記事 Web戦略・EC オリックス広報が語る「社内報」刷新計画、社風の強化にアプリをどう活用した? オリックス広報が語る「社内報」刷新計画、社風の強化にアプリをどう活用した? 2021/11/29 多角的に事業展開する金融サービス会社であるオリックス。同社では年に1度、社員の意識調査を実施している。そこで浮かび上がってきたのが「新しい価値を創造しようという“社風”が徐々に薄れているのではないか」という仮説だった。新規事業に果敢にチャレンジし、未知の領域を切り開いて成長を重ねてきた同社にとって、これは見過ごせない。そこで同社が着目したものの1つが社内報を軸とした社内コミュニケーションの活性化である。社内報の改善を通じて社風の強化に挑もうとしているオリックス グループ広報・渉外部の取り組みを追った。
記事 新製品開発 マクドナルドのプロダクトマネジメント論、なぜ「No」と言えない開発責任者はダメか? マクドナルドのプロダクトマネジメント論、なぜ「No」と言えない開発責任者はダメか? 2021/11/29 反響のある商品を生み出すには、プロダクトマネージャー(PM)による「プロダクトマネジメント」が不可欠だ。商品開発を率いるPMには、日々「こんな機能を追加してくれ」や「見た目をもう少し若者向けにしたら良いのではないか」など、関係者からさまざまな要望が飛んでくる。しかし、安易にすべてを受け入れてしまうと商品の価値毀損にもつながってしまうため、こうした要望を「断る」コミュニケーション能力が重要になるのだ。ここでは、日本マクドナルドの公式アプリのPMを務める飯沼亜紀氏が、自身の経験を踏まえて効果的に「No」を伝える技術を語った。
記事 新製品開発 サントリー食品の「商品開発の哲学」、ペルソナ設定より大事な「遊び心」とは? サントリー食品の「商品開発の哲学」、ペルソナ設定より大事な「遊び心」とは? 2021/11/16 日々、企業の商品開発担当者は、消費者に“刺さる”プロダクトを生み出すため、顧客ニーズや関連商品の販売実績などからペルソナを設定したり、手にとりたくなるようなデザインを考えたりと、あらゆる取り組みをしている。そうしたプロダクトづくりにおいて、社内初のデジタルプロダクトの「SUNTORY+(サントリープラス)」で大きな成功を収めた、サントリー食品の商品開発の哲学に迫る。
記事 流通・小売業界 洋菓子店ガトーフェスタ ハラダの食品ロス対策、ムダのない「売れる菓子作り」の秘密 洋菓子店ガトーフェスタ ハラダの食品ロス対策、ムダのない「売れる菓子作り」の秘密 2021/11/15 食品ロス(フードロス)の問題が深刻化している。消費者である私たちが「食べ残し」や「無駄な消費」を減らそうと意識することも大事だが、それだけでは解決できない。フードロスの課題解決には、生産・販売・流通に携わる企業の協力が必要不可欠なのだ。それでは、企業はどのようにフードロスの問題に取り組むべきか。今回は、フードロスを引き起こす原因となっている「ダメすぎる消費者心理」を踏まえたフードロス削減で成果を上げた洋菓子メーカー「ガトーフェスタ ハラダ(群馬県)」の事例を紹介する。
記事 デザイン経営・ブランド・PR よく売れる「商品陳列・ディスプレイ」の法則、絶対外せない「商品並べ方」2つのコツ よく売れる「商品陳列・ディスプレイ」の法則、絶対外せない「商品並べ方」2つのコツ 2021/11/11 小売企業にとって“品揃え”は立地戦略と価格戦略にならぶ重要な戦略と言われている(注1)。つまり、いくら立地が良く、魅力的な価格で販売していても、“品揃え”が魅力的でないと競争優位には立てないのである。今回はこの品揃えにおける注意点と効果的な品揃えのポイントについて、海外の先進的な研究事例を交えて紹介する。
