記事 流通・小売業界 イケアの家具はなぜオシャレで安いのか? ライフスタイルを売るファブレス企業の秘密 イケアの家具はなぜオシャレで安いのか? ライフスタイルを売るファブレス企業の秘密 2016/02/25 年度末となる2、3月は、新生活に備えて家具店やインテリアショップに出向く人が多いことでしょう。オシャレな家具店と聞いてイメージするのが、北欧発の「IKEA(イケア)」です。イケアが顧客に提供しているのは、家具であって家具ではありません。イケアはDIYを好む顧客にとって、単なるモノを調達する店舗ではなく、自分らしいライフスタイルを実現するための娯楽施設となりました。イケアはなぜ、既存の家具店にない新たな価値を提供することができるのでしょうか。
記事 リーダーシップ 「孫子の兵法」は孫子ファンが編集していた? フレームワークは自らで再定義せよ 「孫子の兵法」は孫子ファンが編集していた? フレームワークは自らで再定義せよ 2016/02/25 「孫子の兵法」における重要フレームワーク「五事七計」は、実は孫子ファンたちによって編集されていた――。現代感覚で読み下すと、実は孫子の冒頭部分は相当なる悪文に見える。兵頭二十八氏は、著書「孫子」において、孫子における「故(ゆえに)」のほとんどは、論理関係を意味するのではなく、別の資料から切り貼りをしたあまたの「編集者」の「カット・アンド・ペースト」の痕跡、段落記号のようなものであると解説している。世界最古の実用的なフレームワークである「五事七計」がたどってきたアプローチを踏まえることで、現代社会におけるフレームワークの応用方法を身に付けることができる。
記事 財務会計・管理会計 軽減税率導入で「請求書に記載すること」はどう変わるのか?IT対応の方法は? 軽減税率導入で「請求書に記載すること」はどう変わるのか?IT対応の方法は? 2016/02/24 2017年4月には、消費税率が現行の8%から10%へと改正される見込みだ。だが、2014年4月の5%から8%への改正と異なり、今回は新たに軽減税率が導入される点に注意が必要だ。来年に控えた大きな変化に備えて、企業はどのような準備を進めておけば良いのだろうか。
記事 経営戦略 前野 隆司 慶応義塾大学教授が解説 「幸せとイノベーションのメカニズムは似ている」 前野 隆司 慶応義塾大学教授が解説 「幸せとイノベーションのメカニズムは似ている」 2016/02/24 イノベーションを起こせる人は幸せな人だ――。ロボット工学者として知られる慶応義塾大学大学院 教授 前野 隆司氏。同氏は日本では珍しい「幸福学」についても研究しているユニークな人物だ。組織において破壊的イノベーションが起きない理由、そして、関係性が薄いように思われるイノベーションと幸せの関係性について前野氏が解説した。
記事 リーダーシップ 「孫子の兵法」の重要フレームワーク 「五事七計」は「平時」と「戦時」で使い分けろ! 「孫子の兵法」の重要フレームワーク 「五事七計」は「平時」と「戦時」で使い分けろ! 2016/02/24 ビジネスで使えるフレームワークには、通常モレやダブリはあってはならない。にもかかわらず、孫子の兵法における重要フレームワーク「五事」と「七計」は、それぞれに重複した内容が含まれているように見える。今回は「五事=平時も含めた自国の統治の要諦」、「七計=戦地において、勝敗を決する要因分析」という区別をつけて考えることで、この疑問は解消されるのである。
記事 情報漏えい対策 堺市の情報漏えい問題から学ぶ、USBの物理的セキュリティ対策を講じる意味 堺市の情報漏えい問題から学ぶ、USBの物理的セキュリティ対策を講じる意味 2016/02/24 大阪・堺市役所の職員が有権者情報などの個人情報をインターネット上に流出させた問題を受け、同市は住民情報を扱う部署のPC1000台に搭載されているUSB接続口をふさぐ対策を行った。企業においても共有PCなどで同様な対策をとっていたり、USBメモリへのデータコピーを禁止したりすることがあるが、果たしてどのような意味があるのか。今回は物理的セキュリティ対策について考えてみたい。
記事 シンクライアント・仮想デスクトップ Resalio DaaSは、なぜ圧倒的低価格でフルSSDの仮想デスクトップを実現できたのか Resalio DaaSは、なぜ圧倒的低価格でフルSSDの仮想デスクトップを実現できたのか 2016/02/23 セキュリティ強化と生産性向上、そしてワークスタイル変革の切り札として、仮想デスクトップ(VDI)に注目が集まっている。現実に、著名な大企業などでは数千から1万を超える規模での導入事例も聞かれるようになった。ただし、中堅以下の企業では、メリットはわかっていても、なかなか導入にはいたらないケースが多いようだ。その理由と解決策について、アセンテック 代表取締役社長の佐藤直浩氏とGMOインターネット 事業本部 部長 エンタープライズクラウド担当 髙田幸一氏に話を聞いた。
