• 2026/08/23 19:00 掲載

SlackがAIエージェントとチームで共同開発を行う新機能Slack Codeを発表

チームメンバーが同一の専用チャネル内で共同開発を行える新機能

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米Salesforce傘下のSlackは2026年8月20日、AIコーディングエージェントとチームメンバーが同一の専用チャネル内で共同開発を行える新機能Slack Codeの提供を開始した。ClaudeやDevinなどのAIエージェントを通常の会話から呼び出し、コードの生成やレビューや動作確認をチーム全体で共有しながら進めることができる。
 Slackが新たに提供を開始したSlack Codeは、これまで開発者個人とAIエージェントの間で閉じていたコーディング作業を、チーム全体のオープンなコラボレーション空間へと拡張する機能である。対応エージェントはローンチ時点でAnthropicのClaude、Cognition AIのDevin、GitHub Copilot、Vercelエージェントの4種類であり、OpenAIのChatGPTも近日中に対応が予定されている。本機能はすべてのプランで追加費用なしに利用可能であるが、各AIエージェントのアカウントやライセンスはユーザー側で別途用意する必要がある。

 開発の起点は通常のチャネルやダイレクトメッセージでのAIエージェントへのメンションである。ユーザーがバグ修正や新機能の実装などを依頼すると、タスク専用の一時的なコードチャネルが自動生成され、元の会話の文脈や関連ファイルが引き継がれる。コードチャネルには通常のテキストメッセージ領域に加えて専用タブが展開される。このタブを通じてエージェントが提案するコードの変更差分をリアルタイムで確認できるほか、設計ドキュメントの閲覧や、静的HTMLファイルを用いたプロトタイプのライブ動作検証が可能となっている。

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【図版付き記事はこちら】AIコーディングエージェントとチームが共同作業を行うための新機能「Slack Code」を発表(画像:ビジネス+IT)
 エンジニアだけでなく非技術系のメンバーも開発プロセスに参加しやすくなり、提示されたコードの特定の行に直接コメントを挿入したりエージェントの動作を一時停止させたりすることができる。本番環境へのコードのマージなど重大な操作については、必ずチャネル内の人間による最終承認を経る仕組みが組み込まれている。タスクが完了するとコードチャネルは自動的にアーカイブされ、記録は監査ログとして保存されるため、過去の意思決定プロセスやAIの操作履歴を後から検索して追跡することが可能である。

 セキュリティ面においてSlack Codeは、ワークスペースに設定されているエンタープライズキー管理やデータ損失防止などの既存のアクセス権限やセキュリティモデルをそのまま継承する。IT管理者は新たなセキュリティ設定を構築することなく、安全なAI開発環境を組織内に展開できる。

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