記事 流通・小売業界 「フィジカルインターネット」で変わる日本の物流、2030年には業界一変か 「フィジカルインターネット」で変わる日本の物流、2030年には業界一変か 2021/11/10 1 2021年10月6日、経済産業省は、「第1回フィジカルインターネット実現会議」を開催した。「フィジカルインターネット」とは、インターネットの仕組みをまねて、物流を最適化しようとする試みで、物流の究極の形の1つという見方もできる。本稿では、フィジカルインターネットの概念と、現業の運送会社、倉庫会社に対してどのような影響をもたらすのかを考えていこう。
記事 流通・小売業界 マツキヨとココカラファイン経営統合で大混戦、ドラッグストア業界の頂点となるのは? マツキヨとココカラファイン経営統合で大混戦、ドラッグストア業界の頂点となるのは? 2021/11/01 2021年10月、マツモトキヨシホールディングスとココカラファインが経営統合し「マツキヨココカラ&カンパニー」が発足した。かつてのトップ企業ながら、直近では業界6位となっていたマツモトキヨシが、ココカラファインとの統合でトップクラスに復帰した形だ。これまでもM&Aを繰り返しながら順位が目まぐるしく入れ替わってきたドラッグストア業界だが、同社の誕生により勢力図はまたも大きく変化した。競争激化するドラックストア業界で、今後どの企業が「大都市マーケット」で首位を獲得するのだろうか、どの企業が「郊外マーケット」で首位を獲得するのだろうか。
記事 Web戦略・EC なぜ、リンナイは「顧客接点作り」にスマホアプリを採用?BtoBアプリが選ばれる理由 なぜ、リンナイは「顧客接点作り」にスマホアプリを採用?BtoBアプリが選ばれる理由 2021/10/22 新型コロナウイルス感染拡大を防ぐため、非対面・非接触によるビジネスコミュニケーションが浸透してきたが、同時に課題も浮彫りとなってきている。たとえば、非対面・非接触を可能にするため、顧客とメールやチャット、SNSなどを通じたコミュニケーションをとる企業が増えているが、受け取り手にはメールやSNSにより日々膨大な情報が送られてきており、その中から自社が配信した情報に目を通してもらうことは難しくなっている。こうした課題を解消し、顧客との関係を深める方法はあるのだろうか。
記事 流通・小売業界 なぜドライバーの負荷を軽減する「中継輸送」が普及しないのか、最大の障壁は… なぜドライバーの負荷を軽減する「中継輸送」が普及しないのか、最大の障壁は… 2021/10/06 前回の解説記事では、中継輸送がどのような仕組みであるか解説した。中継輸送は1つの輸送工程を、複数のドライバーがリレーしながら担う輸送方式で、長距離輸送を担うトラックドライバーや運送会社の負担を減らすことが期待される。だが実際に行うのはそう簡単ではなく、普及にはまだまだ障壁が存在する。本稿では、中継輸送における課題と、「コンプライアンス違反する運送会社」という難敵について述べる。
記事 流通・小売業界 割引率もAIで算出! イオンリテールはどうやって「スマートストア化」を進めている? 割引率もAIで算出! イオンリテールはどうやって「スマートストア化」を進めている? 2021/09/29 新型コロナウイルスの流行は各業界に大きな変革をもたらした。小売業も影響を受けた業界の1つだ。新たな価値観や常識が生まれた社会では、たとえパンデミックが収まったとしても、旧来のビジネスのやり方は通用しなくなるだろう。そうした中、イオンリテールは新しい時代に向けた売り場づくりに取り組んでいる。同社執行役員 システム企画本部長 山本 実氏に、ビッグデータやAI、スマホなどを使った、スマートストアへの取り組み状況を詳しく聞いた。
