記事 AI・生成AI 「AI白書2020」を解説、IPAが示す日本の人工知能導入率が低いワケ 「AI白書2020」を解説、IPAが示す日本の人工知能導入率が低いワケ 2020/03/30 情報処理推進機構(IPA)は2020年2月、「AI白書2020」を公表した。同白書はAIの技術や利用動向、制度政策などの最新動向を網羅的に解説したもので、2017年、2019年に次いで3回目の制作となる。同白書によると、ユーザー企業525社を対象にしたAI利用実態調査では、AIを実導入している企業はわずか4.2%にとどまっているという。同白書で明らかになった日本企業のAI導入の実態を踏まえて、なぜ遅れてしまっているのかを考察する。
記事 AI・生成AI キユーピーがAIを“協調領域”に用いたワケ、差別化ではなく「食品業界全体のために」 キユーピーがAIを“協調領域”に用いたワケ、差別化ではなく「食品業界全体のために」 2020/03/26 それは、“One for All、All for one”の精神で成功させたAI導入プロジェクトだった。2020年2月、東京・JPタワー ホール&カンファレンスで開催されたブレインパッド主催「DOORS BrainPad DX Conference」に、キユーピーが登場した。同社は食品業界全体の課題解決を期して、不良品検出精度100%のAI画像原料検査装置を開発。同社 生産本部 生産技術部 未来技術推進担当 部長 荻野武氏が、オープンイノベーションとして取り組んだプロジェクトの裏側を明かした。AIを“競争領域”ではなく“協調領域”とみなした理由とは。
記事 ストレージ 「分子メモリ」は何がすごい?ストレージの限界超えた次世代技術 「分子メモリ」は何がすごい?ストレージの限界超えた次世代技術 2020/03/25 私たちが扱う情報量が年々増え続ける一方で、その情報を保管する磁気ディスク(HDD)の容量には技術的な限界が近づきつつあります。その限界を超える技術が「分子メモリ」です。これは量子コンピュータのように量子世界の分子をコントロールして記憶媒体として用いるまったく新しい技術であり、メモリの常識を覆す可能性を秘めています。それは一体どんな技術なのか、現時点で明らかになっていることを解説します。
記事 システム開発ツール・開発言語 イスラエルテック22社まとめ、「スタートアップ国家」が誇るAI、IoTの最新技術 イスラエルテック22社まとめ、「スタートアップ国家」が誇るAI、IoTの最新技術 2020/03/17 面積2.2万平米(日本の四国程度)、人口約900万人と小規模な国ながら、毎年数百を数えるスタートアップが立ち上がり「スタートアップ国家」「中東のシリコンバレー」と称される国、イスラエル。自動運転やサイバーセキュリティ分野に特に強く、高い技術力を生かしたプロダクトが、次々世に出てきています。今回は、2020年1月、ラスベガスで開催されたCES2020のイスラエルパビリオンに出展していた企業22社の概要を、総覧として紹介します。その詳細は自身で確認いただく必要はありますが、きっかけとしてご覧ください。
記事 AI・生成AI 「KIOXIA SSDフォーラム 2020」レポート 2020年 手塚治虫が生きていたら、何を描く? 「KIOXIA SSDフォーラム 2020」レポート 2020年 手塚治虫が生きていたら、何を描く? 2020/03/16 東芝メモリから社名変更したキオクシアが、「Driving Transformation」をテーマに2020年1月「KIOXIA SSDフォーラム2020」を行った。キオクシアの常務執行役員 SSD事業部長である横塚 賢志氏は、IoTやDX(Digital Transformation)の潮流にフラッシュメモリが大きく貢献しており、フラッシュメモリやSSDの市場・技術動向などを紹介する目的でフォーラムを開催したと語った。
記事 データ戦略 GPUの基礎解説:用途は画像処理からAI開発へ、NVIDIAとAMDの動きは? GPUの基礎解説:用途は画像処理からAI開発へ、NVIDIAとAMDの動きは? 2020/03/13 コンピュータの部品は似た名称のものが多く混同しがちで、GPUもその1つです。従来、GPUという単語はゲームや映像制作の場でしかあまり聞くことがありませんでしたが、データ分析や人工知能(AI)の文脈でもGPUという単語が登場する機会が増えました。この特徴や用途、市場について、やさしく解説します。
