記事 建設・土木・建築 建設業界に迫る「悲惨すぎる現実」、事故が多い現場で求められる労災防止策とは 建設業界に迫る「悲惨すぎる現実」、事故が多い現場で求められる労災防止策とは 2024/09/05 2 建設業界では慢性的に労働災害が頻発しており、特に墜落事故や重機による巻き込み事故、夏場の熱中症対策などは深刻な課題となってきました。これらは主に、安全手順の形骸化、コミュニケーション不足、現場での慣れによる安全意識の低下が原因で発生しています。労働安全衛生法などの法的規制は整備されつつある一方で、現場での実際の運用には改善の余地があります。そこで今回は、建設業における安全対策について解説します。
記事 設計・開発・生産準備 普通の段ボール会社が「世界一」へ大躍進、売上倍増の秘密が「掃除」の深いワケ 普通の段ボール会社が「世界一」へ大躍進、売上倍増の秘密が「掃除」の深いワケ 2024/09/04 2 富山県富山市に本社を置く、段ボール製造会社のサクラパックス。橋本 淳氏が3代目社長に就任した2008年当時から、売上を倍増させるとともに、商品コンテストの世界大会で最高賞を受賞するなど、大きな成長を遂げています。その秘訣について橋本氏は「ニーズに沿った商品設計を実現させる社員の創造性の強化」を挙げます。これに加え、新規事業の展開、M&Aによる事業強化など、幅広い施策を実施してきました。そこで今回、100億円企業を作り上げた橋本氏自ら、会社を大きくさせた秘密について解説します。
記事 自動運転 無人運転の事故は誰の責任? いよいよ見えてきた日本の「新ルール」とは 無人運転の事故は誰の責任? いよいよ見えてきた日本の「新ルール」とは 2024/09/03 1 自動運転車が街中を走る社会の実現に向け、国をあげてテクノロジー面での研究・開発が進む。その一方で、問題となるのがAI運転時代を見据えた新たなルール体系の整備だ。現状の道路交通法(道交法)は生身の人間による運転が前提となっているが、もし自動運転車が交通事故を起こしたら、誰が刑事・民事的な責任を取ることになるのか。いよいよ日本でもその行く末が見えてきた。
記事 製造業界 600人調査で判明「DX担当者のガチ悩み」、頑張ってるけど…成果出にくい「ある領域」 600人調査で判明「DX担当者のガチ悩み」、頑張ってるけど…成果出にくい「ある領域」 2024/09/02 5 2024年8月、DX推進の支援・コンサルティングなどを通じて産業構造の変革を目指す企業「INDUSTRIAL-X」は「DX推進における課題と意向調査2024」の結果を発表しました。2020年から毎年実施されている本調査は、今年で5回目となります。今回の調査で明らかになった、日本企業のDX推進の課題は何だったのでしょうか、また調査を重ねる中で、日本企業にはどのような変化があったのでしょうか。
記事 設計・開発・生産準備 日本の製造現場は“崩壊”寸前…ベテランの一斉退職で迎える「人任せ」の悲惨な末路 日本の製造現場は“崩壊”寸前…ベテランの一斉退職で迎える「人任せ」の悲惨な末路 2024/08/30 5 日本の製造業は、このまま没落し続けるのか──。日本の製造業は今、「安い、早いは当たり前、高品質で他国ではできないもの」を作らなければ世界に勝てないという、高いハードルに直面している。その一方で、「現場任せ、人任せ」という悪しき風潮を変えられず、積み上げられたノウハウも属人化したまま。ある関係者はベテランが一斉に退職したとき、日本中で実務が止まるだろうと警鐘を鳴らす。各部門が連携せずに、それぞれで部分最適を追求し続ける日本の製造現場の実態を探るため、製造現場、および関係者を直撃した。