記事 グループ会社管理 小売グループ企業に求められる「筋肉質な」基幹業務システムとは? 小売グループ企業に求められる「筋肉質な」基幹業務システムとは? 2016/02/23 小売業界は、セブン&アイグループ、イオングループの2強の様相を呈している。だが、小売市場全体でみれば両社がシェアを独占しているわけではない。とりわけスーパーマーケットやドラッグストアは地域性が強く、地場の企業が群雄割拠する業界といわれてきた。しかしここ数年は業界再編の動きが活発に進んでおり、企業・グループの統廃合のスピードは早まっている状況だ。
記事 BI・データレイク・DWH・マイニング Amazon Redshiftが牽引、国内DWH用DBMS市場はSaaSがパッケージ逆転へ Amazon Redshiftが牽引、国内DWH用DBMS市場はSaaSがパッケージ逆転へ 2016/02/23 2014年度の国内DWH用DBMS市場規模は売上金額33億円で、前年度比30.4%増の急速な伸びとなった。同調査によると、2018年度にはSaaS市場がパッケージ市場を逆転するという。
記事 データ戦略 データ容量が1年で4倍になるYahooは、増大するデータ需要をどう解決するのか? データ容量が1年で4倍になるYahooは、増大するデータ需要をどう解決するのか? 2016/02/23 日本を代表する規模のビッグデータ処理基盤を持つ企業の1つがYahoo! Japanです。同社は2月8日に開催された「Hadooop Spark Conference Japan 2016」において、現在運用中のビッグデータ処理基盤の規模、そして同社が抱えている課題と、それをどう解決していくのかを基調講演の中で示しました。
記事 デザイン経営・ブランド・PR 木暮太一氏が指南!IT業界やB2B業界の「わかりにくい用語」をわかりやすく伝える方法 木暮太一氏が指南!IT業界やB2B業界の「わかりにくい用語」をわかりやすく伝える方法 2016/02/23 「今の日本企業には、商品説明力やマーケティング説明力が圧倒的に不足している」と指摘するのが、一般社団法人 教育コミュニケーション協会 代表理事の木暮太一氏だ。同氏は高度成長期以来のモノの売り方を見直し、従来の視点を変えた上で、説明力の強化に取り組む必要があると強調する。そしてその際には、無理に短いキャッチコピーを作るのではなく、「2行ぐらいの、わかりやすい説明文」を作ることを推奨しているという。
記事 リーダーシップ 「孫子の兵法」のビジネス書には載っていない? フレームワーク「五事七計」の真実 「孫子の兵法」のビジネス書には載っていない? フレームワーク「五事七計」の真実 2016/02/23 よくビジネス書のネタにされる孫子の兵法。重要な概念である「五事七計」については、孫子のビジネス書を読んでいる人であれば知っている概念だろう。実はこの「五事」と「七計」には謎がある。このミステリアスなテーマを、オリジナルの文献を読み解きつつ紹介したい。
記事 ロボティクス 導入企業はすでに500社超! Pepper for Bizが切り拓くロボットビジネスの新たな地平 導入企業はすでに500社超! Pepper for Bizが切り拓くロボットビジネスの新たな地平 2016/02/22 昨年10月より申込みを開始したコミュニケーションロボット「Pepper」の法人向けモデル「Pepper for Biz」。すでに導入企業は500社を超え、さまざまな分野で活躍を始めている。これまで何度もロボットブームが訪れては消えてきたが、今回のPepper for Bizの登場で、ビジネスへのロボット参入が本格的に進みそうだ。ソフトバンク法人事業開発本部にて法人展開を推進する弓掛 正史氏に、ロボット市場の現状やPepper for Bizの狙い、今後のビジョンなどについて話を伺った。
記事 ロボティクス ビジネスの現場でPepperに何ができるの? 「Pepper World 2016」展示会場レポート ビジネスの現場でPepperに何ができるの? 「Pepper World 2016」展示会場レポート 2016/02/22 1月27日と28日、法人向けコミュニケーションロボット「Pepper for Biz」の祭典「Pepper World 2016」が、ベルサール汐留で開催された。本会場では20社以上のアプリケーション開発ベンダーが出展し、テーマごとにデモを行った。会場の各ゾーンは人だかりができるほどの大盛況で、両日の来場者数は7,000人にのぼった。ここでは本イベントから特に目を引いた最新事例や、ちょっと先の未来に実現するユニークなデモについてご紹介しよう。