記事 システム開発ツール・開発言語 「フレンチテック」計20社まとめ フランスではIoTやヘルスケアにどう挑んでいるのか 「フレンチテック」計20社まとめ フランスではIoTやヘルスケアにどう挑んでいるのか 2020/03/12 近年、欧州トップクラスのスタートアップ大国として名を挙げているフランス。2013年から国を上げてのスタートアップ支援策が功を奏し、年々目覚ましい成長を遂げている。2020年1月のCES(世界最大級の家電見本市)においても、同国のスタートアップは「フレンチテック」の冠の下、多くの来場者の注目を集めた。本稿では「フレンチテック」のあらましと、ユニークな取り組みをしているスタートアップ20社の概要を総覧として紹介します。
記事 データ戦略 「FPGA」をわかりやすく解説、CPUやASICとどう違うのか 「FPGA」をわかりやすく解説、CPUやASICとどう違うのか 2020/03/03 1 FPGAは、通信機器やデータセンター、産業機器から家電にまで搭載される集積回路(IC)の一種です。約40年前から存在する技術ですが、通信量の肥大化、ビッグデータの活用、AIの登場、さらにFPGA自体の性能向上に伴い需要が高まり近年市場が拡大しています。ほかの集積回路と比較しつつ、わかりやすく解説していきます。
記事 製造業界 トヨタは「2030年危機」をどう乗り越えるつもりなのか? トヨタは「2030年危機」をどう乗り越えるつもりなのか? 2020/02/28 自動車の生産台数は2030年に向けて鈍化すると予測されている。CASE(コネクテッド、自動運転、シェアリングサービス、電動化)による効率化や先進国の高齢化と人口減少による販売台数の減少が主な要因だ。そうした中だからこそ、日本産業界の雄であるトヨタ自動車(以下、トヨタ)の動向、グローバル戦略を分析することで、自動車メーカーが取るべき次のアクションが見えてくるはずだ。
記事 AI・生成AI 「決められない」生保の担当者がやらかした、AI導入の行き詰まり 「決められない」生保の担当者がやらかした、AI導入の行き詰まり 2020/02/25 ビジネスにおいてKPI(重要業績評価指標)は不可欠だ。目標の達成度を客観的に評価するためにも、KPIの明確化は重要である。では、AI(人工知能)を導入する場合のKPIは、どのように決定すべきなのか。今回はビジネスのKPIだけでプロジェクトを進めた結果、AI導入に失敗した保険会社の例を紹介する。失敗の原因は「決断できない担当者」である。
記事 AI・生成AI パルコ流「アフターデジタル」時代の戦略 新・渋谷PARCOのOMOは何がスゴイか パルコ流「アフターデジタル」時代の戦略 新・渋谷PARCOのOMOは何がスゴイか 2020/02/10 アマゾンをはじめとするデジタルチャネルの台頭で、流通・小売業はデジタル化が急務だ。そんな変革の時代にあって、その先にある「アフターデジタル時代」を見据えるのがパルコだ。「CIO Japan Summit 2019」に登壇した、パルコ 執行役 グループデジタル推進室担当の林 直孝氏は、19年11月開業の新生「渋谷PARCO」をはじめ、同社のデジタル戦略やその取り組みについて語った。
記事 AI・生成AI 誤ちを犯すAI、なぜ男性や白人を“ひいき”してしまうのか 誤ちを犯すAI、なぜ男性や白人を“ひいき”してしまうのか 2020/02/10 さまざまなトラブルの元となる「偏見」は、人間だけではなくAIにも起こります。これはAIのバイアス(偏り)というもので、前回説明したように、AIのアルゴリズムや学習プロセスに問題があると偏った情報によって誤った判断基準が形成されるのです。この問題はAIの運用方法によっては致命的な欠陥になりかねません。なぜなら、AIはどんな状況でも同じ基準で物事を判断するためです。現実世界で起きている「AIの偏見」事例とその社会的背景を考察していきます。
