• 2008/04/11 掲載

アイログ、SCM計画立案や在庫最適化するアプリケーション

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アイログは11日、各種製造、流通・小売業といったSCMを営む企業向けのアプリケーション製品「ILOG LogicNet Plus XE」「ILOG Investory Analyst」「ILOG Plant PowerOps」の3製品を投入すると発表した。6月から順次提供を開始する。
 アイログは11日、各種製造、流通・小売業といったSCMを営む企業向けのアプリケーション製品「ILOG LogicNet Plus XE」「ILOG Investory Analyst」「ILOG Plant PowerOps」の3製品を投入すると発表した。6月から順次提供を開始する。

 これらは同社が昨年買収したSCM用アプリケーションを提供するLogicTools社の製品群で、買収後は初のリリースとなる。既存のSCM製品では難しかったサプライチェーン・ネットワーク計画立案、在庫最適化、工場の生産計画/スケジューリングといった特定領域に特化しているという。そのため、現行のERPやSCMを置き換えるものではなく、それらを補完するという位置づけとなる。

 「ILOG LogicNet Plus XE」は工場や流通網をどこに配置するか、その製品はどこで製造するべきかといった戦略的意思決定支援ツールを最適化する製品。M&Aの発生した際、年単位、四半期単位など長期的な製造計画作成に役立つという。「ILOG Investory Analyst」は、原材料、中間財、最終製品のそれぞれをいったいどこにおくべきかを最適化する在庫管理製品。「ILOG Plant PowerOps」では短期の工場生産計画、日常的にどの機械をどこで使うのかといったことを計画的に考えることができる。

 「単純なポリシー設定だけでは、複雑化していくビジネス環境やコストを管理して適切な意思決定が行えない」「在庫をどこに持ち、いつの時点で出荷したり、さらにそれをどのタイミングで注文に応じて提供する形にしていくのかを最適化できる」(会長兼CEO ピエール・ハーレン氏)。

 日本においては、特に自動車業界やハイテク業界において、アジアやグローバルで展開するSCMの再構築という分野のほか、「わずかなコスト増で二酸化炭素の排出量を(費用対効果的に)大幅な削減ができるような最適化を行えた事例もあった」(ピエール・ハーレン氏)として、日本国政府によるCO2削減規制に対する「コスト」と「CO2排出」の最適化に商機を見出す。初年度は10件3億円の売上を見込む。

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