記事 ロボティクス 「人の速度」に惑わされるな、現場の熟練者に勝てずとも…自動化を進めるべき理由 「人の速度」に惑わされるな、現場の熟練者に勝てずとも…自動化を進めるべき理由 2024/08/30 1 現在のロボットは、まだ十分に人の代替ができるとはいい難い。環境や対象の変化に対する柔軟性にも欠けるし、速度も遅い。熟練者の人の作業は本当に速いのだ。だが、現状の1作業における速度の差だけを見て、自動化検討をちゅうちょするべきではない。今後のトレンド、そして自動化本来の目的を見据えて、できる範囲から自動化は進めていくべきだ。ラピュタロボティクスの自動フォークリフトと、テムザックの天井施工ロボットを見て、自動化のこれからを考えてみよう。
記事 EV(電気自動車) メルセデス・ベンツのEV戦略は「もうオワコン」? 決めるのは「まだ早すぎ」なワケ メルセデス・ベンツのEV戦略は「もうオワコン」? 決めるのは「まだ早すぎ」なワケ 2024/08/29 日本でも確固たる人気を誇るメルセデス・ベンツ。明確な電気自動車(EV)推進姿勢を打ち出し、積極的なEV投入を進めてきた同社だが、EV需要が踊り場に差し掛かったと言われる現在、販売台数に陰りが出ており、今年1~6月の販売台数は前年同期比で17%の落ち込みとなっている。同社のEV戦略はどこへ向かうのか。モータージャーナリストの御堀直嗣氏が解説する。
記事 農業・漁業・林業・畜産業 堂島取引所「コメ指数先物」取引が始動、なぜ米の価格はこれほど上がったのか? 堂島取引所「コメ指数先物」取引が始動、なぜ米の価格はこれほど上がったのか? 2024/08/29 20 (株)天穂 なし みやにや 良い記事です。市場が有れば需給急変を見越した適性価格によって、問題点に前もって対応出来ます。そこを理解出来れば市場の利用方法に気がつけます。
記事 自動運転 ついに到来した自動運転社会、「無人タクシー」行き交う中国で見え始めた「新課題」 ついに到来した自動運転社会、「無人タクシー」行き交う中国で見え始めた「新課題」 2024/08/28 5 すでに自動運転時代が始まっている中国。発売されている新エネルギー車の多くに自動運転機能が搭載され、3月には検索大手バイドゥが無人タクシーの正式営業を始めた。自動運転機能について各社が激しいスペック競争を繰り広げる中、テスラの運転支援システム「FSD」も中国でのリリースが決まっており、今後の競争激化が予想される。自動運転車が人々の生活に浸透しつつある中国で見え始めた新たな課題に迫る。
記事 運輸業・郵便業 「廃止説」流れるも人気が続く「青春18きっぷ」、JRが販売し続ける“あるメリット” 「廃止説」流れるも人気が続く「青春18きっぷ」、JRが販売し続ける“あるメリット” 2024/08/28 3 春・夏・冬の長期休暇中に発売される「青春18きっぷ」は、廃止の噂が流れることは多くとも、現在も販売が続いている。国鉄時代から存続しているこのきっぷは、普通列車の運行形態や列車ダイヤ、JRの企業としてのあり方が変化を続けても、その販売が途絶えることはなかった。2024年の夏も、発売直前に廃止の噂が流れたが、最終的には発売された。なぜ、青春18きっぷは長きにわたり販売され続けているのだろうか。
記事 AI・生成AI 製造DXに「生成AI×IoT」が最強のワケ、3つのハードルをどう越える? 製造DXに「生成AI×IoT」が最強のワケ、3つのハードルをどう越える? 2024/08/27 日本の製造業は岐路に立たされている。少子高齢化で労働力は枯渇し、低コスト競争が激化する中で持続的に成長するには、IoT/DXを推進していくことが急務だ。しかし、その実現は簡単ではない。せっかくIoTシステムを導入しても、あまり使われていないというケースもよく聞く。こうした課題を解決する大きな可能性を秘めいているのが、「生成AI」だ。生成AIとIoTをどう組み合わせればうまくいくのだろうか? 本記事ではポイントとなる考え方や現場での具体的な活用方法などを、パナソニックの事例などを交えながら解説する。