記事 AI・生成AI DXの敵「文書が見つからない」問題、情報を発見し“ヒラメキ”もくれる味方現る DXの敵「文書が見つからない」問題、情報を発見し“ヒラメキ”もくれる味方現る 2020/02/05 社内にあふれる大量の文書の中から目的の情報を探し出すことは容易ではない。ファイルサーバで文書の共有を図っても、どこにどのように文書を保管するかは人によって考え方が違う。最初にルールを定めたとしても、時間とともに乱雑になっていくことは避けられない。そこで、文書検索ツールで目的の情報を探そうとするのだが、ヒット件数が多すぎて大切な情報が埋もれてしまう。どうすれば社内文書から素早く、仕事に役立つ情報を得られるのだろうか。
記事 航空・宇宙・軍事ビジネス トヨタも参戦の「空飛ぶタクシー」、ウーバーが描く「交通の未来」を阻む壁の正体 トヨタも参戦の「空飛ぶタクシー」、ウーバーが描く「交通の未来」を阻む壁の正体 2020/01/27 トヨタや現代自動車といった大企業が参戦し、「空飛ぶタクシー」実現に向けた競争が本格化してきた。こうした中、台風の目となっているのがウーバーテクノロジーズ(以下、ウーバー)だ。筆者は2018年の記事「復活のウーバー、トヨタも危惧する『交通の未来』で何を握ろうとしているのか」でウーバーが単なるライドシェア企業から脱皮しようとしている点を指摘していたが、ようやくこれらが結実してきたわけだ。このように期待と注目を集める一方、その実用化にはいくつかの壁が存在する。
記事 AI・生成AI AI(人工知能)をビジネスに生かすために読んでおきたい記事まとめ AI(人工知能)をビジネスに生かすために読んでおきたい記事まとめ 2020/01/23 1 人工知能(AI:Artificial Intelligence)は、人工的に作られた知能、あるいはそれを作る技術のことです。1950年代後半~1960年代の第1次AIブーム、1980年代の第2次AIブームを経て、現在は第3次AIブームと呼ばれ、さまざまなビジネス領域でAIが展開されています。「ビジネス+IT」では、AIの理解を促進しトレンドをつかむきっかけとなるようなコンテンツを日々作成しています。“AIに仕事を奪われる”のではなく、AIを自らのビジネスで生かしきるために、参考にしてみてください。
記事 AI・生成AI なぜAIでも「偏見」は起きるのか?発生原因を開発プロセスごとにやさしく解説 なぜAIでも「偏見」は起きるのか?発生原因を開発プロセスごとにやさしく解説 2020/01/21 今、AI(人工知能)を取り入れたプロダクトが数多く世に出回るようになってきましたが、さまざまな課題も浮き彫りになっています。その1つが情報の「バイアス(偏り)」で、これはAIによる「偏見」にもつながります。偏見は人間の歴史の中でも解決すべき大きな課題として認識されながら今なお解決できていない問題であり、それが改めてAI開発の障害にもなっています。本記事では、AIの偏見につながるバイアスの発生原因を開発プロセスに沿って簡単に解説していきます。
記事 AI・生成AI “内部不正”に備え情報漏えいを防げ、 「ゼロトラスト」にはどんな環境が必要なのか? “内部不正”に備え情報漏えいを防げ、 「ゼロトラスト」にはどんな環境が必要なのか? 2020/01/20 個人情報や機密情報の漏えい事件・事故が後を絶たない。背景には、情報が“金になる”現実と、特別なスキルがなくても容易にサイバー攻撃できるようになった環境の変化がある。それだけ情報を守る側は不利になっている。こうした時代には、従来の延長線上でセキュリティ対策を考えても限界がある。ヒトもモノも信頼できないという前提で、まったく新しいアプローチが求められている。その具体策を考える。
記事 農業・漁業・林業・畜産業 まさにインターネット・オブ・アニマル、「豚にも顔認証」の時代がやってきた まさにインターネット・オブ・アニマル、「豚にも顔認証」の時代がやってきた 2020/01/14 中国は世界最大の豚肉生産国だ。しかし養豚業は近代化が追いついておらず、生産性は悪いうえに、感染症にも弱い。特にアフリカ豚コレラの流行で、中国の養豚業は危機に陥っている。この現状を変えようとしているのが、アリクラウド、京東農牧、網易などのテック企業のトッププレーヤーたちだ。「豚の顔認識技術」の開発を手始めに、豚舎にセンサー類を設置し、バイタル、行動などのデータを取り、これを機械学習させて健康や肉質を管理する試みを進めている。まさに、IoA(Internet of Animals)やAI養豚とも言うべき仕組みの構築を始めているのだ。
