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- 2009/01/16 掲載
DAS、FC-SAN、NAS、IP-SANの仕組みと違い
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DASは過去のものか
DASが過去のものであり消え去る運命にあるかというと、そういう訳でもない。DASは高速I/Oが可能であり、導入コストも比較的安価だ。スーパーコンピュータなど、限られた量のデータに対して繰り返し高速処理を行うような場合には、今でもDASが最適解であろう(素データや処理結果をどこにしまっておくのかはまた別の問題だが)。また、今やDASといっても、SCSI接続とは限らない。FC(Fibre Channel)プロトコルやiSCSIでサーバとストレージを直接接続することもできる。ただし、サーバの台数が増えデータ容量が増大してくると、拡張性の欠如、冗長性の低さ、運用管理性の低さといったDASの欠点が目に付きだす。こうしたDASの欠点を解決するのが、シリアルプロトコルであるFCプロトコルの特性を活かしたFC-SANである。
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