記事 物流管理・在庫管理・SCM アマゾンやニトリが「物流」で稼ぐ理由、リテール業で検討すべき“3つの好機”とは アマゾンやニトリが「物流」で稼ぐ理由、リテール業で検討すべき“3つの好機”とは 2021/09/29 「ロジスティクス4.0」と定義されるAI、IoT、ロボティクスといった先進技術活用の拡大が、物流業界の根幹を揺るがしている。次代のリテールビジネスにおいて存在感を発揮するには、この大変革に果敢に取り組み先駆者となることだ。「ロジスティクス4.0」により、具体的に何が起こるのか。すでに大きく動いているアマゾン(Amazon)、ニトリ、フェデックス(FedEx)、ザラ(ZARA)、アスクルなど、先進事例の数々から潮流をつかむ。
記事 流通・小売業界 ベルク vs ヤオコー、埼玉県発の「郊外型・食品スーパー頂上決戦」の結末とは? ベルク vs ヤオコー、埼玉県発の「郊外型・食品スーパー頂上決戦」の結末とは? 2021/09/22 5 食品スーパー業界は、他の業界とはまったく異なる競争原理が働いている。たとえば、全国の食品スーパー売上トップに君臨するライフコーポレーションですら、全国エリアを制覇しているわけではなく、出店エリア以外ではまったく認知されていない。このように、大手食品スーパーであっても勢力圏が限定的であるために、あまり大手企業同士が直接対決をするような状況は生まれにくいのだ。しかし、関東エリアには、勢力圏が重なり直接対決をしている大手企業が存在する。それが、「ベルク」と「ヤオコー」だ。両社の争いから、食品スーパー業界における戦い方のポイントを解説する。
記事 デザイン経営・ブランド・PR 買い物客が得する「コスパが良いお店」…それなのに儲かるカラクリとは? 買い物客が得する「コスパが良いお店」…それなのに儲かるカラクリとは? 2021/09/08 よく耳にする「コスパが良い」という言葉だが、具体的に「コスパが良い」とはどのような状態のことを指すのだろうか。単に「安い」こととは、何が違うのだろうか。また、買い物客に「コスパが良い」と感じてもらうことは、どれほど店舗の売上アップにつながるのだろうか。今回は、買い物客にとってはどちらもお得な「コスパが良い」と「安い」の違いを整理しつつ、店舗が「コスパ」や「安い」を追求することで得られる効果を解説したい。
記事 流通・小売業界 スーパーマーケットの軒並み「減収減益」で示された、店舗小売の厳しすぎる現実 スーパーマーケットの軒並み「減収減益」で示された、店舗小売の厳しすぎる現実 2021/09/02 中国のスーパーマーケットが軒並み減収減益となり、苦しい経営を迫られている。近因としては、ご近所同士でまとめ買いができるECビジネス「社区団購」の広がりがあるが、その背景には「新小売」の台頭がある。現在の苦境が一時的な落ち込みではなく、構造的に問題があることは明白だ。スーパー側も宅配サービスに対応するなど対策はしているが、宅配事業の黒字化にこぎ着けている企業は少なく、生き残る処方箋を誰も示せていない。中国の小売業は、もはや一部の集客力のあるブランドを除いて、店舗小売だけでは生き残っていけない時代に突入した。
記事 リーダーシップ なぜナイキはNo.1になれたのか?「勝利」を追求した創業者に学ぶ「自分を鼓舞する力」 なぜナイキはNo.1になれたのか?「勝利」を追求した創業者に学ぶ「自分を鼓舞する力」 2021/08/30 2 コロナ禍での開催となった東京五輪2020、さまざまな問題があったものの、現在開催中のパラリンピックでも多くのアスリートたちが活躍する姿を見せてくれています。スポーツの世界において、アスリートとともに激しい戦いを繰り広げているのがスポーツ用品メーカーです。その中でも圧倒的存在感を放つナイキは、1人のランナーの「とにかく負けたくない」という思いから始まりました。スポーツ界に革命を起こしたナイキの創業者、フィル・ナイト氏の人生から「戦い続ける理由」と「自らを鼓舞する力」を学びます。