記事 業務効率化 いつも多忙な「古い人事」が、経営を支える「新しい人事」に生まれ変わる秘策 いつも多忙な「古い人事」が、経営を支える「新しい人事」に生まれ変わる秘策 2020/01/10 人手不足の時代、人材を採用し、育成する人事担当者の責務は増すばかりだ。だが現実に目を向けると、目の前の問い合わせ対応やオペレーション業務などに手一杯で、本来すべき業務を遂行する余裕がないのが実情ではないだろうか。煩雑なオペレーションを削減し、“事業目線で経営戦略に貢献する”人事部門を実現するためには、どのような取り組みが求められているのか。
記事 人材管理・育成・HRM 東大のAI人材育成機関では何を教えているのか? 「AI人材不足」を解消するには 東大のAI人材育成機関では何を教えているのか? 「AI人材不足」を解消するには 2020/01/08 米中を代表とするAI先進国に大きく後れているとされる日本。その危機感は、政府はもちろんのことITベンダー各社も非常に強い。特に問題となっているのが、AI(人工知能)人材の不足だ。こうした中、東京大学が設立した「東京大学エクステンション」が注目を集めている。同社が2019年4月に開校したデータサイエンススクールの狙いは何か。AI人材育成の最前線をレポートする。
記事 セキュリティ総論 AI攻撃には「AI」で対抗せよ。「東大超え」OISTが実施するセキュリティ対策とは? AI攻撃には「AI」で対抗せよ。「東大超え」OISTが実施するセキュリティ対策とは? 2020/01/06 ITシステムに対する脅威は、近年、ますます巧妙かつ高度になり、セキュリティ対策も難しくなっている。「質の高い論文の割合が高い研究機関ランキング」で、東京大学を上回り日本トップになった沖縄科学技術大学院大学(OIST)は、AIを活用した最新のセキュリティ対策ツールを多層的に導入することで、安定したセキュリティ基盤を実現した。ここでは、OISTの具体的な成功事例と、セキュリティ対策ツールの導入ポイントについて紹介しよう。
記事 AI・生成AI CASE・MaaS時代に自動車保険はどう変わる?あいおいニッセイ IT統括部長 沼田氏が答える CASE・MaaS時代に自動車保険はどう変わる?あいおいニッセイ IT統括部長 沼田氏が答える 2019/12/17 自動車ビジネスが大きく変わりつつある中、自動車保険も変革を迫られている。ではどう変革すればよいのか? あいおいニッセイ同和損害保険の理事でIT統括部長を務める沼田俊彦氏が、「タフ・見守るクルマの保険プラス」をはじめとした複数のテレマティクス自動車保険に対応した新たな損害サービスシステムについて説明し、日本アイ・ビー・エム(以下、IBM)の保険サービス部でパートナーを務める藤井仁志氏が、保険業界におけるシステムの今後を展望する。
記事 製造業界 オムロンの製造業IoT、こだわりは「現場で使うAI」だ ライバルとも連携した理由 オムロンの製造業IoT、こだわりは「現場で使うAI」だ ライバルとも連携した理由 2019/12/13 オートメーションと計測の先端総合技術展「IIFES(アイアイフェス、Innovative Industry Fair for E x E Solutionsの略。旧:SCF/計測展TOKYO)2019」が2019年11月27-29日の日程で東京ビッグサイトで行われた。電機・計測産業を核とする産業界の展示会で、テーマは「日本発、MONODZUKURIが世界を加速する」。2019年は12月に行われる「2019国際ロボット展」とも連携しており、ロボット展に先立ち、多くの企業が最先端の自動化技術を出展した。中でも目立っていたのが「人と機械が協調する新しい生産ライン」を前面に押し出したオムロンブースである。各種技術をふんだんに、リアルなユースケースに近い状態を展示会で再現して紹介していた。本気を感じるインパクトある展示をレポートしておきたい。