記事 設計・開発・生産準備 絶望感しかなかった…富山のメーカーが「指示待ち社員」を激変させた、人材改革の軌跡 絶望感しかなかった…富山のメーカーが「指示待ち社員」を激変させた、人材改革の軌跡 2024/08/27 2 富山県富山市に本社を置く中小の段ボール製造会社、サクラパックス。ワンマン社長だった先代の後を継いだ3代目社長、橋本 淳氏は就任当時、人材育成がなされていない状況に絶望感を抱いていました。「このままでは会社の先はない」と感じた同氏は、指示待ちばかりだった社員の意識改革や、トップ人材の採用・育成などに着手。そうした大改革が功を奏し、年商を社長就任時から倍増させることに成功しました。そこで今回、サクラパックス社長の橋本氏自らが、会社を急成長させた人材改革の軌跡について解説します。
記事 製造業界 CBAM(炭素国境調整措置)とは?規制の「対象製品」、義務違反の「罰則」やさしく解説 CBAM(炭素国境調整措置)とは?規制の「対象製品」、義務違反の「罰則」やさしく解説 2024/08/27 1 CBAM(炭素国境調整措置)とは、EU(欧州連合)域外から輸入される一部産品に対して、温室効果ガス(GHG)の排出量に応じた関税が賦課される仕組みを指す。EUはこのCBAMを2026年1月から適用すると発表しており、自社への影響を懸念する企業は多いのではないだろうか。本記事では、そもそもCBAMとは何か、具体的にどのような産品に対して関税がかかるのか、いつごろからCBAMが適用されるのか解説したい。
記事 エネルギー・電力 燃料の「大転換期」到来、空と海で「脱炭素」はどう進んでいるのか? 燃料の「大転換期」到来、空と海で「脱炭素」はどう進んでいるのか? 2024/08/26 航空機のCO2排出は輸送手段の中で最も高く(同じ重さ、同じ距離の輸送で比較した場合)、国際航空分野だけで世界全体のCO2排出量の1.8%を占める。そのため、欧州では「飛び恥」という言葉まで生まれ、航空機利用の批判が高まっている。解決策として、持続可能な航空燃料(SAF)がCO2削減の有望な手段だが、コストや供給量の問題がある。一方、海運分野では重油からアンモニアや水素への転換が進められており、川崎重工、日本郵船などの日本企業も積極的に取り組む。空と海の脱炭素に向けた動きを追ってみたい。
記事 自動車・モビリティ ついに「やらかした」トヨタの不正、「残念すぎる」体質変革に有効な哲学とは ついに「やらかした」トヨタの不正、「残念すぎる」体質変革に有効な哲学とは 2024/08/26 4 戸口歯科医院 院長 戸口晋 友人の弟さん(ホンダの工事勤務)からの話しです。国交省の規定する規則は、だいぶ前に制定された古いもので、現在の技術水準は、遥かに進んでいて、昔のままの現行規則に準ずる意味は、技術的にも、品質管理上も害こそあれ、何の意味もなく、旧態依然たる役所の民間イジメ(究極のパワハラ)にすぎない。わが国のトップ企業を、何の実利も生み出さない政府官僚の民間イジメは、いい加減にしてもらいたい。それを垂れ流す、メディアは、愚の骨頂であり、そのお先棒を担ぐ『自称 専門家』とやらは、官製太鼓持ちで、民生の役に立たないし世論をミスリードしている。恥ずかしい事です。
記事 EV(電気自動車) トヨタに逆風…? 反EVのトランプが大統領でも「テスラが超有利」な“3つの理由” トヨタに逆風…? 反EVのトランプが大統領でも「テスラが超有利」な“3つの理由” 2024/08/23 EVをめぐる米国での政治情勢が混沌としてきた。次期大統領選挙において、EV否定派であるトランプ氏(共和党)の支持率は、EV推進策の継続を目指すハリス副大統領に追い抜かれ、どちらが当選するか予想しがたい状況だ。一方、「反EV」のトランプ氏がEV大手テスラのイーロン・マスク氏から熱烈な支持を受けるという不思議な構造も生まれている。マスク氏の閣僚入りも示唆され、EV政策に「テスラの意向が反映される」との見方も指摘されるが、実際はどう転ぶのか。大統領選挙以後のEV政策を考察する。
