- 2025/08/26 掲載
過去20年間で8850減……失われた“あの場所”がNVIDIA GPU活用のデータセンターに
廃校活用で広がるGPU拠点、地方創生と低コストAI計算を両立
文部科学省によると、2004年度から2023年度までに全国で累計8850校が廃校となり、そのうち約1500校は活用用途が決まっていない。ハイレゾは、こうした休眠資産を活用する形で玄海町データセンターを整備した。床面積は約2089㎡で、NVIDIA RTX A4000を120台格納。AIや画像生成に必要な高性能GPUを提供する。既存施設を改装することで、建設コストと工期を大幅に圧縮。結果として、同社のGPUクラウド「GPUSOROBAN」を低コストで提供できる体制を整えた。自治体にとっては廃校活用による地域経済への波及効果も期待される。
ハイレゾは2019年に石川県志賀町で事業を開始し、2022年には志賀町第2データセンターを、2024年には香川県高松市に中四国初のGPU専用データセンターを開設した。2026年には香川県綾川町の廃校を利用した新拠点も計画している。
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