大日本印刷は、静岡銀行向けにICタグを使った「書類管理システム」を開発したと発表した。
今回の発表によると同社は、静岡銀行のグループ会社で各種事務処理業務を行う静銀ビジネスクリエイトの協力を得て、バーコードとICタグを用いて、伝票や帳票などの書類の貸出や返却、保管、廃棄などを確実に行うことで業務効率化と情報漏えい防止を実現する「書類管理システム」を開発。このシステムは、2008年12月より、静銀ビジネスクリエイト中央物流センター(静岡市)で、本格運用を開始した。
今後大日本印刷では、多くの重要書類を取り扱う銀行をはじめとした金融機関に向けて販促を行い、2010年度までに5億円の売上を目指す方針だ。