記事 スマートファクトリー・次世代工場 コスト・工数がかかる製造DXを「IT/OT融合プラットフォーム」が救うワケ コスト・工数がかかる製造DXを「IT/OT融合プラットフォーム」が救うワケ 2024/08/22 世界的な資源高騰や円安、そして長引くインフレなどの逆風に加え、サプライチェーンのセキュリティリスクやカーボンニュートラルなど、次々に新たな課題に直面する製造業界。この難局を乗り切る鍵が製造DXだといわれても、多くの日本企業は、いまだ旧来のシステムのモダナイズに苦戦している状況だ。製造業の現場を刷新し、環境変化にも迅速・柔軟に対応できる新たな製造システムはどのようなものだろうか。本社機能に当たる「IT」と生産ライン側の「OT(オペレーションテクノロジー)」を連携させた、次世代の「IT/OT融合プラットフォーム」について、解説する。
記事 EV(電気自動車) 【PDF資料付】 米EV販売拡大は大幅「値引き」が主要因…? 中国は欧州で存在感増大 【PDF資料付】 米EV販売拡大は大幅「値引き」が主要因…? 中国は欧州で存在感増大 2024/08/22 2024年5月の世界PEV (バッテリーEVとプラグイン・ハイブリッド車)の販売台数は132万台に達し、前年比23%増を記録した。バッテリー価格の低下や排ガス規制の強化などが奏功したと考えられるものの、その成長の裏には米国での大幅な値引きも影響していたようだ。一方、中国製EVは欧州市場でも勢力を伸ばしている。今回、名古屋大学 客員教授 野辺 継男氏が自動車業界の関係各者向けにまとめたレポートから、そうしたEV市場の動向を紹介する。7月分の報告書のタイトル全リスト(全95項目、29ページ)を無料でダウンロードできるページも用意しているので、ぜひ活用してほしい。
記事 自動車・モビリティ 日産・ホンダ・三菱連合も本腰の「SDV」実現の条件は?AWSらが示すIT視点「40項目」 日産・ホンダ・三菱連合も本腰の「SDV」実現の条件は?AWSらが示すIT視点「40項目」 2024/08/21 ソフトウェアが車の性能の根幹にあるという「SDV(ソフトウェア定義車両)」の考え方が広まりつつある。経産省は5月、2030年に国内外で計1100~1200万台の販売目標を掲げている。これを受けて8月1日には日産とホンダがSDV領域で協業を強めること、そしてその取り組みに三菱自動車も新たに加わることを発表した。今後の成長が見込まれるSDVだが、実現のハードルは高い。AWSと米テクノロジーコンサル企業ThoughtWorksによるレポートを基に、ソフトウェア視点でSDV実現に必要なポイントを探る。
記事 エッジコンピューティング TOPPANも注力の「DX成功のもと」、その「強すぎ」メリットを八子知礼氏が解説 TOPPANも注力の「DX成功のもと」、その「強すぎ」メリットを八子知礼氏が解説 2024/08/19 八子知礼氏が解説するDXの「絶対条件」、なぜ「エッジコンピューティング」が重要? あらゆる企業にとって、もはやデジタルトランスフォーメーション(DX)は他人事ではない。しかし、DXを実現してどんな姿に変化するのかについては、今1つ明確になっていない企業が多いのもまた事実だ。そんな中、INDUSTRIAL-X 代表取締役CEO 八子 知礼氏は、企業がDXを通して目指すべき例として、「デジタル・ツイン」を挙げる。その理由とは一体何か。そしてデジタル・ツインに欠かせない「エッジコンピューティング」へ取り組むにはどうすればいいのか。TOPPANなど企業の事例も交えて解説する。