記事 Web戦略・EC なぜ、リンナイは「顧客接点作り」にスマホアプリを採用?BtoBアプリが選ばれる理由 なぜ、リンナイは「顧客接点作り」にスマホアプリを採用?BtoBアプリが選ばれる理由 2021/08/25 新型コロナウイルス感染拡大を防ぐため、非対面・非接触によるビジネスコミュニケーションが浸透してきたが、同時に課題も浮彫りとなってきている。たとえば、非対面・非接触を可能にするため、顧客とメールやチャット、SNSなどを通じたコミュニケーションをとる企業が増えているが、受け取り手にはメールやSNSにより日々膨大な情報が送られてきており、その中から自社が配信した情報に目を通してもらうことは難しくなっている。こうした課題を解消し、顧客との関係を深める方法はあるのだろうか。
記事 バックアップ・レプリケーション 【事例】バックアップ製品は実際どう選んだ?現場が語る、システムを止めない考え方 【事例】バックアップ製品は実際どう選んだ?現場が語る、システムを止めない考え方 2021/08/24 ECの台頭や新型コロナウイルスの影響を受けて、インターネット経由した企業間の取引や購買活動が活発化している。観賞用園芸植物「花き(かき)」も例外ではない。アジア最大級のフラワーマーケットである東京大田市場花き部の卸売会社、フラワーオークションジャパン(FAJ)では、デジタルデータの重要性がますます高まる現状を捉え、ランサムウェアによる被害の際にもすぐに復旧できる環境を整えるため、バックアップ環境の再構築を行った。その経緯や工夫、システム構成について話を聞いた。
記事 流通・小売業界 「無事故」を当たり前にするために…高ストレスのトラックドライバーを誰が守るのか 「無事故」を当たり前にするために…高ストレスのトラックドライバーを誰が守るのか 2021/08/18 運送会社にとって、「安全」は絶対正義である。安全を保つこと、すなわち事故を起こさないことが当然とみなされており、運送会社が安全のために費やす膨大な努力と手間は、世間一般では理解されにくい。高止まりする安全への要求に対し、運送会社はどのように応えれば良いのか? 本稿では、筆者が経験した実例を踏まえながら安全対策のために必要な教育と仕組みの考え方、そして悩ましいヒューマンエラーの撲滅に対し、ビッグデータを用いたアプローチを紹介しながら考えていきたい。
記事 流通・小売業界 中国EC最大手「ピンドゥオドゥオ」の緻密すぎる戦略、なぜ赤字でも大幅割引するのか 中国EC最大手「ピンドゥオドゥオ」の緻密すぎる戦略、なぜ赤字でも大幅割引するのか 2021/08/16 低価格が売りの共同購入型EC「拼多多」(ピンドゥオドゥオ)が年間アクティブユーザー数でアリババを抜き、中国で利用者No.1のECとなった。拼多多は赤字経営でも知られているが、大型還元キャンペーンを続け、実質的に大幅な割引販売を続行している。上場を果たし、シェアを獲得した企業がこのような大型還元を続けるのは珍しい。なぜ、拼多多は下剋上を達成した今も大型還元を続けるのか。そして、なぜ大型還元を続けても破綻しないのか。同社の財務報告書を読むと、そこには緻密な計算があった。
記事 デザイン経営・ブランド・PR 小売店の超重要な「価格戦略(プライシング)」、 “お買い得”と感じさせる5法則 小売店の超重要な「価格戦略(プライシング)」、 “お買い得”と感じさせる5法則 2021/08/12 小売業にとって「価格戦略」こそが、立地戦略や品揃え戦略を超え、最重要戦略という指摘もある。価格戦略のアプローチには、(1)「できるだけ低価格で顧客に商品を提供するために、低い仕入れ価格で調達したり販売管理費を抑えるたりする方向」と、(2)「売場で顧客に“お得だと思わせる”という方向」の2つがある。今回は、(2)の“お得感”を感じてもらう方法を事例を交えながら解説する。
