(三菱リージョナルジェット)」が今秋にも離陸する見込みだが、MRJには日本のものづくり復活のヒントがありそうだ。
記事 新製品開発 製パン業界の巨人ヤマザキパン、逆境下での増収増益の実現を象徴する2つの革新商品 2015/05/15 スーパーやコンビニの棚でおなじみの山崎製パン(以下、ヤマザキパン)。その売上高は約1兆円(連結)にのぼり、国内製パン市場シェア約4割と圧倒的な存在感を誇る。消費税増税や円安に伴う原材料価格の高騰などの逆風が吹く中、2014年度は増収増益を達成した。ヤマザキパンが厳しい経営環境の中でも結果を残すことができたのはなぜか。
記事 競争力強化 すずき英敬知事のおすすめ三重県ビジネスカタログ(44) 2015/04/20 三重県知事の鈴木英敬です。 先日、尾鷲市で、三重県・尾鷲市・内閣府共同による「少子化危機突破フォーラム」を開催しました。ビジネス+IT の記事でも取り上げましたが、尾鷲市は、「消滅可能性都市」に入っております。しかし、尾鷲市長はじめみなさんが、そのピンチをチャンスにするんだという強い意気込みでのフォーラムの開催となりました。基調講演に「だめんず・うぉ~か~」で有名な漫画家の倉田真由美さんにお越しいただきました。
記事 BPM・BPR リード エグジビション ジャパン、2016年春に名古屋で製造業向け展示会を開催 2015/04/10 リード エグジビション ジャパンは、ものづくりをテーマにした展示会を名古屋で初開催することを発表した。
記事 新規顧客開拓 「余った卵白を有効活用しています」に顧客はどう反応する? イメージ戦略を思考実験 2015/04/10 ビジネスにおいて、イメージ戦略が大切だとはわかっている。だがこの、イメージという、定量的に捉えにくい要素。なかなか判断の難しいものだ。しかし、むしろそれゆえにこそ、人間的な知恵を大いに活かすことのできる領域だともいえよう。同じ物事を表現しているつもりでも、ちょっとした言い方ひとつで、相手に与える印象はまるで違って来る。こうした、曖昧に思えるような話をこそ、思考実験によって検討してみようではないか。農業・食品コンサルタントが語りかける。
記事 設備投資 資生堂、みなとみらいにマーケティングを融合した新研究所 300~400億円投資 2015/03/26 資生堂は26日、革新技術を創出し新しい価値を生み出す新研究所「グローバルイノベーションセンター(仮称)」を、横浜・みなとみらい 21 地区に設立すると発表した。
記事 競争力強化 すずき英敬知事のおすすめ三重県ビジネスカタログ(43) 2015/03/20 三重県知事の鈴木英敬です。 先日、三重県鈴鹿市で開催した少子化対策関連のイベントに、タレントの渡辺満里奈さんにお越しいただきました。渡辺さんは二児の母でご主人は人気お笑いコンビ、ネプチューンの名倉潤さん。イベントでは自作の絵本「ありがとうターブゥ」の読み聞かせをしていただき、1200名の会場にお越しいただいた親子連れの皆さんはとても喜んでおられました。その後は渡辺さんと私で子育てトークショー。いわゆるおニャン子世代だったこともあり、光栄なシチュエーションに際し、いつになく緊張してしまいました。
記事 競争力強化 すずき英敬知事のおすすめ三重県ビジネスカタログ(42) 2015/02/17 三重県知事の鈴木英敬です。先日、東京日本橋の「三重テラス」にて、元F1レーサーの片山右京さんとのトークショーをさせていただきました。片山さんはF1レーサーになりたくて、聖地である鈴鹿サーキットに行きたい一心から、様々な努力をされました。例えば10代からアルバイトをし、住み込みのバイトもしたそうです。鈴鹿に来ても、ホテル代がないので、海岸にブルーシートを敷いて野宿するなど、夢に向かっての壮絶な努力のお話を聞かせていただきました。
記事 競争力強化 すずき英敬知事のおすすめ三重県ビジネスカタログ(41) 2015/01/21 三重県知事の鈴木英敬です。新年あけましておめでとうございます。皆様には健やかに新春をお迎えのこととお慶び申し上げます。昨年は、三重県総合博物館「MieMu」のオープンや熊野古道世界遺産登録10周年を迎え、県内外の多くの方々に三重の魅力を感じていただくことができました。また、全国高校野球選手権大会での三重高校準優勝や、吉田沙保里選手の世界大会15連覇達成など、三重県出身者の活躍が、私たち県民に多くの夢や感動を与えてくれました。
記事 IoT・M2M IoTが促すモノづくりの変革、Boseも取り組んだクラウドを活用した新製品開発とは 2015/01/09 振り返ると5年前の2010年はインターネットにつながるデバイスの数が世界人口を超えた年であった。そして5年後の2020年までにはそれがさらに増え、500億のデバイスがネットに接続されるといわれている。さまざまな分野でイノベーションが加速的に広がり、どんなモノでもネットにつながるIoT(Internet of Things:モノのインターネット)の時代になってきた。米PTCのエグゼクティブバイスプレジデントであるロブ・グレムリー氏は、「IoTによって、モノづくりビジネスが転換点を迎えている」と指摘する。