記事 新規事業開発 小田急グループが農業ビジネス参入 農業ベンチャー銀座農園に出資で高糖度トマト栽培 小田急グループが農業ビジネス参入 農業ベンチャー銀座農園に出資で高糖度トマト栽培 2016/02/22 小田急グループの小田急電鉄と神奈川中央交通は22日、共同で農業ビジネスに参入することを発表した。
記事 ID・アクセス管理・認証 個人認証・アクセス管理製品市場は高成長維持、SSOと特権ID管理市場が急拡大 個人認証・アクセス管理製品市場は高成長維持、SSOと特権ID管理市場が急拡大 2016/02/22 2014年度の個人認証・アクセス管理型セキュリティソリューション市場規模は、前年対比109.7%の540億円強、2015年度も前年対比109.3%で591億円強と高成長が続く見込みとなることがわかった。中でもクラウドサービスの普及による認証の強化と効率化ニーズによるシングルサインオン市場が拡大。また、大規模な情報漏えい事件の影響やマイナンバー制度への対応などによる内部情報漏えい対策ニーズの高まりから、特権ID管理市場が急拡大したという。ミック経済研究所が発表した。
記事 ロボティクス DMM.com × PwCの意外過ぎるロボット事業提携、法人向けの新市場開拓なるか DMM.com × PwCの意外過ぎるロボット事業提携、法人向けの新市場開拓なるか 2016/02/22 IoT時代、最終的な端末になるのは「ロボット」だ――。プライスウォーターハウスクーパース(以下、PwC)とDMM.comが、ロボット産業の成長を加速させるために事業提携することを発表した。世界157カ国、20万人以上のスタッフを擁するグローバル・コンサルティングファームと、幅広いコンテンツ事業を国内で展開するDMM.comの組み合わせを意外に感じられる読者も多いかもしれない。しかし、そこにはロボット業界を活性化させようとする両社のねらいがあった。
記事 金融業界 フィンテック(FinTech)の捉え方、日本の金融機関は世界企業と何が違うのか? フィンテック(FinTech)の捉え方、日本の金融機関は世界企業と何が違うのか? 2016/02/22 日本においても多くの金融機関がITを活用した成長戦略を描き、ファイナンシャルサービスのデジタル化に踏み出そうとしている。そうした中で俄然注目を浴び始めたのがフィンテック(FinTech)である。しかし、フィンテックに対しては、依然として多くの誤解や思い込みが横行しているのが現実だ。また、既存のファイナンシャルサービスの拡充にとどまらず、自らの変革のための触媒として、スタートアップとの連携を深めているが、やみくもにスタートアップと手を組むだけではフィンテックの勝者になることはできない。日本の金融機関がデジタル時代に生き残るために必要なフィンテックに対する正しい理解、戦略、そしてマネジメントのあり方を、日米のガートナーのコンサルタントらの見解から考察する。
記事 ワークスタイル・在宅勤務 介護ITのビーブリッド竹下氏、ソニーでダブルワークの津田氏らが語る「幸せな働き方」 介護ITのビーブリッド竹下氏、ソニーでダブルワークの津田氏らが語る「幸せな働き方」 2016/02/22 『「70歳まで幸せに働く方法と、幸せに働ける企業経営を考える」~自分なり、企業なりのワークスタイルを見つける190分~』をテーマに開催された第4回ITACHIBA(異立場)会議。経営サイドから見た前編に続いて、働く側の視点から、70歳まで幸せに働ける方策について、ディスカッションが行われた。たとえば、40歳台ともなると、誰もが親の介護という問題が頭をよぎるようになる。そのような問題に直面しても、どうすれば幸せに働き続けることができるのだろうか。
記事 デザイン経営・ブランド・PR 木暮太一氏インタビュー、「マーケティング説明力」を強化する「不」の4分類とは 木暮太一氏インタビュー、「マーケティング説明力」を強化する「不」の4分類とは 2016/02/19 日本でもようやくマーケティングが根付きはじめてきたが、その一方で現場のマーケティング担当者には、なかなか思惑通りに情報が伝わらない、あるいは実際の商品の売上アップに結び付かないというジレンマがあるようだ。その理由として「商品説明力やマーケティング説明力が圧倒的に不足しているからだ」と指摘するのが、テレビのコメンテーターとしても活躍し、一般社団法人 教育コミュニケーション協会 代表理事をつとめる木暮太一氏だ。今の企業に求められる視点と具体的な取り組み方法について、木暮氏に話を聞いた。
