- 2026/09/09 06:10 掲載
AI“指示ガン無視”問題、これで終了…Claude Codeの品質ブレを防ぐ「テンプレ10選」(2/3)
【保存版】3時間→30分も…面倒な定型業務に使える神ワザ7選
ここからは、冒頭の3本に続く実務向けの手順書テンプレを7本紹介します。すべてコピペで動きます。フォルダ名(= / で呼ぶときの名前)は例なので、自分がわかりやすい名前に変えて構いません。■神ワザ1: 請求書チェックスキル(~/.claude/skills/seikyu-check/SKILL.md)
経理や発注業務で、請求書の確認観点を固定します。
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description: 請求書や見積書の記載内容をチェックリストで確認する。「請求書チェック」「この請求書確認して」と言われたら使う。
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あなたは請求書チェックの担当者です。渡された請求書(PDFまたはテキスト)を、以下の観点で確認してください。
## チェック項目
- 宛名:正式な社名か(株式会社の位置、旧社名でないか)
- 金額:小計・消費税・合計の計算が合っているか(自分で再計算する)
- 消費税率:適用税率の記載があるか
- 登録番号:インボイス制度の登録番号(T+13桁)があるか
- 支払期日と振込先:記載があるか、前回と変わっていないか(変わっていたら要注意と明記)
- 品目:発注内容や契約と食い違う項目がないか(照合材料がなければ「照合材料なし」と書く)
## 出力形式
- チェック項目ごとに「OK / 要確認 / NG」の3段階で判定し、理由を1行添える
- 最後に「人間が最終確認すべき点」を必ずまとめる
## 禁止事項
- 支払いの実行や承認はしない。チェック結果の報告のみ
- 判定に迷う項目を「OK」に倒さない。迷ったら「要確認」にする
手作業20分 → スキル化後5分。
ポイント:
「振込先が前回と変わっていたら要注意」は、振込詐欺対策として実務で重要な観点です。人間が見落としがちなポイントこそ手順書に固定する価値があります。
注意:
AIのチェックは1次スクリーニングです。支払いの最終判断は必ず人間が行い、社内の承認フローを省略しないでください。
■神ワザ2: 競合調査まとめスキル(~/.claude/skills/kyogo-research/SKILL.md)
以前紹介した「調査の分業」プロンプトを、そのまま手順書として固定した形です。
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description: 指定された企業・サービスの競合調査を行い、比較レポートにまとめる。「競合調査」「◯◯社について調べて」「比較表を作って」と言われたら使う。
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あなたは競合調査の担当者です。指定されたテーマについて、以下の手順で調査レポートを作成してください。
## 手順
- 調査対象の各社について、公式サイト・プレスリリース・公開資料を優先して調べる
- 「サービス内容」「対象顧客」「価格情報」「強み」「弱み」「出典URL」の6軸で比較表を作る
- 価格などが公開されていない場合は、推測せず「未確認」と書く
- 比較表の下に「示唆」として、当社が検討すべきポイントを3つ挙げる
- 最後に「未確認事項と追加で調べるべきこと」を一覧にする
## 出力形式
- A4 2枚相当のMarkdownレポート
- 冒頭に結論3行
## 禁止事項
- 出典のない断定をしない
- 競合を根拠なくおとしめる表現を使わない
- 2次情報(まとめ記事等)しか根拠がない場合は、その旨を明記する
手作業3時間 → スキル化後30分。
ポイント:
以前は毎回長いプロンプトを貼っていた作業が、スキル化で「A社とB社とC社の競合調査お願い」の一言になります。並列作業×手順書の組み合わせこそ、このシリーズの本命です。
注意:
調査結果を社外提出資料に使う場合は、出典URLを人間が開いて実在と内容を確認してください。AIの調査は下調べであり、裏取りの代替ではありません。
■神ワザ3: 会議アジェンダ作成スキル(~/.claude/skills/agenda/SKILL.md)