記事 流通・小売業界 中国で白熱「ご近所さんでまとめ買い」ビジネス、主要テック企業が続々参入のワケ 中国で白熱「ご近所さんでまとめ買い」ビジネス、主要テック企業が続々参入のワケ 2021/08/10 中国で「社区団購」と呼ばれる、ご近所さん同士でまとめ買いをするECサービスが話題だ。アリババ、テンセント、拼多多(ピンドゥオドゥオ)といった主要テック企業が相次いで参入、多額の資金を投下し、激しいシェア獲得争奪戦を繰り広げている。シンプルなビジネスモデルながら、地域課題をも解決する可能性にも注目されていたが、競争激化により不当な価格表示などで中国国家市場監督管理総局(市場監管総局)に罰金を科される企業も出ている。なぜ、テック企業はそこまでしてこのビジネスに熱を入れるのか。目が離せない社区団購の仕組みを解説しよう。
記事 流通・小売業界 TSUTAYAのデータ活用戦略、7000万人分の会員データをAIに生かせるか TSUTAYAのデータ活用戦略、7000万人分の会員データをAIに生かせるか 2021/08/06 1 TSUTAYAで知られるカルチュア・コンビニエンス・クラブ(以下CCC)は「書店ゼロの街をなくす」という構想を掲げ、書店における利益構造の改革に挑んでいる。「T会員7000万人」という圧倒的なデータをもとに、今どのような施策を行っているのか。CCC 蔦屋書店カンパニー BOOK本部長の鎌浦慎一郎氏が、書店の「改造計画」を単独インタビューで明らかにした。
記事 流通・小売業界 イオンの「まいばすけっと」出店拡大で、首都圏コンビニ加盟店が大ピンチのワケ イオンの「まいばすけっと」出店拡大で、首都圏コンビニ加盟店が大ピンチのワケ 2021/08/05 最近、「まいばすけっと(以下、まいばす)」というミニスーパーの増殖が著しいことに気づく。まいばすとは、コンビニと同程度のスペースに、生鮮から惣菜までの食品スーパーの取り扱い商材を凝縮して提供するミニ食品スーパーだ。イオングループ(以下、イオン)のまいばすは、基本東京23区、川崎市、横浜市にしか出店していないため、馴染みが薄い人もいるかもしれないが、2021年2月期決算で921店舗、売上1994億円と、すでに一大勢力となっている。そんなまいばすが、現在コンビニの近隣に出店を増やしている。なぜ、まいばすをコンビニのそばに作るのか。イオンの狙いを解説する。
記事 営業戦略 【独占】「書店ゼロの街をなくす」TSUTAYAの挑戦、実現させる“収益のカラクリ”とは 【独占】「書店ゼロの街をなくす」TSUTAYAの挑戦、実現させる“収益のカラクリ”とは 2021/08/05 1 書店が街から減り続けている。2000年には2万1,600店舗だった書店の数は2020年には1万1,024店舗と、20年間で約50%まで縮小した。地方では、住民の高齢化と過疎化が進み、さらに日本の人口は今後減少していく。その中にあって「書店ゼロの街をなくす」という構想を掲げたカルチュア・コンビニエンス・クラブ(以下CCC) 蔦屋書店カンパニー BOOK本部長 鎌浦慎一郎氏に独占インタビューを実施した。
記事 地方自治体・地方創生・地域経済 日本人の生活が苦しいホントの理由、なぜ「減税」は当てにならないのか? 日本人の生活が苦しいホントの理由、なぜ「減税」は当てにならないのか? 2021/08/03 日本経済の長期低迷が続き、賃金が上昇しない中、税や社会保障などの負担が重くのしかかるようになっている。だが諸外国と比較すると、実は日本の国民負担率はそれほど高くない。では、なぜ日本では税や社会保障の負担について重く感じるのだろうか。背景には、世代間格差の存在とイノベーションの停滞という構造的な要因がある。
