記事 ITコスト削減 なぜTwitterで売上アップできないのか:小規模企業における「業績改善」と「IT活用」の溝を埋める(後編) 2011/05/30 前編では、年商5億円未満/従業員数20人未満の小規模企業の現状について解説した。この話をまとめると、小規模企業がIT投資を縮小する最も大きな理由は「資金的な余力がない」のではなく、「現状を維持する以外、特にITに対して投資をする必要はない」という認識を持っているということだ。その背景には「IT活用=売上増ではなく、単に業務効率を改善するもの」というある種のステレオタイプがあり、「業績改善」と「IT活用」の間にある溝を埋めることが課題であることを述べた。後編となる今回はこうした溝を埋めるために小規模企業が取り組むべき具体策について解説していく。
記事 ITコスト削減 小規模企業における「業績改善」と「IT活用」の溝を埋める(前編) 2011/04/05 本連載では「中堅・中小企業」という表現を多用しているが、日本企業の実に95%は年商ベースでこれに入らない5億円未満(従業員数では20人未満に相当)の「小規模企業」が占めている。これらの小規模企業では中堅・中小企業にも増して「業績改善」という目的と「IT活用」という手段との距離が遠い。そこで本稿では年商5億円未満の小規模企業に焦点を当て、この距離を縮めるにはどうすれば良いかを考えていこう。
記事 ITコスト削減 日本中小企業情報化支援協議会:成果連動型の報酬も取り入れて中小企業を支援する 2011/03/04 中堅・中小企業、特に中小・零細企業に対して、経営指導を含めて情報化を進めるための効果的な施策は今までなかった。画一的な指導や啓発では対応が難しい中小企業に対する唯一の解決方法は、人による気づきを与えることだろう。しかし、こうした取り組みには根気と工夫が必要となる。今回はそんな地道な取り組みを始めた団体「一般社団法人 日本中小企業情報化支援協議会(JASISA)」を取り上げる。
記事 ITコスト削減 高島屋、3つのECシステムをプライベートクラウドで刷新 2011/02/21 高島屋は、同社が運営するオンラインストア、通販、ファッションモールの3つのECサイトのシステムを、プライベートクラウドに刷新した。NECのECクラウドサービス「NeoSarf/EC」を利用した。
記事 バックアップ・レプリケーション インフォコム、約50%以上の低コスト化を実現する災害対策サービスを開始:オージス総研とクラウド基盤を連携 2011/01/31 インフォコムグループは31日、最新のクラウド基盤を有する当社横浜データセンターと、オージス総研の大阪データセンターのクラウド基盤を連携し、東京-大阪間のクラウド基盤を活用した災害対策サービスを開始すると発表した。
記事 電源・空調・熱管理 NECネッツエスアイ、APCジャパンの冷却ソリューションなど導入でサーバルームのスペース30%・コスト20%削減 2011/01/26 APCジャパンは、NECネッツエスアイのサーバルームに、冷却ソリューション「HACS」などを提供したことを発表した。
記事 データセンター・ホスティングサービス・IaaS NTTファシリティーズ、データセンターの空調を自動制御して省エネを図る「DASH」を販売開始 2011/01/18 NTT FACILITIES USAは18日、Federspiel Controlsとデータセンター向け空調自動制御システム「DASH」の日本市場における独占販売店契約およびその他各国における販売店契約を締結した。
記事 業務効率化 業務を効率化する6つの方法:小さな会社のちょっと非常識なIT活用術(3) 2011/01/18 世の中にいる誰もが平等に与えられているものは時間です。ECスタジオがITを重要視しているのは、活用の仕方によってITが時間を何倍にも増やすことができる「時間製造ツール」だからです。前回は多様なツールを使い分けて、社内コミュニケーションを円滑にする6つの法則について触れました。今回はさまざまな業務を劇的に効率化する6つの方法をご紹介しましょう。パワーポイントを使わない、タイピング効率を上げるなど、どれも多くの企業で実践できると思います。(執筆:EC studio 代表取締役 山本敏行)
記事 業務効率化 社内コミュニケーションを円滑にする6つの法則:小さな会社のちょっと非常識なマネジメント手法(2) 2010/12/28 世の中にいる誰もが平等に与えられているものが何かわかりますか? 答えは、そう、時間です。前回も、会社の利益は時間の使い方で決まるというお話しをしました。ECスタジオがITを重要視しているのは、活用の仕方によってITが時間を何倍にも増やすことができる「時間製造ツール」だからです。同じことを二度以上話すことがわかっている場合は動画に撮る、共有すべき情報は口頭で話すのではなくグループチャットでログを残す、電話は極力使わない、機会損失を意識する、などです。今回はITで社内コミュニケーションを効率化し、時間を有効活用する6つの法則をご紹介しましょう。(執筆:EC studio 代表取締役 山本敏行)。
