記事 医療業界 “医療用ソフトウェア”審査が世界的に短期化、先進国と途上国、狙うべき市場はどっち “医療用ソフトウェア”審査が世界的に短期化、先進国と途上国、狙うべき市場はどっち 2019/07/09 人命を扱う医療業界において、ITが真価を発揮するには、各国で正しく許認可を受け、製品登録を行う必要がある。医薬品に対して各国で規制が行われているのはわかりやすいが、見落とされがちなのが、医療機器と、医療用ソフトウェアの規制の在りようだ。今、この2つの規制が各国で変化しており、先進国と発展途上国ではその違いが顕著だ。医療ITビジネスの注目すべき勝負ドコロをグローバルな観点でお教えする。
記事 市場調査・リサーチ 【自動車市場レポート】販売台数「2年連続マイナス」の衝撃、米中摩擦やMaaSの影響は 【自動車市場レポート】販売台数「2年連続マイナス」の衝撃、米中摩擦やMaaSの影響は 2019/07/03 リーマンショック後の落ち込みから2017年頃まで順調に伸びていた自動車の販売市場だが、ここにきて陰りを見せ始めている。「2019年は販売数の低迷が予測され、2018年に続き2年連続でマイナスになる可能性があります」と語るのは、IHSマークイットの川野 義昭氏だ。今後の自動車販売市場の予測と日本市場の最新動向について、政治的、環境的、またCASEやMaaSといった技術的な側面からのファクターを織り込みつつ、詳細に解説してもらった。
記事 ブロックチェーン・Web3 ブロックチェーン導入予定はわずか11%、回避すべき7つの落とし穴とは--ガートナー ブロックチェーン導入予定はわずか11%、回避すべき7つの落とし穴とは--ガートナー 2019/06/25 ブロックチェーンが高い関心を集める一方で、市場の実態はかけ離れているようだ。ガートナーが3,000人を超えるCIOを対象に実施した2019年CIOアジェンダ・サーベイにおいて、ブロックチェーンを「導入済み」、あるいは「近く導入予定」と回答したのはわずか11%にとどまった。同社によれば、「その大半が初期の実験段階より先に進めていないことが考えられる」という。
記事 人材管理・育成・HRM 約半数が“2年以内に辞めたい”──「ミレニアルの意識調査」デロイトが発表 約半数が“2年以内に辞めたい”──「ミレニアルの意識調査」デロイトが発表 2019/06/17 5月28日、デロイト トーマツ コンサルティングが「ミレニアル年次調査2019」を発表した。今回で8回目となる「ミレニアル年次調査」は、同社が42カ国のミレニアル世代と10カ国のZ世代を対象に行った調査である。調査発表会では、まずグローバルの傾向、日本の傾向について説明し、最後に同社 執行役員のキャメル・ヤマモト氏がいま企業の人材活用に何が求められているかを語った。
記事 クラウド 「進撃のグーグル」、クラウド基盤市場でアマゾンやMSを超えるには 「進撃のグーグル」、クラウド基盤市場でアマゾンやMSを超えるには 2019/06/04 本連載では、ITトレンドから毎回ホットなキーワードを取り上げ、その最新動向とともに筆者なりのインサイト(洞察)や見解を述べたい。第16回に取り上げるキーワードは「クラウド基盤サービス」。第13回でその市場動向と日本のベンダーの行方について記したが、今回はこの分野をリードするグローバルベンダー3社のバトルに焦点を当てる。特にグーグルがこの勢いのまま「進撃」し、アマゾンウェブサービスやマイクロソフトのシェアを奪うか、という視点で考察したい。
記事 5G・6G 5G徹底解剖:価格はいくら? 端末はいつ出る? 日本でいつ普及する? 5G徹底解剖:価格はいくら? 端末はいつ出る? 日本でいつ普及する? 2019/05/29 いよいよ「5G(第5世代移動通信システム)」が、商用サービスを開始するフェーズに来ている。米国や韓国などではサービス利用が始まり、日本でも本格的なサービスが2020年春に始まることになった。5Gの商用化が現実となりつつある今、移動通信市場はどう変化していくのだろうか。5G導入の現状、および5Gに期待されている経済効果について、IHSマークイットのアナリスト 大庭光惠氏が解説する。