記事 製造業界 EC強者モノタロウの凄すぎる「ズラシ戦略」、なぜ着実にファンが増えていくのか? EC強者モノタロウの凄すぎる「ズラシ戦略」、なぜ着実にファンが増えていくのか? 2021/07/26 世の中は新型コロナの影響で厳しい局面を迎える中、無人棚搬送ロボットや自動梱包機など、自動化・省力化のための最新鋭設備を導入すべく、総額90億円を超える最新型倉庫の稼働に踏み切った企業がいる。コロナでも成長の手を緩めない、その企業の名はMonotaRO(以下、モノタロウ)だ。工具のアマゾンとも呼ばれ、急成長を遂げている企業である。なぜ、コロナ禍でも成長し続けることができるのだろうか。モノタロウの成長のワケを探ると、そこには、優れた「ズラシ戦略」があった。図表を使って、同社の強さの秘密を解説する。
記事 Web戦略・EC マザーハウスが語る「ブランドづくり」、なぜエシカルを標榜しないのか マザーハウスが語る「ブランドづくり」、なぜエシカルを標榜しないのか 2021/07/22 SDGs、エコ、エシカル……。マザーハウスは、こうした言葉を自らはほとんど使っていない。にもかかわらず、その文脈で語られる代表的な企業でもある。創業者である山口 絵理子 氏は、こうした状況をどう見ているのか。また、創業時の理念をぶれることなく従業員に浸透させ、ブランド力を維持するために、どのような取り組みをしているのか。バングラデシュに新たに建設中という新工場のことも含めて山口氏とデジタル部門を担う神村 将志 氏に話を聞いた。
記事 Web戦略・EC マザーハウス 山口絵理子氏に聞く「デジタル戦略」、“居心地の良さ”を再現する方法 マザーハウス 山口絵理子氏に聞く「デジタル戦略」、“居心地の良さ”を再現する方法 2021/07/22 マザーハウスはアパレル、バッグ、レザー小物、ジュエリーなどを製造・販売する企業だ。同社は「途上国から世界に通用するブランドをつくる」という理念を掲げ、バングラデシュやインドなど6カ国の自社工場で製品を製造し、日本を含む4カ国の直営店舗で販売する体制を構築している。同社のビジネスに今回のコロナ禍はどのような影響を与えたのか。また、その際にデジタルをどのように活用したのか。創業者である山口 絵理子 氏とデジタル部門を担う神村 将志 氏に話を聞いた。
記事 Web戦略・EC なぜBRIEFINGは圧倒的に支持される? 「偏愛」されるブランドの戦略は何が違うのか なぜBRIEFINGは圧倒的に支持される? 「偏愛」されるブランドの戦略は何が違うのか 2021/07/22 「BRIEFING」は、コアなファンが多いブランドだ。もちろん、それは一朝一夕にできあがったものではない。「偏愛」されるブランドを作り、成長させ、価値を維持し、さらに高めるために、同社は何を大切にし、どのような取り組みをしているのだろうか。前編に引き続き、マーケティングを統括する河合 健太郎 氏に、かつて在籍をしたアディダスとの違い、共通点なども含めて話を聞いた。
記事 Web戦略・EC コロナ禍下でも拡大するBRIEFING、「外出ニーズ」がなくなっても売れ続けるワケ コロナ禍下でも拡大するBRIEFING、「外出ニーズ」がなくなっても売れ続けるワケ 2021/07/22 米国製を軸に、機能美のあるバッグアイテムを中心に展開するバッグブランドが「BRIEFING」(ブリーフィング)だ。最近は、バッグだけでなくゴルフアイテムもラインアップし、コロナ禍の逆風の中でも業績は好調だ。同ブランドを展開するユニオンゲートグループでマーケティングを統括する河合 健太郎 氏は、アディダスでマーケティングの責任者をつとめた経歴を持つ。厳しい環境にあるアパレル業界でブランド価値を高め、それを業績に結びつけている秘訣は何なのか。同社のデジタル戦略と合わせて伺った。