記事 医療IT オムロンヘルスケアとJINS、生体データ取得可能な拡張型デバイスの共同開発を開始 2015/01/07 オムロンヘルスケアとジェイアイエヌ(以下、JINS)は7日、JINSのメガネ型ウェアラブルデバイス「JINS MEME(ジンズ ミーム)」をプラットフォームとした新ソリューションの共同開発を発表した。
記事 知財管理 トヨタ自動車、燃料電池関連の特許実施権5680件を無償提供 FCV普及に弾み 2015/01/06 ラスベガスで開催されるCESを前に、米トヨタ シニア・バイスプレジデントのボブ・カーター氏は、トヨタが単独で保有している世界で約5,680件の燃料電池関連の特許(審査継続中を含む)の実施権を無償で提供すると発表した。燃料電池自動車(FCV)の普及に弾みをつけたい考え。
記事 ブランド向上・マーケティング・PR 伊藤園、米コーヒー会社「ディスタントランズトレーディング」を100億円で買収 2014/12/26 伊藤園は25日、米コーヒー豆事業会社であるディスタントランズトレーディング(以下、DLTC社)を、伊藤園の子会社であるITO EN(North America)INC.(以下、NA社)が完全子会社化すると発表した。
記事 スマートフォン・携帯電話 日本通信とVAIOが協業、2015年1月にVAIOブランド初のスマホを日本市場投入へ 2014/12/25 日本通信とVAIOは25日、MSP(Mobile Solution Platform)事業に関して協業し、2015年1月にスマートフォンを日本市場に投入すると発表した。
記事 競争力強化 すずき英敬知事のおすすめ三重県ビジネスカタログ(40) 2014/12/17 三重県知事の鈴木英敬です。先日、行われたプロ野球ドラフト会議で三重県ゆかりの選手が五名も指名されました。ホンダ鈴鹿から、守屋投手が阪神4位、土肥投手がヤクルト6位。海星高校出身の三菱重工名古屋の高木投手が巨人3位。三重高校出身の加藤捕手(青山学院)が中日5位、いなべ総合学園の石垣投手が中日の育成枠2位です。
記事 製造業IT 発明王エジソンとフォード一世が取り組んでいた電気自動車は100年を経て現実のものに 2014/12/05 フォード・モーターといえば、自動車王と称されたヘンリー・フォード一世が、大量生産と大規模マネジメントの手法をT型フォードの製造に取り入れ、20世紀の産業史に金字塔を打ち立てたことでも知られている。そんな同社の次世代自動車の開発状況は現在どのように進んでいるのだろうか?米フォード・モーターのグローバルディレクター、ビークル エテクトリフィケーション&インフラストラクチャであるマイク・ケンスキー氏が明かした。
記事 医療IT 中国経済特区深センの巨大エコシステムと、DNAをハックする合成生物学の可能性 2014/11/27 都市とライフスタイルの未来を議論する国際会議として開催されたイベント「Innovative City Forum2014」では、先端技術に関するセッションが行われた。中国深セン市で起こるオープン・ハードウェアのサプライチェーンに関わり、初版Xboxのセキュリティーの弱点を発見・公開したハッカーとして知られるアンドリュー・バニー・ファン氏、合成生物学(シンセティックバイオロジー)と呼ばれるバイオテクノロジー分野において第一線で活躍するSynbiotaのコーナー・ディッキー氏が登壇し、それぞれ自身が取り組む研究や開発をベースに、先端技術によってもたらされる創造的なパラダイムと新潮流について語った。
記事 人材育成・人材獲得 MITメディアラボ所長 伊藤穰一氏が語るイノベーション「アートや科学に機能を重ねる」 2014/11/25 ミクロの遺伝子レベルからマクロの都市レベルまで、すべてのスケールにおいて複雑性と関係性があり、裏でつながるようになっている――。日本人として初めてMITメディアラボの所長に就任した伊藤 穰一氏は、都市とライフスタイルの未来を議論する国際会議として開催されたイベント「Innovative City Forum2014」に登壇。インターネットを凌駕する勢いで進化するバイオテクノロジーなどの先端技術について、MITメディアラボの取り組みを挙げて紹介した。
記事 製造業IT ホンダ注目の自動運転技術、センサーフュージョン・ETC2.0・グリーンウェーブ走行支援 2014/11/21 本田技研工業(以下、ホンダ)では、衝突安全・衝突回避・予防安全などの技術を経て、車車間通信や路車間通信を利用したインフラ協調による安全運転システムの実用化を進めてきた。本田技術研究所の横山利夫 上席研究員は、「これらの先進安全技術の延長線上に、我々は事故ゼロの社会が来ると考えている」と述べ、自動運転がもたらす新たな価値や、完全な自動運転へ向けた技術とシステム構成、今後の技術的チャレンジについて解説した。