記事 データ戦略 テスラ、任天堂、富士通が見たIoTの未来 フロスト&サリバンが予測する2020年 テスラ、任天堂、富士通が見たIoTの未来 フロスト&サリバンが予測する2020年 2016/02/19 フロスト&サリバンが「2016年ICTトレンド予測」 を発表した。同社ICTリサーチ部門 ディレクター マーク・アインシュタイン氏によると、2015年にはIoT活用が進んだものの、2016年にはまた新たに市場規模の拡大や、産業構造の変化が訪れるという。任天堂、テスラモーターズ、富士通、旭酒造、米国ディズニーにおけるIoT事例を織り交ぜ、1月20日に発表された同氏の見解をまとめる。
記事 人材管理・育成・HRM J CREATION CEO 清弘 文哉氏が語る 「タイのデザイナーは“いい意味でオタク気質”」 J CREATION CEO 清弘 文哉氏が語る 「タイのデザイナーは“いい意味でオタク気質”」 2016/02/19 タイのバンコクで、日本のゲーム会社をはじめとしたクライアントにオフショアでデザイン業務を請け負う「J CREATION」を起業した清弘 文哉さん。タイは国を挙げてデザイナー育成に取り組んでおり、優秀なデザイナーが多いという。清弘さんに、タイの国民性やデザイナーの特徴、さらにはデザインやイラストのオフショア事業の展望について聞いた。
記事 クラウド 日本オラクル、「Oracle OPERA Cloud」を発表 ホテルなど向けに業界特化型クラウド 日本オラクル、「Oracle OPERA Cloud」を発表 ホテルなど向けに業界特化型クラウド 2016/02/18 日本オラクルは18日、ホテル、カジノや複合リゾート施設などのホスピタリティ業界向けのクラウド・サービス「Oracle OPERA Cloud」の提供を開始すると発表した。さまざまなチャネルで接触を持った宿泊客・利用客(ゲスト)に関するさまざまな情報を一元管理、活用し、個々のゲストに最適化されたサービスを提供できるという。
記事 CRM・SFA・コールセンター 顧客生涯価値(CLV)を最大化するため、コンタクトセンターに必要なKPIとは? 顧客生涯価値(CLV)を最大化するため、コンタクトセンターに必要なKPIとは? 2016/02/18 インターネットやモバイルデバイス、SNSなどの台頭により、顧客の購買行動は多様化し、企業はあらゆる顧客とのタッチポイントにおいて顧客体験(カスタマーエクスペリエンス)の最適化が求められている。そこで企業と顧客とをつなぐ重要なコミュニケーション拠点として重要性を増すのがコールセンター(コンタクトセンター)だ。よりプロアクティブに、より価値を高めるために今日のコンタクトセンターが考えるべき新しいサービスのあり方を探る。
記事 CRM・SFA・コールセンター 89%の顧客が「いやな体験」をすれば再購入しない──コンタクトセンターのあるべき姿とは? 89%の顧客が「いやな体験」をすれば再購入しない──コンタクトセンターのあるべき姿とは? 2016/02/18 モバイルシフトが急速に進む昨今、コンタクトセンターも、従来の電話中心の対応から、Webやモバイルを使ったマルチチャネルへの対応が不可欠になってきた。サポートやセールスなど新たな機能が取り込まれ、複雑化するコンタクトセンターのあるべき姿を、海外や国内事例を交えながら、日本オラクルの横山 富氏が解説した。
記事 新製品開発 トヨタが考える「究極の自動運転」とは? 2020年までにどこまで実現可能なのか トヨタが考える「究極の自動運転」とは? 2020年までにどこまで実現可能なのか 2016/02/18 2020年を1つのマイルストーンとし、各社で「自動運転」の技術が研究・開発されている。日本でも自動車専用道路や一部の公道での自度運転の実証実験がスタートしているが、その現実はどのようなものか。トヨタ自動車 FP部 部長 BR高度知能化運転支援開発室 室長 鯉渕 健氏は「自動運転は決して“Fun to drive”をなくすものでなく、ドライバーの運転時も含めて幅広い応用が効く技術だ」と語り、人とクルマが協調する自動運転を目指す方針を明らかにした。
記事 BPO・シェアードサービス 日本とタイ、デザイナーの感覚が違う?タイでオフショアデザイン事業ができる理由 日本とタイ、デザイナーの感覚が違う?タイでオフショアデザイン事業ができる理由 2016/02/18 タイのバンコクで、日本のゲーム会社などのクライアントを抱えるデザイン会社「J CREATION」を起業した清弘 文哉さん。現地タイ人のデザイナーを率いてゲームのキャラクターや背景のイラスト、LINEスタンプなどの制作を手がけ、売上を伸ばしているという。かつて日本の会社で人事部に勤めていたという彼が、オフショアのデザイン事業を展開することになった経緯や、日本と遜色ない品質の制作体制をタイで実現した取り組みについて話を聞いた。