記事 自動車・モビリティ ホンダ・日産・三菱自動車は「トヨタ軍」に勝てる?3社協業がもたらす結構すごい効果 ホンダ・日産・三菱自動車は「トヨタ軍」に勝てる?3社協業がもたらす結構すごい効果 2024/08/19 2 2024年8月1日、日産自動車とホンダが、戦略パートナーシップを結ぶと発表しました。また同日、三菱自動車もこの戦略的パートナーシップに加わることが発表されました。つまり、今後は日産自動車、ホンダ、三菱自動車の3社は、戦略的パートナーとして協力することになります。具体的に、どのような領域で協力し、そこにはどのようなメリットがあるのでしょうか。トヨタ、テスラ、BYDなど、競争の激しい自動車業界の勢力図はどう変わるのでしょうか。
記事 エネルギー・電力 LNG(液化天然ガス)とは何かをわかりやすく解説、日本が超期待する主力燃料のすべて LNG(液化天然ガス)とは何かをわかりやすく解説、日本が超期待する主力燃料のすべて 2024/08/14 1 近年、環境に優しいエネルギーとして注目を集めている「LNG(液化天然ガス)」。燃焼時のCO2排出量が他の化石燃料と比較して少なく、環境への負荷が小さいことから、石油や石炭に変わる火力発電の主力燃料として期待されている。しかし気候変動問題に加え、エネルギー供給の多くを輸入に頼る日本では、ロシアによるウクライナ侵略といった近年の世界情勢による影響も受けている。国内では、GX実現やLNGの安定供給に向けた取り組みが進められているところだ。本記事では、LNGの特徴、メリット・デメリットのほか、LPGとの違いやLNGを取り巻く現状と今後の課題などについて、わかりやすく解説する。
記事 AI・生成AI AWSが明かす「生成AI導入」リアルな課題 世界的企業の顧客たちに「最も聞かれる質問」 AWSが明かす「生成AI導入」リアルな課題 世界的企業の顧客たちに「最も聞かれる質問」 2024/08/07 業界を問わず多くの企業が生成AIのビジネス活用に着手している。クラウドサービス世界最大手AWSのストラテジスト 兼 エバンジェリストが、生成AI活用における課題とその解決策を提示。また、現在の「生成AIブーム」が、四半世紀前のドットコムバブル(ITバブル)と同じ末路をたどらないために必要なものとは何かについても言及した。
記事 運輸業・郵便業 JRの「えきねっと」と「エクスプレス予約」は何が違う? 本当に「使いにくい」のか? JRの「えきねっと」と「エクスプレス予約」は何が違う? 本当に「使いにくい」のか? 2024/08/06 8 新幹線のチケットレスサービスは、主にJR東日本の「えきねっと」とJR東海の「エクスプレス予約」の2つに分かれている。これらのサービスは、それぞれ異なるビジネス戦略に基づいて設計されており、システムや提供する利便性が異なる。この2つに集約された新幹線のチケットレスサービスの相違点を踏まえた上で、あるべき鉄道のネット予約システムはどのようなものなのかを考えたい。その上で、「使いにくい」とされているネット予約システムの改善策についても示していく。
記事 物流管理・在庫管理・SCM 運送会社もぼやき節…「運賃値上げ=良い荷主」ではない納得理由、健全な取引とは何か 運送会社もぼやき節…「運賃値上げ=良い荷主」ではない納得理由、健全な取引とは何か 2024/08/06 2 運送会社にとって、荷主は悪者なのだろうか?──「物流の2024年問題」を筆頭とする物流クライシスが世間に広まるにつれ、優越的な地位を濫用した荷主企業が、(特に中小の)運送会社を虐げてきた過去が知られるようになった。だが世間には、運送会社との適切な関係を模索する荷主もたくさんいる。そもそも、そうしなければ物流クライシスを乗り切ることは不可能だ。今回、適切な関係とは何か探るため、荷主であるリリカラ(東京都新宿区)と、その荷物を運ぶ日東物流(千葉県四街道市)の双方に取材を行った。