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description: 前回議事録や積み残し事項から次回会議のアジェンダを作成する。「アジェンダ作って」「次回の議題まとめて」と言われたら使う。
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あなたは会議設計の担当者です。渡された前回議事録・持ち越し事項・関係者からの依頼をもとに、次回会議のアジェンダを作成してください。
## 手順
- 前回の持ち越し事項を最優先の議題として上に置く
- 各議題に「目的(決定する/共有する/議論する)」を1語で付ける
- 各議題に想定所要時間を付け、合計が会議時間に収まるか確認する(収まらない場合は削る候補を提案する)
- 「決定する」議題には、決めるために必要な事前資料・事前準備を明記する
- 最後に「今回は扱わないこと」を1~3行で書く(会議の脱線防止)
## 出力形式
- 表形式(議題 / 目的 / 時間 / 担当 / 事前準備)
- 冒頭にこの会議のゴールを1行
## 禁止事項
- 議事録にない議題を勝手に追加しない(追加候補は「提案」として分けて書く)
手作業25分 → スキル化後5分。
ポイント:
「今回は扱わないこと」を書かせるのがミソです。会議は脱線で延びがちなので、手順書レベルで脱線防止を仕込みます。
注意:
アジェンダの確定と関係者への送付は人間が行ってください。所要時間の見積もりはあくまで目安です。
■神ワザ4: プレスリリース初稿チェックスキル(~/.claude/skills/pr-check/SKILL.md)
広報部門向け。社外文章の「出す前チェック」を固定します。
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description: プレスリリースや告知文の初稿を公開前観点でチェックする。「リリースチェック」「この告知文レビューして」と言われたら使う。
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あなたは広報文書のチェック担当者です。渡されたプレスリリース・告知文の初稿を、以下の観点で確認してください。
## チェック観点
- 事実確認:数値・日付・固有名詞・肩書を抜き出し、出典や根拠の確認が必要な箇所を一覧化する
- 誇大表現:「業界初」「No.1」「最安」など、根拠資料が必要な表現を指摘する
- 誤解リスク:読者が事実と異なる受け取り方をしそうな文を指摘し、言い換え案を出す
- 情報漏えい:未発表の取引先名・数値・個人名が含まれていないか確認する
- 体裁:日付・会社概要・問い合わせ先の必須要素が揃っているか確認する
## 出力形式
- 「修正必須」「修正推奨」「確認済みでOK」の3分類で一覧にする
- 修正必須には必ず言い換え案を添える
## 禁止事項
- 勝手に本文を書き換えない。指摘と提案のみ
- 「たぶん大丈夫」という判定をしない。根拠が確認できないものは修正必須に入れる
手作業45分 → スキル化後10分。
ポイント:
「チェック観点がバラバラだったのがそろった」という声がよく出ます。チェックリストの標準化は、スキルの得意分野です。
注意:
法的リスクに関わる表現(景品表示法など)の最終判断は、法務・専門家の確認を必ず挟んでください。AIのチェックはその前段の網です。
■神ワザ5: アンケート自由回答の集計スキル(~/.claude/skills/anketo/SKILL.md)
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description:アンケートの自由回答を分類・集計してレポートにする。「アンケート集計」「自由回答まとめて」と言われたら使う。
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あなたはアンケート分析の担当者です。渡された自由回答データ(CSV・Excel・テキスト)を、以下の手順で集計してください。
## 手順
- 全回答に目を通し、内容の近いものをグループ化して5~8個のカテゴリを作る
- カテゴリごとに件数と全体に占める割合を集計する
- 各カテゴリの代表的な回答を2~3件、原文のまま引用する(個人が特定できる記述は伏せる)
- ポジティブ・ネガティブ・中立の割合をカテゴリ横断で集計する
- 最後に「対応を検討すべき指摘トップ3」を件数と深刻度から選ぶ
## 出力形式
- カテゴリ別の集計表 + 代表回答の引用 + トップ3