記事 AI・生成AI PoC疲れ企業続出のAI導入、社内が納得する「本番稼働」への道 PoC疲れ企業続出のAI導入、社内が納得する「本番稼働」への道 2019/12/12 デジタルトランスフォーメーション(DX)が本格化し、データ分析に不可欠な人工知能(AI)の活用は「PoC(実証実験)から実装」フェーズに突入した。今や80%以上の企業がAI活用を重視していると言われる。しかし、多くのAI利用事例が出現する一方、実際にAIをビジネスプロセスの中に取り込むことに成功した「AI勝ち組」企業はまだまだ限られている。AIプロジェクトに挫折した企業と成功した企業を分けるポイントはどこにあるのか? 「2つのポイント」を解説する。
記事 経営戦略 迫る「2025年の崖」、国内外事例でみるDXの成功法則 迫る「2025年の崖」、国内外事例でみるDXの成功法則 2019/12/09 昨今、「DX(デジタル・トランスフォーメーション)」が話題だが、DXには現在の事業領域を根柢から覆し、新しいことにチャレンジしていく意味合いも含まれる。しかし、日本企業のDXに関する多くの取り組みはPoC(概念検証)に留まっているほか、DXを阻害する「2025年の崖」問題も立ちはだかる。どうすればDXを成功に導くことができるのか。ここでは海外、国内の事例を交えながら、成功の法則を紹介したい。
記事 AI・生成AI DX最前線、「複数のAIを統合する企業」が増えている事情とは DX最前線、「複数のAIを統合する企業」が増えている事情とは 2019/12/09 「デジタル・トランスフォーメーション(DX)」の実現には、爆発的に増大するデータの活用が欠かせない。そこで活躍するのがAIだ。膨大なデータの処理や分析は人間にはもはや不可能だからだ。それに気づいた多くの企業は、すでにさまざまな領域でAIの活用を開始している。中でも先進的な企業は、導入された複数のAIの統合まで検討しているという。ここでは、本格化しつつあるAI活用について、さまざまな実例を紹介しよう。
記事 業務効率化 なぜRPA導入が頓挫するのか?業務プロセス改革プロジェクトを成功させる秘訣とは? なぜRPA導入が頓挫するのか?業務プロセス改革プロジェクトを成功させる秘訣とは? 2019/12/09 ホワイトカラー業務の自動化・生産性向上を実現するツールとして、RPA(Robotic Process Automation)・Automation(自動化)への注目が集まっている。しかし、すでに導入した企業からは「本格導入できない」「コスト削減につながらない」といった課題も聞こえている。また、海外ではRPAの導入プロジェクトのうち、50%が失敗しているというデータもある。それはなぜなのか。RPA・Automation(自動化)導入における留意点と対策をまとめた。
記事 業務効率化 実装フェーズに入ったRPA、効果的な導入に必要な「2つのポイント」とは? 実装フェーズに入ったRPA、効果的な導入に必要な「2つのポイント」とは? 2019/12/09 働き方改革などを中心とした、業務効率化や生産性向上を実現するテクノロジーとして「RPA(Robotic Process Automation)」の取り組みが進んでいる。RPAや自動化はPoC(概念実証)から実業務への実装に入ってきた段階だが、課題もある。「RPA単体での導入では効果が出にくい」「自動化の効果は導入後、低減している」といった声だ。ここでは、そうならないためのRPAや自動化導入のポイントを探った。
記事 AI・生成AI NEC、楽天、第一生命保険が実践 「データサイエンティスト」の本当の生かし方 NEC、楽天、第一生命保険が実践 「データサイエンティスト」の本当の生かし方 2019/12/06 デジタルトランスフォーメーション(DX)が叫ばれる今日、ビジネスにおける競争力の強化や維持には、データ活用が鍵を握るのは間違いないだろう。また、DXを実現するためには、データを起点とした事業モデルへのシフトや改革が必要となり、それを遂行できる人材である「データサイエンティスト」の投入が不可欠だ。データドリブン事業の先進企業には、どのようなデータサイエンティストが所属して活躍しているのだろうか。NEC、楽天、第一生命保険などの企業担当者が自社の現状を紹介した。