• 2005/12/28 掲載

山十産業、生産管理を含む基幹業務システムに、中堅・中小企業向けERP「SAP Business One」を導入

~エルテックスの導入コンサルティングサービスで、MRP機能を実現~

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SAP JAPANは、電子部品・電子材料の販売及びワイヤーハーネス加工の製造販売業である山十産業株式会社(以下山十産業)が、SAPジャパンの中堅・中小企業向けERP「SAP Business One」を導入し、生産管理・販売管理・購買管理・在庫管理・会計管理を統合した基幹業務システムを本年12月より稼動開始したと発表した。

「SAP Business One」は、2004年6月に中堅中小企業向けのERPソリューションとして発表されて以来、流通業、サービス業を中心に導入が進んできたが、2005年5月に提供が開始された「SAP Business One 2004B」で製造業向けのMRP(※1)機能が付加され、製造業への展開が期待されていた。

エルテックスでは、従来から製造業向けのERP導入を行っていたノウハウを活用し、MRP機能の確認とパフォーマンステストをいち早く独自に実施、その結果を受けて、山十産業は、MRP機能を中心とした生産管理業務(具体的には受注と同時に在庫引落、部材手配、加工指示書(カンバン)の自動発行、外注加工先に対する加工指示・実績収集業務)及び、販売管理・購買管理・在庫管理・会計管理の基幹業務全般に亘って、「SAP Business One」を導入した。

今回のシステム導入には、エルテックスの豊富なノウハウを活かしたテンプレートと導入方法論を活用している。それにより導入開始から5ヶ月という大変短い期間での稼動を実現した。

このシステムの稼動により、山十産業では、一元化した情報流、物流の整流化によるコストダウン、正確な所要量計算による最適在庫の算出、手作業によるデータ転記を減少させたことによる業務の効率化、月次決算日程の短縮による経営判断のスピードアップ、等の効果を期待している。


(※1) MRP (material requirements planning) エム・アール・ピー / 資材所要量計画 / 資材所要量計算法

生産予定のある製品に関して部品展開を行って生産に必要となる部品の総量を算出し、そこから有効在庫量と発注残を差し引くことで、発注が必要な部品数量を算出する方法、または仕組み/システムのこと。

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