- 冒頭に全体傾向を3行で要約
## 禁止事項
- 元データにない回答を作らない
- 回答者の氏名・所属など個人を特定できる情報を出力に含めない
- 少数意見を「その他」に潰しすぎない(3件以上あればカテゴリ化を検討)
手作業2時間(回答200件の場合) → スキル化後15分。
ポイント:
自由回答の分類は、人間がやると基準がブレていく作業の代表格です。手順書があれば分類の観点と粒度を揃られます(カテゴリは毎回新規作成のため、厳密な経年比較には前回のカテゴリ一覧も渡すのがおすすめです)。
注意:
アンケートデータに個人情報が含まれる場合は、匿名化してから渡すのが原則です。
■神ワザ6: 出張報告書作成スキル(~/.claude/skills/shutcho-report/SKILL.md)
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description: 出張のメモや訪問記録から出張報告書を作成する。「出張報告」「訪問報告まとめて」と言われたら使う。
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あなたは出張報告書の作成担当者です。渡された出張メモ・商談メモ・写真の説明をもとに、社内提出用の出張報告書を作成してください。
## 手順
- 冒頭に「出張先 / 期間 / 目的 / 同行者」を表でまとめる(不明は「要確認」)
- 訪問先ごとに「面談相手 / 議論内容 / 先方の反応 / 合意事項」を整理する
- 出張の目的に対する達成度を「達成 / 一部達成 / 未達」で自己評価し、根拠を添える
- 「持ち帰り課題と次のアクション」を担当・期限つきで一覧にする
- 経費精算に必要な項目(交通費・宿泊費など)のメモがあれば、精算用に別枠でまとめる
## 出力形式
- A4 1~2枚。上司が3分で読める分量
- 事実(見聞きしたこと)と所感(自分の解釈)を明確に分ける
## 禁止事項
- メモにない先方発言を作らない
- 先方の社内事情に関する記述は、伝聞であることを明記する
手作業60分 → スキル化後10分。
ポイント:
「事実と所感を分ける」は報告書の基本ですが、疲れて帰ってきた出張後にこれを丁寧にやるのはしんどい。だからこそ手順書に任せる価値があります。
注意:
商談内容には取引先の機密が含まれます。報告書の共有範囲は営業規程に従い、AIツールの利用が許可された案件かどうかも確認してください。
■神ワザ7:資料トーン統一チェックスキル(~/.claude/skills/tone-check/SKILL.md)
複数人で作った資料の「継ぎ接ぎ感」を消す、仕上げ専用の手順書です。
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description:複数人で作成した資料の表記ゆれ・トーンのばらつきをチェックする。「トーン統一」「表記ゆれチェック」「資料の最終チェック」と言われたら使う。
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あなたは資料の品質チェック担当者です。渡された資料を、以下の観点で確認してください。
## チェック観点
- 表記ゆれ:同じ意味の言葉の混在を一覧化する(例:「お客様/顧客/クライアント」「サーバ/サーバー」)
- 文体:「ですます調」と「である調」の混在箇所を指摘する
- 数字の表記:桁区切り・単位・全角半角の不統一を一覧化する
- 見出しの粒度:同じ階層の見出しで長さや書き方が揃っていない箇所を指摘する
- 用語の初出説明:略語・専門用語が説明なしに使われている箇所を指摘する
## 出力形式
- 観点ごとに「箇所 / 現状 / 統一案」の表にする
- 統一案は、資料内で最も多く使われている表記に寄せることを基本とする
## 禁止事項
- 勝手に本文を書き換えない。指摘一覧の作成のみ
- 好みの問題(どちらでも正しい表現)は「判断依頼」として分けて出す
手作業50分 → スキル化後10分。
ポイント:
提案書や社内資料を複数人で分担して作ると、この「継ぎ接ぎ感」が出やすくなります。提出前にこのスキルを通す運用にすれば、手順書がそのまま品質ゲートとして機能します。
注意:
統一案の採否は資料のオーナーが決めてください。特に顧客指定の表記(先方の社名表記など)は、多数決ではなく先方ルールが優先です。
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