記事 コンテンツ・エンタメ・文化芸能・スポーツ 動画配信サービス市場を徹底解説、勝者はアマゾン?Netflix?ディズニー? 動画配信サービス市場を徹底解説、勝者はアマゾン?Netflix?ディズニー? 2019/05/21 3月には「Apple TV+」が、4月には「Disney+」が発表されるなど、大手企業の参入が続く動画コンテンツ配信オンラインビデオサービス。米国ではNetflixの躍進が続いているが、これに対抗するようにディズニーがHuluを完全子会社化することが発表された。またアジアでは中国勢が猛威を振るっており、日本ではdTVらが争う。テレビなどの既存のプレイヤーから見ても、あるいは日本視点で見ても黒船襲来の様相を呈しているオンラインビデオサービスの市場だが、その動向について、IHS MarkitのMaria Rua Aguete氏が解説する。
記事 医療業界 米国の医療AIが抱える“複雑な事情”と苦しい打開策 米国の医療AIが抱える“複雑な事情”と苦しい打開策 2019/05/17 AI先進国、米国。この国では医療分野のAI活用でも世界をリードしている。しかし、意外にも米国では医療AIが本領発揮できないように、あえて制限をかけているという側面もあるという。それはなぜなのか。そして、日本の医療AIとその規制はどうなっているのか。尚、本稿では、「医療AI」を主に臨床目的で使用されるものと定義した上で議論を展開したい。
記事 サーバ サーバ仮想化だけじゃない!「HCI」がクラウドや業務システムを変える理由 サーバ仮想化だけじゃない!「HCI」がクラウドや業務システムを変える理由 2019/05/14 以前に本連載でも触れたように、HCI(ハイパーコンバージドインフラ)は中堅・中小企業においてもサーバ仮想化を実現するシンプルな手段として注目を集めている。しかし、昨今では「伸縮性を持ったクラウドを活用したい」「業務アプリケーションやミドルウェアの管理負担を軽減したい」と考えるユーザ企業にとってもHCIが重要な選択肢となりつつある。なぜ、HCIがクラウドや業務アプリケーション/ミドルウェアと関連してくるのだろうか?最新の調査データを踏まえながら、その理由を明らかにしていこう。
記事 製造業界 波乱含みの自動車「生産」市場の動向、米欧中の規制はどんな影響を及ぼすのか 波乱含みの自動車「生産」市場の動向、米欧中の規制はどんな影響を及ぼすのか 2019/05/08 自動車のグローバル市場を生産の面から見ると、2018年は多くの問題が明るみに出た年だった。「2019年はこの逆風を乗り切る“試練の年”になる」との見通しを示すのはIHS Markitで、ライトビークル(一般乗用車やSUV、ライトトラックを含めた広義の自動車)の生産予測を担当するマーク・フルソープ氏だ。生産視点からみた自動車のグローバル市場について、米国の「通商拡大法第232条」、英国の「Brexit」、中国の「国6a/b」、「CASE(Connected、Autonomous、Shared、Electric)」などによる影響について見解を聞いた。
記事 グローバル・地政学・国際情勢 インド「伝統の」繊維産業、脱中国進まずとも有望なワケ インド「伝統の」繊維産業、脱中国進まずとも有望なワケ 2019/03/28 インドでは、繊維産業は数世紀前にさかのぼることのできる伝統のある産業の1つだ。2030年までに中間所得層が5億人に到達するインドでは現在、急速に市場が拡大している。こうした要因はすべて、長い目で見るとインドの繊維産業に追い風となるだろう。競争とイノベーションに真摯に取り組めば、インドの繊維産業は、今後も成長していくと思われる。インドに拠点を置くコンサルタントが、現地の繊維産業を分析する。
記事 デジタルマーケティング総論 なぜあなたの顧客は逃げていくのか? 3タイプ別「顧客維持率」向上のアナリティクス術 なぜあなたの顧客は逃げていくのか? 3タイプ別「顧客維持率」向上のアナリティクス術 2019/03/19 「顧客維持率」はあらゆる企業にとって最も重要な指標であり、その維持率の向上は多くの企業にとって最優先事項だろう。では、顧客を維持するためにデータをどう分析すればいいのだろうか。ガートナーのバイス プレジデントアナリスト、ガレス・ハーシェル氏はアナリティクスを行う前段階として、顧客を大まかに「もろい顧客」「エンゲージメントの低い顧客」「不満を持つ顧客」の3つのタイプに分けて、それぞれに対応策を考える必要があると説く。