記事 建設・土木・建築 建設業法改正で押さえておくべき5つのポイント、「持続可能な建設業」は実現するのか 建設業法改正で押さえておくべき5つのポイント、「持続可能な建設業」は実現するのか 2024/08/05 5 建設業は、ほかの業界と比べて、労働時間が長いわりに賃金が低く、そうした事情から業界の担い手の確保が困難となっています。これに対し、国としても法の側面から問題を解消すべく、建設業法の改正に向けた動きが活発化しています。そこで、今回は建設業法を始めとした法律について、どのような改正が行われるのか、また、その改正によって、建設業界の何が変わるのかを具体的な事例を交えて解説します。
記事 EV(電気自動車) BYD次の一手は「日本車キラー」、超肝入りPHEV技術「DM-i」がトヨタすら脅かす BYD次の一手は「日本車キラー」、超肝入りPHEV技術「DM-i」がトヨタすら脅かす 2024/08/02 9 自動車関係(株) 設備工機部 神谷隆 さすがに記者にはもう少し技術的信頼性のある記事を書いて欲しい。 説明しているDM-iの仕組みは完全にストロングHEV、つまり25年前から変わらない、プリウスと同じ仕組み。 燃費についても、アクアは利用者の実平均、BYDは発表値。また各結果はバッテリーを使用したかが不明。中華の発表値が利用者の実平均と違う事を疑う人は居ないだろう。 その横並び出来ない数字を元にして、その後の燃料代の計算を展開しても意味は無い。 ただ、PHEVという複雑なクルマを販売出来ているのは事実、また販売価格が安いというのは確かなので、その理由を分析して貰いたい。
記事 航空・宇宙・軍事ビジネス 羽田衝突事故JAL機撤去の裏側、わずか「3日で作業完了」富山の豊富産業とは 羽田衝突事故JAL機撤去の裏側、わずか「3日で作業完了」富山の豊富産業とは 2024/08/02 1 2024年年始に羽田空港で発生したJAL機と海保機の衝突した事故でJAL機側の撤去作業を担当したのは富山県のリサイクル企業、豊富産業だ。同社は過去にJALの退役機をリサイクルしており、その実績が評価され、撤去の命を受けわずか3日で作業を完了させた。本稿では、同社の取り組みとともに、日本の航空機リサイクル業界の展望について解説する。
記事 電子メール・チャット なぜ建設現場でITツールが役立たない?業務改善の成功と失敗の分かれ道 なぜ建設現場でITツールが役立たない?業務改善の成功と失敗の分かれ道 2024/08/01 職人の高齢化や慢性的な人手不足、さらに2024年から始まった働き方改革に伴う長時間労働の禁止など、建設業界は深刻な課題に直面している。そのため、新しいITツールを導入して業務の効率化に取り組んでいる企業も少なくない。ところが、「一向に仕事が楽にならない」「かえって大変になった」という声が聞こえてくる。それはなぜか。その原因と対策について解説する。
記事 RPA・ローコード・ノーコード 竹中工務店の「建設DX」はここがスゴい、脱Excelも進めたローコード徹底活用術 竹中工務店の「建設DX」はここがスゴい、脱Excelも進めたローコード徹底活用術 2024/08/01 竹中工務店の「建設DX」はここがスゴい、脱Excelも進めたローコード徹底活用術 人手不足・生産性の低さなどさまざまな課題を抱える建設業界。これらの課題解決に向き合い、新たな価値創出を目指しているのが日本有数の老舗建設会社「竹中工務店」だ。数々の著名な建築物を世に送り出してきた同社は現在、積極的なDXを推進する。今回は竹中工務店のデジタル推進の概要と、直面した課題、ローコード/ノーコードツールを活用した業務効率化、今後の展望について、同社デジタル室 ビジネスアプリケーション1 グループ長の芦田 浩史氏に聞く。