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- 2026/02/16 掲載
Spotifyエンジニア「12月以降コードを書いていない」ことが判明
通勤中にclaudeに指示、出勤後に確認実装。エンジニアの役割はコードの記述から、AIが生成した成果物の監督へ
通勤中にコード生成の指示、出勤時には実装が完了済み
決算説明会での報告によると、SpotifyはAnthropic社のAIモデル「Claude」を活用した社内システム「Honk」を導入し、開発プロセスを大幅に自動化している。セーデルストロム氏は具体的な事例として、エンジニアが通勤中にスマートフォンからSlack経由で「Honk」に指示を出し、バグ修正や新機能の実装を行っている状況を紹介した。AIがコードを生成し、エンジニアがモバイル端末上で確認した後、オフィスに到着する前に本番環境へデプロイ(展開)することが可能になっている。この開発体制の移行により、Spotifyでは製品開発のスピードが劇的に向上した。2025年だけで50以上の新機能やアップデートをリリースしており、その中にはAIを活用したプレイリスト作成機能や、オーディオブック向けの「Page Match」などが含まれる。セーデルストロム氏は「最も経験豊富なエンジニアたちは、12月以降、一行もコードを書いていない」と述べ、彼らの業務が「コードを書くこと」から「AIの出力をレビューし、アーキテクチャを設計すること」へシフトしたと説明した。
また、同社はAI戦略における競争優位性として、独自のデータセットの存在を強調している。音楽やポッドキャストに対するユーザーの嗜好(しこう)は主観的であり、事実に基づいた一般的なデータとは異なるため、競合他社のAIモデルが容易に模倣できない資産となっているという。
AI生成コンテンツへの対応については、アーティストやレーベルがAIの使用をメタデータに明記できる仕組みを整える一方で、AIによるスパムコンテンツの監視を継続する方針を示している。
1年かかっていた開発が1時間で完了?AIによる開発サイクル爆速化
AI技術の進化により、ソフトウェア開発の現場でエンジニアの役割が劇的に変化している。AnthropicやOpenAIでは、エンジニアが手動でコードを書く業務から離れ、AIが生成した成果物を監督・判断する「オーケストレーター(指揮者)」へとシフトし始めた。さらに、AI自身が次世代のAIを開発する「再帰的自己改善」の実用化が進み、開発速度と品質の定義が根底から覆されつつある。
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