記事 市場調査・リサーチ 中堅・中小企業がRPA導入前に知るべきコト、重要なのは「どんな業務に適用するか」 中堅・中小企業がRPA導入前に知るべきコト、重要なのは「どんな業務に適用するか」 2019/03/12 昨今、「RPA(Robotic Process Automation)(ロボティック・プロセス・オートメーション)」に注目が集まっている。RPAはオフィス業務における非効率な手作業を自動化する技術だが、「言葉は聞いたことがあるが、詳しいところはよく分からない」といった読者の方も多いかもしれない。そこで、最新の調査データを確認しながら、RPA活用の留意点を考えていくことにしよう。
記事 デジタルマーケティング総論 小売・銀行・家電…業界別の「顧客体験(CX)」向上、どんな目標を設定すればいいのか 小売・銀行・家電…業界別の「顧客体験(CX)」向上、どんな目標を設定すればいいのか 2019/02/28 企業の商品・サービスに興味を持ち、購入して、アフターサービスを受ける。その間の顧客体験(CX)は企業の売り上げやイメージに直結することから、各社は競うようにその向上に力を入れている。では今後、CX分野ではどのようなテクノロジーがどう利用され、CXにどんな変化が生じるのか。ガートナーでマネージング バイス プレジデントを務めるジーン・アルバレス氏が近未来を展望し、変化への心構えを説いた。
記事 医療業界 ヘルスケア業界に黒船? GAFAの「医療IT」戦略はこうなっている ヘルスケア業界に黒船? GAFAの「医療IT」戦略はこうなっている 2019/02/27 ヘルスケア業界におけるテクノロジーでは、大きな変化が起きている。テクノロジーの発展と普及を担う主要プレイヤーが、医療機器メーカーからGAFA(グーグル、アップル、フェイスブック、アマゾン)に代表されるIT大手企業や、他業界からの新規参入者にシフトしているのだ。こうしてメディアを賑わす画期的な医療ITが数多く産声を上げる一方で、医療の現場とその財政状況は必ずしも楽観視できるものではない。今回はTopconの長竹宏氏が、もっとも進んだテクノロジーの活躍の場として注目を集めている医療ITとその実態について解説する。
記事 Web戦略・EC 【徹底解剖】失敗に終わる「サブスク負け組」の共通点 【徹底解剖】失敗に終わる「サブスク負け組」の共通点 2019/02/15 オンラインサービスのサブスクリプション(売り切りではない定額課金)モデルはこの数年、米国で急拡大しており、ある調査によれば2011年に5700万ドルだった米サブスクリプション市場が2016年には26億ドルにまで成長している。2019年も引き続き好調が予想されるサブスクリプションビジネスだが、一方ですべてがうまくいっているわけではなく、次第に勝ち組と負け組が明らかになりつつある。本稿では現時点での勝ち組の成功と負け組の失敗の理由を分析し、サブスクリプションビジネスの将来像を探る。
記事 経営戦略 2019年にテクノロジーが「国家主義の武器」になる、これだけの理由 2019年にテクノロジーが「国家主義の武器」になる、これだけの理由 2019/01/29 昨年の年初、「2018年は、米中テクノロジー対決の構図が鮮明化する年になる」と予測したが、まさにその通りの1年になった。今年は、普遍的で開放的でグローバル化を促進する要因であったテクノロジーが、逆に国家主義や民族主義に奉仕する閉鎖的でローカルな「軍事的武器」へと変質してゆくだろう。米中テック戦争でテクノロジーにまつわる製品やサービス、人材の自由な往来や取引を阻む「壁」が築かれる中、2019年に世界へもたらされる「パラダイムシフト」とは何なのか。
記事 デジタルマーケティング総論 カスタマー・エクスペリエンスはどうすれば向上する? ガートナーがANA事例で指南 カスタマー・エクスペリエンスはどうすれば向上する? ガートナーがANA事例で指南 2019/01/24 デジタル・ビジネスの時代を迎え、企業と顧客とのチャネルは多様化し、取れる顧客データは爆発的に増加した。これらは、カスタマー・エクスペリエンス(CX)の向上に寄与する反面、個人情報を適切に管理しながら、顧客インサイトをいかに得ていくべきかという問題を突きつけている。顧客情報とインサイトを、誰がどう管理し、差別化につなげていくべきか。ガートナーのリサーチ ディレクター、川辺謙介氏が提言する。