記事 イノベーション 花王とブリヂストン、タイヤの低燃費性能を向上させるゴム材料を共同開発 2014/11/20 ブリヂストンと花王は19日、ブリヂストンの基盤材料技術「ナノプロ・テック」と花王の「界面制御技術」を活用した高機能タイヤゴム材料を共同開発したことを発表した。
記事 製造業IT 三菱電機、液晶事業の研究施設「LCD イノベーション センター」が2015年1月稼働開始 2014/11/19 三菱電機は19日、同社液晶事業の技術管理棟「LCD イノベーション センター」が完成し、2015年1月から稼働開始することを発表した。
記事 製造業IT フィリップス、体温管理システム事業を旭化成子会社のZOLL Medical Corporationに売却 2014/11/18 旭化成は18日、同社グループ会社のZOLL Medical Corporation(以下、ZOLL社)が、Royal Philips(以下、フィリップス)の体温管理システム事業と事業関連する実質的全資産を買収することを発表した。
記事 その他ハードウェア 米インテル、スマートブレスレット「MICA」発表 スマホ不要で単独通信可能 2014/11/18 米インテルは17日(現地時間)、セレクトショップの「OPENING CEREMONY(オープニングセレモニー)」と共同で開発したブレスレット型のウェアラブルデバイス「MICA(My Intelligent Communication Accessory)」を発表した。価格は495ドルで、単体で3G通信機能を備える。
記事 新製品開発 トヨタ、燃料電池自動車「MIRAI」を発売 世界初の一般向け販売 2014/11/18 トヨタは18日、セダンタイプの新型燃料電池自動車(FCV)「MIRAI(ミライ)」を開発し、トヨタ店ならびにトヨペット店を通じて、12月15日より発売すると発表した。価格は723万6,000円(税込)、2015年末までに約400台の販売を見込む。燃料電池車の一般向け販売は世界初となる。
記事 イノベーション 凸版印刷とインティメート・マージャーが提携 オムニチャネル支援のCRMサービス開発で 2014/11/17 インティメート・マージャーと凸版印刷は17日、DMP(Data Management Platform: 自社の顧客データや、自社サイトのログデータ、インターネット上のサーバーに蓄積されるビッグデータなどを一元管理、分析し、最終的に広告配信などのアクションプランを最適化するプラットフォーム)を利用したマーケティングサービスの共同開発を開始したことを発表。
記事 イノベーション 富士通研究所、LED照明の光にID情報を埋め込む技術を開発 2014/11/17 富士通研究所は17日、LED照明などから物体に照射する光にID情報を埋め込む技術を開発したことを発表した。
記事 製造業IT ブリヂストン、低燃費タイヤ「エコピア」技術を応用した難燃性コンベヤベルトを開発 2014/11/13 ブリヂストンは12日、低燃費タイヤ「エコピア」のゴム材料開発技術を応用して省エネルギー性能を付加した難燃性のコンベヤベルトを開発し、11月から販売開始したと発表した。
記事 製造業IT メルセデス・ベンツの自動運転への挑戦、125年前の歴史的ルートで再び 2014/11/06 日米欧において、クルマの自動運転技術の開発競争が激化している。ドイツの名門、メルセデス・ベンツも自動運転の研究・開発に熱心に取り組むメーカの1つだ。その走行システムは現在、ドライバーの運転をアシストする「S 500 INTELLIGENT DRIVE」として発表されている。「高速道路以外での自動走行は問題が山積」ながらも、同社が自動運転に取り組んでいる道は、125年前に同社が世界初となる自動車の長距離走行を敢行した「ベルタ・ベンツ」(カール・ベンツの妻の名前)という歴史的なルートだ。同社法人のハルトムート・シェーファー氏がメルセデス・ベンツの自動運転の取り組みを明かした。
記事 製造業IT 電通、「電通ロボット推進センター」を立ち上げ 2014/11/04 電通は4日、ロボットビジネスに取り組むため、社内を横断する組織「電通ロボット推進センター」を11月1日付で立ち上げたと発表した。
記事 製造業IT 日産自動車の次世代自動車戦略、コネクテッド・自動運転・ビッグデータ活用の最新動向 2014/10/31 日産自動車は現在、「ゼロエミッション」「自動運転」「コネクテッドカー」という3つの柱を掲げ、新たなビジネスモデルやマネタイズモデルの確立に向け邁進している。同社の車両IT&自動運転事業本部 本部長である山本浩二氏は、「いまやクルマはコネクテッドが当然の時代になった。コネクテッドは、EVや自動運転にも深い関係がある。我々は将来の大きなビジネスチャンスになると考えており、パートナーと協力しながら取組みを進めている」と語る。山本氏がコネクテッドカーの“つながり”を高める自動運転のロードマップや、パートナー連携、異業種メーカーとの共存など、同社の重要な戦略について明かした。