記事 業務効率化 生産性を上げてコストを下げる4つの方法:小さな会社のちょっと非常識なマネジメント手法(1) 2010/12/14 日本企業の多くが、頑張っているのに利益が出ない、給料も増えない…という状況に直面しています。いくらモチベーションが高い社員を採用しても、利益が出ていない状態が長く続くとモチベーションは下がっていきます。社員が頑張る→利益が増える→給料が増える→モチベーションが上がるという好循環のスパイラルを起こす必要があります。本連載では、こうした好循環を起こすために、簡単に実践できる“ちょっと非常識なマネジメント手法”をご紹介しましょう。これらの方法は私の会社、ECスタジオですべて実践・実証済みの方法ばかりです。(執筆:EC studio 代表取締役 山本敏行)。
記事 開発総論 コンバージョンかリホストか、経営層を納得させるレガシーマイグレーションの手法 2010/12/07 ITシステムが企業の業務に深く浸透した今、あらためてレガシーマイグレーションが、IT投資を考える上で大きな課題となってきている。早くからシステム導入を進め、多くのシステムを抱えてきた企業ほど、その悩みは大きい。ここでは、4つのレガシーマイグレーションの手法と特徴をみるとともに、実際にマイグレーションプロジェクトをどのように進めるのか、さらに成功/失敗のポイントをみていこう。
記事 調達コスト削減 千葉県および県内42市町、富士通のクラウド型電子調達サービス採用により5年間でシステム経費約50%削減へ 2010/10/28 富士通は、千葉県および千葉県内の42市町で共同利用する電子調達システムを、SaaS型電子調達システム「SuperCALS」を活用して構築し、2011年4月からクラウドサービスで提供すると発表した。
記事 ITコスト削減 日本総研、セールスフォースのクラウドプラットフォーム「Force.com」を導入 2010/10/21 セールスフォース・ドットコムは21日、日本総合研究所がクラウドプラットフォーム「Force.com」を導入したと発表した。
記事 ITコスト削減 大規模データ処理基盤Hadoop事業に注力、NTTデータと米クラウデラが協業 2010/10/13 NTTデータは13日、オープンソースの大規模データ処理基盤ソフトウエア「Hadoop」の普及を目指し、米クラウデラ(Cloudera)と協業すると発表した。10月13日に米国ニューヨークで開催された「Hadoop World:NYC 2010」で発表された。
記事 ITコスト削減 石油業界で世界最大手のシェル、19か国のガソリンスタンドのICTアウトソーシングで富士通を採用 2010/09/10 富士通は10日、石油業界で世界最大手の英蘭ロイヤル・ダッチ・シェルの主要19カ国のガソリンスタンドにおけるICTアウトソーシングを獲得したと発表した。
記事 オープンソースソフトウェア 大阪府交野市、OpenOfficeとLinuxデスクトップ採用で1,200万円を削減 2010/08/16 大阪府交野市は12日、事務処理や文書作成を行うPCにおいて、オープンソースソフトウェアであるOpenOffice.orgとLinuxを採用したと発表した。両ソフトウェア採用に伴い、今後3~6年間で1,200万円の支出削減を図る。
記事 サーバ仮想化・コンテナ CTC、Windows 7および仮想デスクトップ環境への移行検証を支援する仮想デスクトップ型サービスを開始 2010/08/12 CTCは12日、クライアント環境のWindows 7への安全で確実な移行を可能にするため、デスクトップを仮想化しクラウド化する技術を活用した「Windows 7移行支援サービス」を提供開始すると発表した。
記事 電子帳票・帳票出力 TCO/運用管理工数の削減に役立つ! 各システムからのアウトプットを一元管理するアプライアンスサーバに注目 2010/08/11 さまざまなITシステムが導入されるに伴い、企業のアウトプット環境は複雑化し、肥大化していく。台数の増えたプリントサーバ、FAX専用サーバ、業務別に存在する複数の専用アウトプットサーバ──これらの管理・運用コストはばかにできないが、使う人の慣れと諦めによってカバーしていないだろうか? そこで、さまざまなシステムに共通のアウトプット基盤を提供するアプライアンスサーバ「iPDC Server」を紹介しよう。
記事 IT市場調査 世界最強のEMS、Foxconnがアップル躍進に合わせて2011年に全世界売上の5割へ--iSuppli調査 2010/07/28 米調査会社のiSuppliは27日、EMS(受託製造サービス)市場調査結果を発表した。