記事 経営戦略 【2019GAFA展望】変容の[G](グーグル)、対立が激化する中、自動運転が希望に 【2019GAFA展望】変容の[G](グーグル)、対立が激化する中、自動運転が希望に 2019/01/08 頭文字をとってGAFAとも呼ばれる米テクノロジー大手4社のグーグル、アップル、フェイスブック、アマゾンにとり、2018年は社会やユーザーとのつながりにおいて「激動」「転換点」と形容することがふさわしい1年であった。このうちグーグル(親会社アルファベットグループの動きも含む)については、(1)クラウドとAIの躍進、(2)信頼問題、(3)社内紛争や企業倫理の課題、(4)自動運転車開発の好調、などが盛んに報じられた1年だった。2019年は先行するAIと自動運転分野での開発がさらに進み、これらの分野で競合との差が意識されるようになるだろう。
記事 製造業界 【2019GAFA展望】凋落の[A](アップル)、さらばジョブズの遺産たち 【2019GAFA展望】凋落の[A](アップル)、さらばジョブズの遺産たち 2019/01/07 アップルにとって2018年は、トランプ大統領の大型企業減税により500億ドル分の節税という巨額の「ボーナス」で大いに潤っただけでなく、米史上初の時価総額1兆ドル超えの偉業を達成した年でもあった。一方、主力のiPhone販売の減速、ハードウェア企業からサービスプロバイダーへの軸足移行の加速など質的な変化が明らかになった1年だった。また、米中貿易戦争の勃発による「中国というアキレス腱」は、大きく同社の命運を左右する。アップルは2019年にどのような方向に進むのか。
記事 流通・小売業界 【2019GAFA展望】進撃の[A](アマゾン)、いよいよ広告や製造にも巨人が踏み出した 【2019GAFA展望】進撃の[A](アマゾン)、いよいよ広告や製造にも巨人が踏み出した 2018/12/26 頭文字をとってGAFAとも呼ばれる米テクノロジー大手4社のグーグル、アップル、フェイスブック、アマゾンにとり、2018年は社会やユーザーとのつながりにおいて「激動」「転換点」と形容することがふさわしい1年であった。そのうち、巨人アマゾンにとって2018年のキーワードであった「広告とクラウド」「製造業」「批判の高まり」を中心に振り返り、同社の2019年を占う。
記事 コンテンツ・エンタメ・文化芸能・スポーツ 【2019GAFA展望】受難の[F](フェイスブック)、だが将来への種はまいた 【2019GAFA展望】受難の[F](フェイスブック)、だが将来への種はまいた 2018/12/25 頭文字をとってGAFAとも呼ばれる米テクノロジー大手4社のグーグル、アップル、フェイスブック、アマゾンにとって、2018年は社会やユーザーとのつながりにおいて「激動」「転換点」と形容することがふさわしい1年であった。そこで、GAFA各社の2018年中の施策や変化、出来事を総括しながら、2019年の同社の行方を展望していきたい。1社目は、ジェットコースターのような下降や上昇を繰り返し、全体的には“ひどい受難の年”となったフェイスブックだ。
記事 OS・サーバOS WaaSとは何か、「Windows 10」はこれまでのWindows OSと何が違う? WaaSとは何か、「Windows 10」はこれまでのWindows OSと何が違う? 2018/12/11 2020年1月にはWindows 7 SP1の延長サポートが終了する。2019年からは中堅・中小企業においてもPCの入れ替えが活発になっていくと予想される。Windows 8.1の延長サポート終了が2023年1月であることを踏まえると、それ以降もサポートが継続するWindows 10を選択するユーザー企業が多くなると予想される。だが、Windows 10にはこれまでのWindows OSと大きく異なる点がある。それが「WaaS(Windows as a Service)」だ。WaaSとは何か?企業が知っておくことは何か、探っていこう。
記事 ワークスタイル・在宅勤務 本当に働きやすい場所はどこ?4つの技術で実現「スマートワークプレース」とは 本当に働きやすい場所はどこ?4つの技術で実現「スマートワークプレース」とは 2018/12/05 現在、「働き方改革」が叫ばれているが、単に「労働時間を削減しよう」という掛け声だけでうまくいくほど簡単ではない。成果を上げつつ従業員の満足度を高め、社会全体の価値を向上させる「真の働き方改革」を成功させるためには、各ステークホルダーの意識改革もさることながら、テクノロジーの恩恵をフルに受けることも必要になる。今回は「スマートワークプレース」の現状と、活用されているテクノロジーについて、フロスト&サリバンジャパン成長戦略シニアマネージャーの伊藤祐氏が解説する。