記事 IT投資・インフラ戦略 ESB市場シェア調査:クラウド需要で重要性増すESB、IBMのWebSphereが首位を堅守 2010/07/27 国内ESB市場の2009年度出荷金額は前年比4.4%減の19億5,000万円となった。
記事 IT投資・インフラ戦略 世界ICT市場での日本企業のシェアが低下、総務省が調査結果を発表 2010/07/20 世界市場における日本企業の売上高シェアが、調査対象となった35品目のうち、コピー機やプリンタなど14品目で増加する一方、携帯電話用液晶デバイスや液晶テレビなど17品目で低下したことが明らかになった。
記事 環境対応 名古屋銀行がPC1200台をNEC「MateタイプMA」に置き換え、消費電力20%削減へ 2010/07/15 NECは、デスクトップPC「MateタイプMA」1200台を名古屋銀行に導入したことを発表した。
記事 データセンター・ホスティングサービス・IaaS GMOホスティング&セキュリティ、「ロケットネット」の共用レンタルサーバを半額に 2010/07/08 GMOホスティング & セキュリティは、共用レンタルサーバ「ロケットサーバー」の月額利用料金を半額に改定した。
記事 クラウド 日立、3週間でプライベートクラウドを導入できる「Harmonious Cloud Packaged Platform」を提供 2010/06/22 日立製作所は22日、企業内におけるプライベートクラウド環境を構築するパッケージ「Harmonious Cloud Packaged Platform」を提供すると発表した。
記事 ITコスト削減 「料金は1時間10円が標準」クラウド時代に注目の製品群、クラウド時代のベンダーとの付き合い方--野村総合研究所 城田真琴氏 2010/06/17 「クラウドは一時のバズワードでは終わらない」。クラウドの動向を長く注目してきた野村総合研究所 情報技術本部 技術調査部 上級研究員 城田真琴氏はこう指摘する。いよいよ本格化するクラウドだが、サービス提供ベンダーが増えるにつれて競争も激化している。ITロードマップセミナーSPRING 2010「最新IT動向と企業情報へのインパクト」で城田氏は、クラウド市場の動向、注目の製品群、さらにクラウド時代のベンダーとの付き合い方について語った。
記事 ERP・財務会計・人事給与 アイ・ティ・フロンティア、Panaya社と提携でSAP ERPアップグレードの期間とコストの削減を可能に 2010/06/16 アイ・ティ・フロンティアは16日、イスラエルのPanaya社と戦略的インテグレーションパートナー契約を締結、同社のクラウド型アセスメントツール「Panaya」を採用すると発表した。
記事 人件費削減 オフショア市場は年平均約10%で拡大、2014年の市場規模は507億円へ--IDC Japan 2010/06/10 IDC Japanは8日、国内企業向けオフショアITサービス市場予測を発表した。これによると、2009年に国内企業がインド、中国などのオフショアベンダーに直接支出したITサービスの金額は、前年比マイナス0.2%の326億円となった。
記事 クラウド 兵庫県淡路市等、富士通の住民情報システム「MICJET MISALIO」導入 2010/05/31 富士通は、兵庫県の淡路市、相生市、奈良県の上北山村に自治体向けソフトウェア「MICJET MISALIO」を導入、本年4月より稼動させたと発表した。
記事 IT資産管理・ソフトウェア資産管理 日立システム、「JP1/Desktop Navigationソリューションパック」の販売を開始 2010/05/31 日立システムアンドサービスは31日、日立製作所が開発した、無駄なIT資産を削減できるパソコン運用管理ツール「JP1/Desktop Navigation」を導入する際に必要となる、ソフトウェア、ハードウェアおよび導入作業をパッケージ化した「JP1/Desktop Navigationソリューションパック」の販売を6月1日から開始すると発表した。
記事 IT投資・インフラ戦略 導入事例の活用方法とパートナー選びのコツ:中堅・中小企業市場の解体新書(15) 2010/05/19 ようやく日本の景気も上向き始めたとみる向きもあるが、依然多くの企業は事業継続のプレッシャーにさらされている。投資する余力は少なく、ますますシビアな判断が求められている。中堅・中小企業がIT投資を行う場合、過去に別の企業が導入した経過、いわゆる「導入事例」を参考にする企業は多いはずだ。しかし、他社の事例をそのまま自社に当てはめるのは危険だ。また、中堅・中小規模の企業にとって、良き相談役となるITのパートナーの存在も欠かせない。今回は、導入事例の活用方法とどのようにしてパートナーを見極めるべきかについて考えてみたい。