記事 グローバル・地政学・国際情勢 製造業が海外進出したい国、1位は中国、2位はインド、3位は逆転であの国 製造業が海外進出したい国、1位は中国、2位はインド、3位は逆転であの国 2018/11/29 国際協力銀行は11月26日、日本の製造業企業605社(有効回答数)に海外事業展開の動向に関するアンケート調査を実施し、その結果を発表した。これによると、2017年度の海外収益比率は37.3%と過去最高を記録、今後の事業展開を「強化・拡大する」と回答した企業数は増加する結果となった。
記事 市場調査・リサーチ JEITAがサーバ需要の「質の変化」を解説、IoT・AI・機械学習の台頭で何が変わるか JEITAがサーバ需要の「質の変化」を解説、IoT・AI・機械学習の台頭で何が変わるか 2018/11/19 電子情報技術産業協会(JEITA)ITプラットフォーム事業委員会では毎年、「ITトレンド調査」を実施している。IoTやビッグデータ、AIなどの新たな技術への期待がますます高まる2018年においてIT投資の傾向やニーズの変化とともに、この数年で注目されている技術の事例が紹介された。
記事 中堅中小企業・ベンチャー その経営課題、本当に「人工知能」「RPA」が最善か? 判断軸は「3つ」ある その経営課題、本当に「人工知能」「RPA」が最善か? 判断軸は「3つ」ある 2018/11/13 中堅・中小企業がIT活用を検討する際に直面する悩みの一つが、「ある経営課題の解決策として、ITが本当に最善の選択なのか?」という問いかけだ。たとえば、働き方改革に伴う残業抑制に取り組もうとした場合、「経営コンサルティング」を受けて管理職や社員の意識を変えるべきなのか、それとも「業務システム改善」を行って効率化を図るのか。それを判断することは容易でない。だが、調査データをひもといて見ると、そのヒントが見えてくる。
記事 SDN・SD-WAN 企業ネットワークに限界到来、「SD-WAN」が本命となる 企業ネットワークに限界到来、「SD-WAN」が本命となる 2018/11/12 企業はネットワークに求められる要件に対応するため、さまざまなネットワークの見直しを続けてきた。しかしその結果、ネットワークは複雑化し、柔軟性が削がれ、デジタル化への対応が困難になってしまった。そこで求められているのがネットワークの抜本的な変革である。ITRでプリンシパル・アナリストを務める甲元宏明氏が、次世代ネットワークについて解説した。
記事 IT戦略・IT投資・DX 今後、パブリッククラウドからオンプレへの移行が増える? IDC JapanがみるDXの最新動向 今後、パブリッククラウドからオンプレへの移行が増える? IDC JapanがみるDXの最新動向 2018/10/05 デジタルトランスフォーメーション(DX)を支えるため、エンタープライズインフラに抜本的な変革が求められている。重要なポイントは支出モデルが多様化していることだ。IDC Japanの森山正秋氏が、Software-Definedやコンバージェンスの進展、NVMe over Fabricsやアクセラレーテッドコンピューティングに代表される最新テクノロジーの台頭などの動向を示しつつ、今後のエンタープライズインフラの在り方を提言した。
記事 IT戦略・IT投資・DX HCI比較のポイントをIDC Japanが解説、導入企業の多くが感じたギャップとは? HCI比較のポイントをIDC Japanが解説、導入企業の多くが感じたギャップとは? 2018/10/04 国内市場でもHCI(ハイパーコンバージドインフラ)の導入が加速している。導入メリットに対する認識が定着し、HCIに対する期待は高まる一方だ。ただし、それはまだ序章にすぎない。大半のケースは部分的な導入にとどまっており、ITインフラ全体の変革には至っていない。一部のユーザーの間では、HCIへの期待と現実とのギャップも明らかになりつつある。IDC Japanの宝出幸久氏が、調査結果を基にしたHCIの利用動向や市場予測を解説するとともに、HCIで実現する今後のITインフラの方向性を示唆した。